就職活動を終えての雑感ー2020卒から2021卒の皆さんへ
1.はじめ 2.自己分析 3.企業分析 4.SPIなどの試験 5.面接
1.はじめ
ここ数か月間、更新を怠っていましたが、大学生にとっての唯一?? の大仕事就職活動にいそしんでいました。
がっ、この度無事、就職活動を終えたのでその雑感をお伝えします。
僕は、元国有企業を2社、地方銀行を4社、小売りを1社受験しました。したがって、IT系や商社などなど、受けていない業界も多いので参考にならない方は、ごめんなさい。 まず、実感としてあるのは、内定のカギは「対応力」「話のネタ」「熱意」「最低限のマナー」だと思います。
2.自己分析
はい、自己分析です。「まあ、めんどくせーな」と思ったり、「ちょっと恥ずかしいな」と思ったりで、やりたくない作業のうちの一つです。自己肯定感が低い人にとってはまじで苦行。
「自分のいいところを探し、ベテラン人事や役員の前で雄弁に語り、理解してもらう」考えただけで吐きそうになります。乾いたぞうきんをぎゅうぎゅうに絞るような作業と感じる人もいるかもしれません。
でも、大丈夫。この二つで乗り切りました。
まず、1つ目。
東洋経済が出している『新卒採用基準』¥1800 W/O tax
この本の中で、「社会人基礎能力」についての記述があります。
そう、まさにこれ。「社会人基礎能力」は、職場で仕事をするうえで欠かすことのできない力のことで、経済産業省がまとめ上げたものです。
具体的には、12の要素に分かれています。「主体性」「働きかけ力」「実行力」「課題発見力」「計画力」「創造力」「発信力」「傾聴力」「柔軟性」「情況把握力」「規律性」「ストレスコントロール力」の12個です。
実際に、本をしっかり読んで、自分の思い出や経験と結び付けてまとめておけばOKです。
もちろん当てはまる項目がなくてもOK。自分は12個中、5項目しか当てはまらなかったです。あとは、企業が提示してくる(場合もある)「求める人物像」に照らし合わせ、語れるほどのエピソードができればOKだと思います。
そして、2つ目。
それは、友達からなどの評価です。
色々あると思います。「聞き上手」と言われれば「傾聴力」に結びつくし、友達や知り合いに聞いてみて「周りの人からどう見られているか」をうまく自分の性格や社会人基礎能力と結び付ければよいと思います。
そもそも、適性検査等で、ある程度、面接官や人事部は性格や業務への向き不向きを把握していると思います。また、ESや面接時の雰囲気からも受験者の人となりをある程度、把握できると思います。
難しいことやびっくりエピソードは、求められていないと思います。
要は、「自分を把握している」→「自分の強みと企業への貢献を結び付けられている」→「企業で働くイメージができている」
これが、しっかり考えられているなということが伝わればOKだと思います。
3.企業分析
これは、まじで大事。これが不十分なのは、埼玉スタジアムで浦和レッズと対決するくらい不利です。
企業側からしても、自分たちのことがよく分かってないやつはできる限り取りたくないと思います。
こんなことを偉そうに言っていますが、
実は、
自分とは縁もゆかりもない県にある、某地銀に企業分析もほとんどせずに突っ込み、唯一の敗北を喫しました。
なので、企業分析はマジで重要です。
基本的には、「パンフレットやHP」でしっかり分析しましょう。ほかにも業界内の序列や展望も併せてやっておくといいと思います。あと、受験企業に関係するようなニュースもチェックしておくといいと思います。また、「中期経営計画」「長期経営計画」は、逆質問で使うといいと思います。
1.基本情報(簡単な歴史、資本金、売上高、経営理念など)
2.事業について(どんな仕事?、だれに対して?、将来性など)
3.ニュース
4.業界(序列、展望、課題など)
5.企業のビジョン(経営計画)
僕は、この5項目についてノートにまとめまくってました。
余談ですが、インターンシップや座談会参加の有無は、選考にあまり関係がない気がしました。
しかし、「インターンで〇〇業務を体験して~」とか「座談会で〇〇さんが〇〇と話しているのを聞いて~」など話のネタになると思いますし、志望度の高さアピールにもなると思いますので、行って損はないと思います。
4.SPIなどの試験
受験の感想は、SPI参考書よりも本番のほうが簡単。でした。人によって問題違うみたいだしたまたまかな?
自宅のパソコンでやる、WEBテストのほうが難しかったです。で、あれ、電卓使用不可、スマホ使用不可のようですが、きっとみんな普通に電卓、スマホ使ってますよね??
まあ、そんなに気負わなくて、大丈夫。
でも、一周は対策本やっておいて損はないかもしれません。
僕は、途中で解くのをやめました。0.5周はノートにやって、メルカリで売りました。
割合、分数計算が危うい人は、別ですが。まあ、普通の大学生なら解けると思います。
疲れたので、面接については次回書きます。