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不登校ではないけれど、ほぼ不登校のお子様が多い現状を考える。

こんにちは。不登校専門カウンセラー小川さくらです。

先日、10年ぶりに友人と、会いました。

「仕事は何してるの」と言われ、不登校専門カウンセラーの名刺を渡したら、連絡がありました。

友人で、20代半ばの子どもを持つ親御さんがいる。お子様は、不登校から、そのまま働いていない。  

何か力になってあげられないか、と考えていたから、私がカウンセラーと知って、思い切って連絡をした。

20歳過ぎているから、不登校ではないから、違うかもしれないけれど、と、言われた。

実は、今、そのご相談が、多い。

学校を卒業してから、どこにも相談できていない。と聞くと複雑です。

不登校は、相談場所がある。

しかし、学校を卒業したあとは、話す相手がいない。親は孤独。
 
子どもには未来がある。諦めてはいけない。そして、親は一人で抱えないでほしい。

今。不登校は多い。

昔は、親が、無理やり学校に行かせることもあったから、とことん休めばいいと、言ってきた。

今は、休んでいい風潮に変わってきた。だから、学校は休ませてもいい。と思う親が多い。

休ませても、「見守りが大事」なのは、変わりがない。

昔以上に、「家庭で休む間にどう見守るか」は大事になる。

見守り方次第で、不登校は終わります。 

反面、休むのが当たり前になって、学齢が終わるお子さまも、いる。

学校が、必ずしもゴールではない。と、思う。

でも、もし、学校に行けるなら、行けたほうがいい。

中学は卒業した。高校は卒業した。そこで止まってしまったら?

不安を、あおるわけではない。ただ、卒業だけに囚われないでほしい。

学歴だけではないことも、気づいてほしい。

とことんエネルギーを溜めれば、子どもは誰でも、動く。信じている。

不登校が多い、と社会問題になっている今。

近い未来、不登校が一人でも、減っていてほしいと、切に願います。

不登校、誰でも終わります。きっと大丈夫!

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