即興試行_0001_過去と未来の整理

はじめに
ベルリンに住み始めてから、約1年が過ぎた。
こっちに住み始める前、いろいろ計画を建てて、準備していたけれど、良くも悪くも思うようにいかず、考える時間が多くなった。その結果、これから先のことに目を向けるようになった。それと同時に過去を振り返り、今まで行ってきたことにも目を向けるようになった。今だから立てる客観的な立場で過去の軌跡を整理していくと、自然と先の方向性も確度の高さを伴って、決まってくる感覚がある。

過去の整理
その中で、過去にやってきたこと、考えてきたことを整理して文章に残しておくのは良いことだなと思った。自分自身の流れが見えるというか、今、自分が立っている位置が見えてくるので、自分の状況を客観的に整理できる。また、これから時間が経過して、先の事を考えるようになった時、その記録を読めば、その地点に立ち帰れる。今の時点とその未来の地点での差異が分かり、その先の方向性を定める時のヒントにもなるような気がする。
そういうことに加えて、他の人にもこれまでの流れを知ってもらえる状態を作ることが良いことのように思えてきた。今までは直接会った人にだけそういう話はしていたけれど、ここから先のことを考えると、より多くの人に知ってもらえる方が、先のことがうまく進むような気がしてきた。

未来の方向
同時に、これから取り組んでいきたいことに関しても文章で残しておきたいと思うようになった。今までも将来的にやりたいことが自分の中ではあったのだけど、「今の社会でそれは難しいだろうなぁ」とか「まだ実力もないし、今の段階ではまだ言えないなぁ」などと、自分の中でそれを抑え込んでいたりして、なかなか公の場では言えずにいた。
けれども、そういうやりたいことや方向性を示しておくことで、自分の中だけで考えているより、より多くの人に応援してもらえる機会があることを知った。もちろん、同時に批判もあると思うんだけど。
ちなみに、その内容はまだ断片的で全体像が完璧に見えている訳ではない。けれども最初から完璧は無いので、今の段階でそれを文章化して記録しておくことに意味があると思えるようになってきた。

なので
とりあえず、「過去に取り組んできたこと」と「未来でやりたいこと」を文章にしていきたいと思う。