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ゆずの新卒VCの7週間目。

今村柚巴、新卒でVCとしての勤めてます。週報という形で自分にとっての学びなぞを描いていきたいと思います。

5月13日(月) 43日目

私がスタートアップに興味があるという方にほぼ確実にお勧めしている、X Tech Ventures の代表、手嶋さんが行っているラジオ、スタートアップオフレコ対談のオフ会へ。

みんな聞いて〜

レギュラーゲストとのスペシャルトーク等も交えつつ、手嶋さん自身への一問一答クエスチョンも。その時の質問で

「VCとしてのモチベーションを保ち続ける方法」

的な質問があり、その答えとして「人に言われてマインドが上がり下がりしないように、常に一定のモチベーションを維持し続けられるようにしている」とおっしゃっていました。

投資先が成功した、とか、誰かに褒められた、とか、誰かが自分より先に行ってる、とか、ある種の外部要因であって、そんなものがあってもなくても、ただ粛々とやるべきことがやれるか?を20代の頃に大事だと痛感しているから、そうし続けている。と仰っており。

今村はもう自他共に認める承認欲求高いマンなので、ここをきりかえられるようになるのが大変だし、課題だなと思ってます。やる気がアップダウンしてしまうんですよね、、

5月14日(火) 44日目

ふと、超久しぶりにTikTok運用の会社をやってる友人Rと話すことに。Rさんは上場を目指していないパターンのクリエイティブ運用会社で、100万回再生をさせたりもしているすごいクリエイター(TikTokクリエイティブ系の友人も知っていた)

ショート動画って、その短尺さだったり内容のフラットさで大手代理店がまだまだハックできてなく、かつ舐められがちなんだけど、
・(彼らのチームの場合は)1本の動画編集にまる2日(ええ)かかっていたり、
・YouTuberとは違い、チャンネル登録者数にあまり依存しないから、フォロワーが多いチャンネルでもクリエイティブが悪ければ10万回再生に止まっちゃうこともある。
などなど、かなり深い世界線なんだなということを教えてもらいました。

てか知ってます?TikTokって再生数を買うことができるらしくて。企業がお金を払って見た目だけ再生数を高めることもできるんですよ。

https://ads.tiktok.com/help/article/spark-ads?lang=ja

これね↑

これを見分けるポイントはいいね数。
大体再生数って、いいね数の20-30倍と言われていて。
なので100万回再生されてるのにいいねが5000件しかないとあれ?ってなる。みたいな。

Rさんとは今まで仕事の話は全然してこなかったのですが、超久しぶりに話してみると(そもそもあんまり利害関係がないので)なんでも話してくれて、とてもありがたいなと、、ご縁って大事だし、興味を持つきっかけをくれるのはいつでも友人だなあとしみじみしました。

5月15日(水) 45日目

私が今住んでるシモキタカレッジという寮でして。この前日に寮内予算を決めるピッチ大会があり、この日は毎月の班の振り返り活動でした。

仕事がスタートアップ一色になっていくぶん、それに止まらない視野を持つ人と暮らしたいと思って住み始めたシモキタカレッジ。

毎月毎月班で一ヶ月の自分の活動の振り返りをするのですが、今回の議題は「次の1年の未来マインドマップ曲線を描いてみる」というもの。

過去の振り返りはよくやるけど、未来がこうなってる宣言はなかなかしない中、1年後の未来を予想して、逆算的に自分の直近のアクションを定めて見ました。

結果、私は
・モザンピークにいる友人に会うためにフライトチケットを取る
・ブログを必ず続ける
・週6仕事、1暇的な生活スタイルを続ける

ということに決めました。

寮の班の人とアイスケーキを食べた。皆私の特殊な仕事も理解してくれるし、くそ多忙にしててもそっか〜ってしてくれるからありがたいです

VCという仕事のいいところであり辛い部分なのが、すぐに結果がついてこないところ。毎日6人と会って、面談をしていても、普通の営業活動だとその中での制約係数が結果にすぐ繋がるけど、VCの場合はそもそも9割以上こちらが断る仕事だし、投資したとしても結果が出るのは先。

だから焦って何かをする仕事ではないのです。でもその分モチベ維持が大変。ずっとサボれちゃう。だからこそ自分が本当に辛くない程度に走りつづける必要性があって。いい意味で張り詰めすぎず、週に1日程度はあえて自分の時間を空けて、投資活動以外のテーマのことを知ろうと思うキャパの広さを持っていきたいなと。思ってます。

寮のみんなには助けられてます。私の狭まっちゃう思考を広げてくれるので。感謝。

5月16日(木) 46日目

Sushi Techという東京都が運営しているスタートアップカンファレンスに行って見ました。

一番の目的は、イギリス旅をしていたときにお会いいた海外VCの皆さんに再会すること!

