あなたは差別主義者

〜記事を読んでくださった皆様への感謝のご挨拶、そして2つのお願いごと。〜

◆感謝のご挨拶

記事を読んでくださった皆様、有難うございました。

歌舞伎町キャバクラから起業家に。「投資するからホテルに行こ」女性取り巻くセクハラ環境を変えたい|BUSINESS INSIDER https://www.businessinsider.jp/post-195268

公開後、100通以上の応援のメッセージ、200名を超える新規のご登録(記事内にリンクを貼っていないにもかかわらず!)数えきれないお問い合わせを頂きました。こんなに一度に多くのご連絡を頂いたのは人生ではじめてでした。有難うございます。

公開前までは9割型否定的な声をが届くであろうことを想定しておりましたが、そんな予想とは裏腹に、朝起きて自分の受信ボックスに溢れていたのは
「私もこんな経験をして…とても共感しました。応援しています」
「なにかあったらいつでも相談してほしい」
「出来ることがあれば手伝うよ」

そんな暖かいメッセージばかりでした。思わず...涙が溢れて止まりませんでした。時代は少しずつ変わっているのだと、皆様の声からひしと感じることが出来ました。嬉しいです。本当に有難うございます。

皆様と一緒に、自分たちの生きるこの毎日を、昨日より少しでもより良くできるよう今後も精進して参ります。

◆2つのお願いごと

さて、記事を読まれた皆様はどんな事をお考えになったでしょうか。
 ・わかる!!!自分も似たような経験が...
 ・この時代にそんな人がいるのか!ゆるせない!
 ・自分の生きる世界線とは違う。身近な人にそんな人はいない。

様々おありになると思いますが、ここで私からひとつ皆様にお願いごとがございます。

ひとつめのお願い

もしよろしければ今一度
 ・自分自身も誰かを差別していないか考えてみてほしい
 ・それを友人知人家族など近しい人と話してみてほしい

のです。この記事が材料になって、皆さまの中にある「当たり前」だと思っていたことに少しだけ疑いの視点が加わるとしたら、これ以上嬉しいことはありません。そんなひとりひとりの意識の変化が、たとえ劇的ではなくとも、日々の景色をかえてくれるのだとそう信じています。

「人は誰しも、自分の生きてきた中で触れてきた情報を当たり前だ」と考えるようです(もちろん自分もそのひとりです)。だけどその「当たり前」の押し付けや、またその自分の「当たり前」を疑わない姿勢こそが、知らず知らずのうちに誰かを傷つけそれは差別と呼ばれるものになる。
「差別はいけないこと」という認識は小さな頃からなんども耳にしてきたように思いますが、本当になくすべきは「差別をないものとし、自分の認識を疑わない傲慢な姿勢」なのではないでしょうか。
タイトルにあるよう「あなたは差別主義者」であり、同時にやはり「私も差別主義者」であることを、ずっと忘れずにいたいと思います。

(また
・自分はされたことがない
という方。それはとても素晴らしいことだと思います。きっとあなたの日頃の努力の賜物かもしれません。もしくは、環境やコミュニティに守られているのかもしれません。或いは双方かもしれない。いずれにせよ、素晴らしい事にかわりはありません。明日もあなたがそのまま健やかに過ごせることを切に願います。(嫌味ではなくて、本当にそう思います))

ふたつめのお願いごと

こちらは心の底からの宣伝です。
いま自分たちの生きる日々のために「小さい、しかし勇気のある一歩」を重ね続けている方々がいらっしゃいます。

公開後もっとも多く頂いた
「ビスケットに登録したけど、ユーザー一覧がない!」
「ビスケットユーザーさんを応援したい!」

という声にお応えし、ビスケットユーザーさん一覧画面を実装させて頂きました。--上記リンクからどうぞ👆👆👆👆👆👆👆👆👆--

・日本を性教育先進国にするために「性教育トイレットペーパー」を作る23歳貧困学生。
・日本茶をデザインし、より魅力的な存在に変換するTea designer
・大学の卒業研究やら少年サッカーの指導、JASPというジュニアアスリートを支援する団体の運営する大学四年生。

様々な方がいらっしゃいます。もしよろしければ、ご共感頂いたどなたかにビスケットを送ってみてください。あなたの送ったそのビスケットが、きっと、世界を昨日よりもほんの少しだけより良くしてくれるはずだと、信じてやみません。

素敵な出会いがあることを、心からお祈りしております。

このたびは本当に有難うございました。
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします!


追伸

ニシブさん
今回は記事を書いて頂きありがとうございました。こんなにもたくさんの暖かな声を頂けたのは、センシティブな内容にもかかわらず臆することなく誰も傷つけることなく、勇敢に筆をとって頂いたニシブさんのお陰です。自分自身もこの記事を公開することで「もしかしたら世界は少しずつ変わるのかもしれない」と希望を感じとることができました。
ニシブさんにお願い出来てよかったです。本当にありがとうございました。今後も、働き生きる者同士として、仲良くして頂けますと嬉しいです。引き続き、よろしくお願いいたします。
https://twitter.com/marie_nsb

日経doorsでのニシブさんの連載
https://doors.nikkei.com/atcl/column/19/021300050/


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