空ノ彼方

ただの大学生の独り言。マイノリティを文字に。 noteは高校生の頃に書き始めました。

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  • レインボーフラッグを掲げる

    自分の生き方.

  • HSP生きてます。

  • 高校生だもの。

    開いてくださりありがとうございます。 日々思いついたとき、スマホのメモに残している現役高校生の私の呟きです。 # 創作大賞2022

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自分の意思で「好き」といえるおたくになりたい。(オタク論)

こんにちはこんばんは。 今晩は自分の「おたく論」を書き綴ります。 「おたく論」なんてかっこよくキメて書いているのだが、単純に自分が普段おたくをしていて思うことを書くだけ。 まず「オタク(ヲタク)」をインターネットで調べていくと「自分の好きな事柄や興味のある分野に傾倒しすぎる人への呼称」、「ポップカルチャーの愛好家」といった解説が出てくる。 オタクの定義が自分ではわからないが、どの界隈でも積んだお金や歴は関係ないと言う者もいる。 オタクか一般人かであるかの境目や定義は親

    • なんかさ、自分が誰でどんな人なのか昔から今の今まで全然わからない。 色々なところに色々な自分がいすぎる。 どこで誰と接しているのが本当の私なのかなって最近よく考える。 それで答えが出たことなんてないけど。

      • 「きみの存在を意識する」で共感した学校生活

        「きみの存在を意識する」梨屋アリエ を読んで 個人的に、最近読んだ本の中でだいぶ感化された部類の本だと思う。 舞台は中学校二年のクラス。登場人物のほとんどが中学二年生。 様々な人物の目線で進んでいく物語で、対象としている層も中高生(多分)だからかすごく読みやすかった。 本を読むのが遅く、ディスグラフィアに近いひすい、ジェンダーに疑問を持つ理幹、書字障害の心桜、養子でひすいの弟拓真、いい子になりたがる過食になりかけた小晴。ほかにもカースト上位のとりまきで人をいじる梅田や、ひ

        • 私が同性婚/同性愛について考えること。

          前述、序章※この記事内には、LGBTQについて批判したニュースの一部が載っています。ご注意ください。 前述、私はバイセクシャル(パンセクシャル)であり、アライ(ally/セクシャルマイノリティの人々を応援・味方をする人)である。同時に、私の周りの友人にもセクシャルマイノリティを抱えた子たちがいる。 近年、SNSや情報の発達に伴ってか、国内でも同性カップルやセクシャルマイノリティをもった人の発言、動画、メディアを目にする。私の中で、それはとてつもなく嬉しいことであり、一人ひ

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        自分の意思で「好き」といえるおたくになりたい。(オタク論)

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          お久しぶりです。

          お久しぶりです。 数ヶ月間、投稿がなかったにも関わらず、いいねやフォローありがとうございます。 新しい環境に慣れ、空ノ彼方は「大学生」になりました。 大学にバイトに様々な活動に、と忙しく悩むこともありつつも充実した毎日を送っています。 環境に慣れてきて、精神的にも安定してきているため、またnoteの更新を復活させていきたいと考えています。 引き続き、読んでいただければ幸いです。 よろしくお願いします!

          お久しぶりです。

          HSP生きてます。2

          HSPの種類と性質 最近、HSPにも種類があることを知った。 HSPは4種類存在し、この4種類で特徴や性格が大きく違う。 まず、内向型HSPは、繊細で敏感な性質をもち、HSPに悩む殆どの人の特徴に当てはまる種類のものである。 HSPの根本的なものであり、基盤になっているものだ。 次に、HSE(外向型HSP)がある。繊細な部分を持っていつつも、外向的な面を持つHSPの種類である。人と関わることや外にアンテナを張ることを進んで(好んで)行うが、人の言動や距離感によってストレ

          HSP生きてます。2

          HSP生きてます。

          敏感で繊細。 私は小さな頃から色々なことに対して敏感だ。 環境、自分の体調や気分、天候、人とのコミュニケーション...今振り返っても、そして今現在も人一倍敏感である。 単に「敏感」と言われても、私以外の人からしたら「なにが?」「どんなふうに?」と思うだろう。 例えば、私は幼い頃に久々に会う身内を見てすら泣く極度の人見知りだった。勿論赤の他人なんてもってのほか。児童館でも公園でも行事でも、とにかく人のいる場所に行くと泣いていた。 そして私は環境の変化にめっぽう弱い。 今思え

          HSP生きてます。

          高校生だもの。#10

          「 晴夜、舞台。」 夜は全部違った景色に見える。 都会じゃないのに大人チックになる駅前は、歩くと大人になった気がする。 居酒屋の前を照らす紅い提灯も、定食屋の温かい灯りも、煌々と光る街頭ですら、どこか昼間と違った雰囲気を醸し出す。 ゆっくりと歩いてみる。お気に入りの曲を聴きながら。曲と歩幅を合わせれば、私は今だけ女優になれる。 今日はジャズを聴きながら、当てもなく夜の街を歩く若者の役。 昨日はメロウな曲を聴きながら、家出してきた学生の役。 半分ほんとで半分うそ。