イギリス含む欧州で、クライメイトテックVCを立ち上げられている宗原さん。モデレーターもゴリゴリイングリッシュで圧巻。

ばったばたで写真とった

あとはソフトバンクビジョンファンドの佐々木さん。

(15分しか時間が合わず写真も取れなかったので当時のツイート)

お二人とも拠点が海外なので、なかなか会えないのでお会いでいてよかった、、!

佐々木さんも宗原さんも超多忙な中でも2時間だけでも!とイベントに来ておりまして。

こういったカンファレンスはソーシングにならない、と一蹴されがちですが

(私もカンファレンスイベントはソーシングだと思ってはいません。自分でアポイントを取って探してきた人こそソーシングになると思っているので)

もう「遊びである」と吹っ切りつつもフットワークが軽い状態であることは非常に大切だな。と。

古巣の友人がめちゃめちゃ活躍していた

ちょうど最近、起業家の言ってることの真偽を見抜くことが苦手、ということに悩んでいたのですが

イギリス現地のVCのパートナー、クリスが言ってた、「疑うのも大事だが、起業家から真の悩み相談をしてもらえるようなキャピタリストになれ」という言葉を久々に思い出しました。フットワークを軽く、ただの批判家ではなく、起業家の近くにいられるような自分でありたいです。

擦り続けますが、ビッグサイトはこれ↓ぶりに訪れたので感慨深かったです

5月17日(金) 47日目

そういえば、うっかり B Dash Campという招待制スタートアップカンファレンスイベントが近くなりまして。

我々SVはEast Ventues、主催のB Dash Venturesと共に、学生を15名招待するスカラシッププログラムを行なっています。(これは前回の募集note。)

この前日に参加者の顔合わせ会を行ったのですが↓


参加学生に伝えた、「宿題をB Dash Camp当日まで立てて、会いたい起業家をリスト化してフォロー、そして自分がなぜ参加したいかを明確にして、noteに書く」

このくだりを自分もやってみようと思い、参加される方をとにかくリサーチし始めてみました。

最近の悩みは、「スタートアップへの質問が興味関心に終始してしまていること」。私はやはり投資家なので、なんとなく気になる!これ面白い!での質問だと、ただお互いの時間を食ってしまうのです。

特にイベントは皆が皆忙しくて、話すことができる時間は超短い。だからこそその短時間で、「何を彼らから聞きたいのか」を頭の中でシミュレーションした質問ができるようにしたい。それが目標なのかもです。

私の仕事柄、ものすごい数の起業家志望の人と話します。その時にそれぞれ何かしてあげられないか考えるのですが、やはり私の時間にもキャパがあるわけで。そんなことを悩んでいると、

スタートアップするか、スタートアップに入るか。そこまでしないと関わり続けられない。といっそ思った方がいい。それの上で飛び越えてくる例外の人ももちろんいるという前提で。

と伝えていただき。これはB Dash に参加するときの自分の姿勢としても類似すると思うのです。

なんとなく知りたい、興味ある、で知れる情報と、本気でやっている人に伝えられる情報は、粒度も制度も全然違う。やはり疑問とすること、聞きたいことは明確にしないと、この機会をいいものにできなくなってしまう。

もっと一段深ぼってから参加したいな。

1週間の総評

何事も事前準備。そしてフットワークは軽く、どんなことにも興味を持ちつつ、鋭い質問を。

スタートアップの方!今村と30分mtgしましょう。↑のURLよりお申し込みください。

SVでは毎週木曜朝8~9時に勉強会を行なっております!是非お越しください。(次回は5月30日(木)予定です)


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