善津英治

初めまして。会社員をしながら日本史、未解決事件、暗号解読など世界中の超難問を片っ端から…

善津英治

初めまして。会社員をしながら日本史、未解決事件、暗号解読など世界中の超難問を片っ端から解いています。

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「関ヶ原の合戦」について

皆さん「関ヶ原の合戦」はご存じですよね?徳川家康率いる東軍が石田三成率いる西軍を破った戦い。朝鮮出兵で武断派と文治派が対立したのが発端。小早川秀秋がどちらに付くか迷い、家康の「問鉄砲」で東軍に付く決心をした......こんな所が有名ですよね。 実は、全部「嘘」です。 武断派と文治派なんてものは存在しなかったし、小早川秀秋はどちらに付くか迷ってなんかいません。すべて江戸時代に書かれた軍記物の作者達が想像で作り出したファンタジーなのです。それを明治時代になって大日本帝国陸軍参

    • 町田ゼルビアの敗戦。

      今回はJリーグの町田ゼルビアについて。J2からJ1に昇格して現在首位の町田ゼルビアが、天皇杯で筑波大学に敗北。試合後に黒田監督がラフプレーとマナーの悪さに激怒したと報じられました。 これに対して「いつも自分達がやってる事だろ」とSNSでは大ブーイングの嵐となっています。 町田と言えば僕の地元で、昨年J2の優勝パレードが行われた時にも町田駅にいました。すぐ近くの喫茶店で普通に原稿を書いてたので、パレード見なかったんですけどね。 元々サッカーとラグビーの起源は「街の中で敵の大

      • 給食とカジノと退職代行。

        大阪で小学校の給食が貧弱過ぎると、SNSで話題になっています。物価高の影響で「小さい唐揚げ3粒」「シュウマイ1個」の写真は、「食べ残した跡か?」と勘違いするくらい酷いです。 大阪は維新の会が政権を担ってから迷走が続いています。病院施設を次々に閉鎖し、カジノを作るのに大阪万博を利用したものの、ゴミ捨て場をムリヤリ会場にしたお陰で、メタンガスの爆発事故が発生。「安全じゃないので子供達を万博に招待しないで」と言われる始末。 「子供は宝」じゃなかったんですかね?ウクライナの武器費

        • 人生の点数について。

          「高校生活に点数を付けるなら何点ですか?」とテレビ番組で街の人々に質問したりします。それを見る度に「100点満点以外に無いのにな~」と思います。だけど「もっと勉強すれば良かった」「もっと友達作れば良かった」とか、「あんまり楽しくなかった」と不満の人が多いようで。 らせん階段は階段を進むとグルグル同じ場所を回りながら、上へ上へと登って行きます。人間の情報はDNAで祖父母→父母→自分→子→孫と受け継がれて行きますが、神様レベルに到達する為の壮大な物語。だからDNAはらせん構造な

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        「関ヶ原の合戦」について

          人生の本質とは/その1

          皆さんは「人生の本質」を把握されながら日々を暮らしていますでしょうか?今回は人生とは何ぞやについて、お話をしようと思います。ちなみにこの話は、精神世界や哲学を学びながら、僕が段々と気付いた内容になります。 人間の本体は「魂」と言う生命エネルギーの塊です。その魂が神様のレベルに到達する為に修行を積む。その修行場所がこの世界です。 最初はお母さんの子宮に入る小ささからスタートします。基本的に生存に必要な能力は既に備わった状態で産まれます。これが生存本能です。 生命エネルギー

          人生の本質とは/その1

          信長公の口調について。

          日本の歴史で最も有名で人気が高い人物と言えば、多くの人が「織田信長」と答えるでしょう。 天下統一まであと一歩まで行ったカリスマ性に加えて、桶狭間の戦いと本能寺の変と言うミステリアスな事件の主役だった事も、人気の要因でしょう。 んで、超有名人なので「信長の霊に会った」と主張する霊能力者さんが時々現れたりします。僕も戦国時代の研究をやる時に守護霊さんに「信長公を呼んで教えてよ」と無茶ぶりしたので、気持ちは判るのですが。 「あの信長の霊と繋がる事が出来る自分は凄いんだ」ってアピ

          信長公の口調について。

          有料記事について

          昨年有料設定(500円)した記事がありまして。今日その記事を購入して下さった方がいて驚きました。誠に有り難う御座います。 んで、記事を読み返してみたのですが、「もっと濃い内容にした方が良いな」と感じまして。 世界で僕だけしか知らない情報って、実は結構あります。謎解きをしたものの黙っているのは、公表すると大騒ぎになる可能性が高いからです。せっかく貴重なお金を出して下さったお礼に、コッソリ教えますね。 本文では「500円✕記事5本」と書いてましたが、お金儲けをしたいのでは無

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          日本人は戦争に向かない。

          世界中の軍隊で階級制が敷かれています。少尉は大佐の指示に従い、大佐は中将の指示に従うように教育されます。そうしないと、敵が攻めて来た時にはどこまで抵抗するのか判らず、バラバラに撤退して被害が大きくなる。組織の意思統一を図るのが目的です。 しかし、作戦にしろ兵器にしろ、兵隊の生存が第一優先です。米軍はとにかく頑丈な航空機を開発し、重量が重くなって馬力が必要になると、エンジンを大型化しました。「チョコレートが溶けて手が汚れる」と兵隊が文句を言えば、砂糖でコーティングしたチョコ(

          日本人は戦争に向かない。

          日本人の本性。

          YouTubeで人気動画にする方法論として、「日本人は凄い!」と礼賛する動画を推奨したりします。 日本人は謙虚で勤勉で優しくて……と世界に定着しているイメージは結構良いですが、そんなに単純な人達じゃありません。日本史研究を通して、僕が抱いた正直な感想は、「日本人って怖い」でした。まあ、自分もその一人になる訳ですが。 基本的に日本人は賢いです。そして熱狂的に支持をした後に、スパッと見限って、新しいモノに鞍替えます。 江戸時代は「お代官様~」とニギニギ揉み手をして従っていた

          日本人の本性。

          カタカナって何だ?