          高校生だもの。#10

          高校生だもの。#9

          「 終夜、高速道路。」 遠出をした帰り道が好きだ。 高速道路を走る車の音が好きだ。 車内に響く車の音は、特別な場所で過ごした一日の終わりと余韻を感じさせる。 ラジオの微妙なノイズ音が、外からする車の音にかき消され、同時に風が窓にぶつかる音と重なる。 イヤホンで音を遮断するのは嫌で、睡眠で視界を遮断するのも嫌だった。 隣の車線を追い越していく車を見る。 遥か遠くに見える夜景を見る。 無限に走っていけそうな帰り道は、時間も距離も有限で、それすら特別に感じてしまう。

          高校生だもの。#9

          高校生だもの#8

          「 白昼、映画。」 久々に見た恋愛映画。 エモーショナルな雰囲気と言葉の言い回しに酔い、漂う橙と紫のムードに溺れる。 酔って酔って酔ってしまって、ワインでも飲んでいるのではないかと錯覚する。 酔っているから共感できず、終いにはお腹すいたなとか眠たいなとか、そういうくだらないことを考え始める。 始めからわかっていた光のない結末と、対比するような明るいエンドロール。 エンドロールを見ながら、あの俳優さんかっこいいなとか脚本家の書き方が好きだとか、そういうことを考える。 帰

          高校生だもの#8

          高校生だもの。#7

          「 深夜、ベッド。」 布団に入ると、修学旅行を思い出す。 深夜にも関わらず車が通り続ける東京の夜を友達と眺めた6年生。 弾力性のあるベッドに仰向けになって小さな明かりの下で恋愛話をした3年生。 ホテル特有のさらりと落ち着いた匂いと、友達と過ごす夜、そして早朝。窓から見える眩しい新しい景色。 全てが新鮮で、そして初めてだらけ。 あの日のベッドの弾力を、私はまだ覚えている。 あの日の友達との会話を、私はまだ覚えている。 あの日の新鮮な気持ちを、私はずっと覚えている。 #創作大

          高校生だもの。#7

          高校生だもの。#6

          「 深夜、あの夜。」 あの夜を思い出す日がある。 ウォークマンに挿された細い有線イヤホンから流れた、日付が変わる5分前のラジオの天気予報。 お気に入りの番組が終わった5分後に始まって、5分で終わる。 そして聞こえる、日付が変わる時報。 特別感を思い出す。 もう今は聴いていない。 #創作大賞2022

          高校生だもの。#6

          高校生だもの。#5

          「 深夜、通話。」 深夜に始まった通話は深夜に終わる。 ノイズ混じりに聴こえてくる声と、深夜だから話せる話。 相手に自分の声がどう聴こえているのかふと気に掛かる。 「おやすみ」 その一言で切られた通話の後は、なんとも言えぬ余韻と現実に襲われる。あぁ夜だったと実感する。 手で持っている長方形の無機物は、時間を忘れさせてくれる魔法道具かもしれない。 #創作大賞2022

          高校生だもの。#5

          高校生だもの。#4

          「 快晴、体育祭。」 高校生活最後の体育祭が終わった。 それは始まったらあっという間に終わる。 私は友達の笑顔をファインダー越しに見て、カラフルなクラスTシャツが似合う姿をシャッターを切って残す。 ピストルの音と共にリレーは始まって、はしゃいだ一走目の走者たちは裸足で走り始める。 前の走者から受け取ったバトンを全力で走り繋ぐ。私の名前を呼ぶ声援が、はっきりと空気を引き裂いて聞こえる。自分が思っていたよりも早く走れていた。 高校生活最後、という言葉は閉会後に実感する。 戻れな

          高校生だもの。#4

          高校生だもの。#3

          「 亭午、本を読みおわった。」 朝読み始めた本を読み終わり、何となく脳内で感想を思い描く。 何処に吐き出すわけでもない感想文を頭の中で纏めて、誰かに言いたくて堪らない結末を飲み込む。 SNSで検索をかけて、顔も名前もアイコンさえも知らない人の感想を読む。 少し読んで閉じる。 スマホの画面に触れる代わりに、読み終わった物語の表紙を撫でた。 ザラザラの厚紙は余韻を受け入れ、昂った感情を平行に戻していった。 #創作大賞2022 今までの「高校生だもの。」↓↓

          高校生だもの。#3

          高校生だもの。#2

          「 深夜、出発。」 深夜、何処か遠くに出掛ける時の空気が好きだ。 ひんやりとした夜の空気、高くなった月、車の通らない静かな道路。 乗り込む車の音だけが、夜の帳を切り裂くように響く。 途中で人の少ないサービスエリアに寄って、用も無いのに車から降りる。冷ややかな外気を吸う。 遠くに聞こえる高速道路を走る車の音。風の声。 目的地はまだなのに、もう着いたような、一生着かないような感覚に陥る。 非日常に逃げてきたような、そんな気分になる。 #創作大賞2022 #1→ https:

          高校生だもの。#2