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夢かまことか…

《100日ブログの会 第8期 14/100》

何故かずっと
頭の片隅にあって離れない
幼少の思い出ってありませんか?

私にはいくつかあって
今日はそのうちの1つを…


私には4歳離れた妹
更にその下に年子の妹がいます

ですので
妹が生まれる度に
親戚の家に預けられてました


よく分からないまま
連れていかれ
1人で親戚の家に
しばらく泊まるのは
やはり心細かったです…


このまま家族と離ればなれなのか?
もしかして捨てられたのか?
なんてことも
子供ながらに
真剣に
考えてたりしてました(笑)


親戚の家には
年の離れた従兄弟がいて
可愛がってくれてたんですけど

遊びになるとついていけず
大人しく1人で
部屋で遊んでた記憶があります


ある日
夕食の準備が出来たから
外で遊んでいる従兄弟を呼んできてー
と祖母に頼まれまして

意気揚々と家を飛び出し
従兄弟を探し回る私

しかしどこを探してもいないので
仕方なく戻ろうとして
勢いよく駆け出したその時


ズザザザーーーーッ



砂利の
それもゴツゴツした砂利が敷かれた
急な坂道のてっぺんで転んでしまい
そのまま顔で
滑り落ちちゃいました…

顔からいっちゃったので
もちろん血だらけ
手のひら、膝からも血が出てました


泣きながら
血まみれで帰ってきた私の姿に
腰を抜かすほど驚いてた祖母の顔は

今でも忘れられません…


そのあとは
家中、大人たちが大慌て

その様子に
ただならぬ空気を感じて

すっごいヤバイことを
やらかしたんだ私…

大人が驚いて
慌てる様子に私もびっくり

痛いよりびっくり!

大人をこんなにさせるなんて
私すごいことやったんだ

すごい、すごい、すごい…


私ってすごーい!(笑)


でもねその後
この件について
誰も一切話題にしないんです

親戚の子供を預かっておきながら
大怪我をさせてしまい…
申し訳なさなのか
気まずさなのか

大人の事情なのでしょうか?

それにしても
全然話題にしないなんて
おかしいですよね、変ですよね


顔に傷が1つも残ってないし…


もしかしたら
夢だったのかなぁ(笑)




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