          日本人が当たり前の様に使っている日本語ですが、漢字・ひらがな・カタカナの3種類を使い分けています。漢字は中国大陸から輸入し、平安時代の頃からひらがなとカタカナも整備されました。 んで、よくよく考えると「カタカナって何?」となります。漢字を簡略化したものがひらがなです。文章では漢字とセットにして使います。 「おはようございます、ごきげんいかがですか」ではムズムズしますが、「お早う御座います。ご機嫌如何ですか」と書くとシックリ来ます。 カタカナ……別に無くても成立する訳ですが

          カタカナって何だ?

          日本人の本質(予告編)

          日本がどこで道を間違えたかについて、4回に分けて書いて来ました。 んで、次回からは日本人の本質について書いて行こうと考えています。 日本人と言えば、社会性に優れ、場の空気を読み、公と私を区別する人達です。管理する側からすれば、こんなに扱い易い民族は居ません。 では日本人の本質は?と言うと、意外かも知れませんが、究極の「個人主義」です。根っこの部分ではそれぞれの立場で自分の利益しか考えていないのですが、見事に調和させて社会を成立させている訳です。 何故こんな高度な社会が成

          日本人の本質(予告編)

          日本はどこで間違えたか。/その4

          長州藩と薩摩藩は英国と戦った後に手を組みました。同じ事が昭和の時代でも起こります。米英と激戦を繰り広げた末に、米国に占領されます。 ここで大切なのは、「何故英国の占領地域は無かったのか?」と言う視点です。元々日本の占領政策が話し合われた当初は、北海道・東北=ソ連、本州=米国、四国=中華民国、中国・九州=英国が統治する予定でした。しかし、ソ連を警戒した米国が単独占領に切り替えた事はよく知られています。もしも当初の予定通りに占領が行われたら……北海道と東北は今でもロシア領だった

          日本はどこで間違えたか。/その4

          日本はどこで間違えたか。/その3

          紀元前1万3千年前から約1万年間続いた縄文時代ですが、九州・阿蘇山の大噴火によって歴史が大きく動きます。北海道まで火山灰が届いたと言われ、噴煙が上空に留まり、欧州で大寒波の要因となりました。 大和民族の一部は東方に移住し、一部は中国大陸に渡った。そして中東地域に辿り着いた人達がイスラエルを建国。王国崩壊後はまた日本に戻り、秦氏になったと言う説があります。日ユ同祖論は皆さんも聞いた事があると思いますが、秦氏は始皇帝の末裔だと言われています。 やがて朝鮮半島から弥生人が移住し

          日本はどこで間違えたか。/その3

          日本はどこで間違えたか/その2

          征韓論と言えば、西郷隆盛が朝鮮併合を強く主張して退けられると下野し、元士族を率いて反乱(西南戦争)を起こした事になっています。 ところが、西郷隆盛の発言を見ると「西洋人は野蛮だ」「朝鮮との外交は平和的に行うべきだ」と真逆の事を手紙に残しています。これは一体どう言う事なのでしょうか。 まだ本格的に調べていない段階ですが、恐らく日本の首脳陣を「サポート」していた欧州のアドバイザー達が、朝鮮半島への武力侵出を言い出した。これに西郷隆盛が野蛮だと怒り、外国の言いなりになっている日

          日本はどこで間違えたか/その2

          日本はどこで道を間違えたか。

          僕達は今、2024年の日本に生きています。1867年の大政奉還から157年、太平洋戦争の降伏から80年が経ちましたが、日本は80年毎に大きな変革期を迎えています。 僕は40歳を過ぎて日本史研究を本格的に始めましたが、何を調べていたのかと言うと、「日本とは何ぞや?」でした。この10年で大分理解出来た感覚がします。 日本には古来から神道があり、八百万の神々が集うと言う思想が受け入れられて来ました。縄文時代は1万年以上も続きましたが、どの遺跡からも「武器」が発掘されません。古代

          日本はどこで道を間違えたか。

          アドバイザーの大切さ。

          安芸高田市の石丸伸二市長が東京都知事選挙への出馬を表明しました。率直な物言いで知られる方なので、今回は率直な感想を。 「道を間違えましたね」と言うのが正直な感想です。小池都知事とイメージカラーが緑色で被っていましたが、そもそもキャラクターもモロ被りです。 京大出身で金融業界を渡り歩いた頭脳は優秀で、「勝ち目がある」と踏んで勝負に出たのでしょうが…..この方の限界は、すべて自分の判断で物事を決める事。加えて、自分が人よりも優秀だと自認して、とてもプライドが高い事。残念ながら

          アドバイザーの大切さ。