Ⅱ 低学年で覚えて欲しい学び方スキル 18 ノートのとり方 その6
1️⃣ 早く視写するときと、丁寧に視写するときの違いと方法を知る
【育て方】
これは、思考の柔軟性が弱い(固執性、こだわりがある)ことと関係しています。凸凹タイプの子どもは、多かれ少なかれこの特徴を持っています。
・一つのことを覚えたら、他のことを覚える気がない
・あることには、一つの方法しかないと思っている
・ある方法を覚えたら、それにこだわる
・いい方法があるのに、なぜもう一つの方法覚えないといけないのか
・一つの方法を覚えたのに、新しい方法を覚えるのは嫌だ。
「思考の柔軟性の弱さ」を緩める活動を、6歳までにたくさんやっておく必要があります。最も効果的な方法は、私がお勧めしている「覚えて」と「すみません」です。その結果「やりとり」ができたら、だいぶ緩んできた証拠です。
「やりとり」が成立したら、「同じことを、様々な方法でやってみること」が、「思考の柔軟性の弱さ」を緩める活動になります。
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