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自転車 九州・沖縄旅 15〜鹿児島-那覇 フェリー②

15日目。2018年3月21日水曜日。

昨日の夜、鹿児島を出港しました。

えー。何時に寝たかもわからないし、何時に起きたかも分からない。

ひどい揺れ。にぶい揺れ。つらいつらい。

こんな狭いスペースなんです。

まるで、罰を受けているかのように、船酔いに耐えます。

朝、なんとか弁当を食べます。

今回の時化の影響で、売店、レストラン共に、営業時間が限られます。

加えて、海の上は、電波が悪いのでスマホは使いもんにならないのです。

船にWIFIは、付いていますが、接続が悪いので
やることといったら、読書くらいなんです。

あいにくの天気で、景色もへったくれもありません。

やることは、読書しか無いんです。

でも、ものすごく揺れるので、

「酔いそう、酔いそう」

と考えてしまいます。

本当は、酔ってないのにも関わらず読書を中断します。

おそらく、続けていたらアウトでした。

だからひたすら、音楽聴きながら横になります。ひたすら。

この間の島原-熊本間フェリーは、全く揺れなかったので、完全に油断していました。

しかし、島原-熊本間は湾内だけだから、全く揺れなかったけど

今回は、外海に出るので、そりゃ揺れます。

○沖永良部島

寝ててもなんでも、無理なものは、むりです。

荷物の積み下ろし、人の乗り降りで、各島に30分ほど停泊します。

この隙に、コーラと酔い止めを買います。
これで、あと8時間くらい頑張ります。

特に、徳之島から沖永良部島そして、与論島の間が、めっちゃくちゃ揺れました。

あの、鈍い揺れ。ふっと浮く感じ。
船独特の揺れ。

うん。無理です。

しかも、
「時化の影響で、与論島は通過します」
というアナウンス。
これだけ、荒れているということですね。

漁師には、海の男には絶対になれませんね。

あとで調べるとこの航路は、もともとめっちゃ揺れるそうです。

加えて
天候不良による時化。
そりゃ、生きた心地はしないわけですよね。

でも、
完全に酔ったわけではなく、ギリギリ「酔いそう」で済んだので下船後、すぐ回復しました。

もう乗りたくない。

気づきとしては
1.横向で寝転がるとかなりラク
2.揺れのリズムを捉えて、それに合わせて呼吸するとかなりラク
3.シャワーは、出港前に済ますべき
4.コーラは酔いに効く
5.音楽で乗り切れる

そして、なんと1時間15分遅れで那覇港到着です。

26時間15分の長旅でした。
疲れました。本当に。

ホテルは、港の近くです。
1日以上、揺れにさらされていたからか、ずっと揺れてるような感覚です。
とても気分が悪いです。

奄美諸島や、沖永良部島などに用がない限り、ちょっと値段が張っても飛行機がオススメです。

-サイコン記録(19,20,21日分)-
走行時間:0:44:40
走行距離:9.27
平均速度:12.4
最高速度:30.9
消費カロリー:94
累計走行距離:1119.67km