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スモールステップ大切やわ~ 語学教育

神戸の友人っていっても実際にあったことは1度もなく、パンデミックの頃からのon-lineつながりなのですが…尊敬する岩田慶子さんの記事から大いに学び刺激を受ける週明けです。

オーセンティック=生のことば

そう。教室にネイティブが来るだけで学習者の意欲はマックスに近いところまで高まります。ALT:Assistant Langage Teacerの運用は自治体により
・常駐or訪問、または拠点校に常駐で複数校掛持ち
・雇用形態も文科省派遣、教育委員会の直接雇用、派遣会社雇用で教委が契約
などなど。
横浜市当たりでは市の教育委員会で指導主事助手として外国語話者を雇用し、各学校のALTを束ねたりもしているようです。

教員の資質とTTでの意思疎通は必須

1980年頃から公立学校でも始まった外国人指導助手、今はALTと呼びますが,T1になる日本人英語教員がT2のネイティブ教員を授業内で、さらには1年間のカリキュラムを通してどの場面で何を狙って活躍してもらうかが肝になります。計画と打ち合わせ、阿吽の呼吸がよい授業を作ります。昨今は留学経験などから、ネイティブ並みの語学力を持つ英語教員も増え「自分でやった方がいいわ~」「〇〇先生の英語の方がネイティブの先生よりきれいやわ~」みたいなこともありますよね。

グループ学習の効果

岩田慶子先生のアンケート結果ではリテリングでのグループ活動での成果が検証されています。そうなんです、1週間に3回ぐらいしか来ない英語教員より、1日5-6時間+放課後までも一緒に過ごすクラスメートとのグループ学習の方が効果は上がるとあちらこちらの論文でもすでに謳われていますね。
・グループを英語科の授業だけにするのか
・学年協働で生活班を授業班にも使うのか
悩ましいところです。

アシスタントでないネイティブとして

この記事から「スモールステップ」は大切やわ~と深く反省しました。1週間に1度の講座を担当し「もう大学生だから」「日本語を専門に学んでいる教育学科なんだから」などの思い込みで一足飛びに高い要求をしてきた自分の授業を顧みつつ、ラマダン明けから始まる学年末に向けた7回の授業の再構成をしてみます。

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