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Ⅰ 低学年で覚えて欲しい生活スキル      2 登校から、1時間目までの過ご し方 その3

2️⃣ チャイムが鳴るまで、教室で待機している。 【解説】 
  ・保健係による健康チェック
  ・教室内での自由遊び

 ここで1番難しいのは、先生がやってくるまで教室から出ていかないことです。凸凹タイプの子どもは、どうしてもうろうろしたくてお茶を飲んだり、廊下に出たり、トイレに行ったり、廊下で鬼ごっこしてたりしてしまいます。

 この時間は、片付けが終わったら椅子に座って待機する時間になっています。そのルールの範囲で自由に遊んでもいいのです。つまり、座って遊ぶことが育っていないということです。遊ぶのは構わないのです。でも、座って遊ぶのです。
 「座って楽しむスキル」を使うのは、何も学校だけではありません。レストランに食べに行ったときも、料理が出てくるまでは座って待っています。お医者さんに行っても、順番がくるまでは座って待っています。結構使うスキルなのです。

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2️⃣ チャイムが鳴るまで、教室で待機している。 【育て方】 

 子どもが座って楽しめることは、4つあります。それぞれが、小学校では何につながるか書きます。

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