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雑司が谷散人の街道遊歩 0627

中山道 1日目-01 2018.12.29

2016年11月6日に東海道の旅をスタートして以来、日本橋を通ることは何度かあったが、街道歩きの旅としては2年ぶりに再びこの地へ立つこととなった。
およそ2年で東海道を歩き終え、今度は中山道の旅。
これから出会う様々な街道風景に思いを馳せ、改めて草津宿までの長丁場に挑む。

再びの日本橋

日本橋北詰東側に、日本橋魚市場発祥の地の碑が立つ。
日本橋魚河岸の発祥は、家康が江戸へ呼び寄せた佃村の漁民たちが、江戸城へ献上する以外の余った魚を日本橋の河岸で売ったことに始まるという。
関東大震災前の、築地の前身。

日本橋魚市場発祥の地の碑

日本橋北詰交差点から、中山道の道筋となる中央通りに目をやると、まず視界に入るのが、目の前の日本橋三越本店。
延宝元年創業の呉服店「越後屋」が起源。
三井財閥の名を示す「三越」の名は昭和3年から。

日本橋三越本店

日本橋三越本店は大正3年築。
日本初の百貨店建築。
当時は「スエズ運河以東最大の建築」といわれた。

日本橋三越本店

三越本店の並びに、三井本館。
昭和4年築。
米国ピッツバーグのメロン銀行本店がモデル。

三井本館

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