整体師が抱えるジレンマ
整体師として活動して感じるのは、結果とプロセスのジレンマ。
これが何かというと、、、
施術者が熱心に勉強して知識や技術が上がっていく。その結果、患者さんが早く治って通う回数が減り、売上が下がってしまうということ。
逆に、売上が上がるときは、技術レベルが低くても患者さんが納得する変化さえ見せることができればある程度通ってもらうことはできる。
また、最初に高額な回数券を売ってしまうことで売上を上げる方法もある。
でも、それってどうなの?
と思うわけで・・・
企業でも、仕事が早くて残業しない人よりも、仕事が遅くて残業している人が給料が多くなるのと同じで、仕事ができるのに売上が低いという状況ができる。
そんなジレンマを抱える整体師や治療家は多いのではないか。
で、このジレンマをどうするか?
見方を変えることで行動が変わってくる。
売上は、仕組みができていれば勝手に上がってしまものだ。
だから、腕が良くなるほど売上が下がるというのは、仕組みに問題がある。仕組みの問題を業界の問題にするからジレンマを抱えることになる。
そもそも、売上は下の3つの要素で決まる。
「客数」
「単価」
「購入頻度」
早く良くなった結果通わなくなる、というのは、購入頻度が少なくなるということ。
だったら、他の方法を強化すればいい。
つまり、「客数」を増やす、もしくは「単価」を上げればいいだけ。
患者さんが早く良くなるということは、知識や技術があるとも言える。
それを利用して、新規集客ができるような仕組みを作ればいい。
また、腕がいいなら単価を上げても患者さんが納得してもらえるはずだ。
だから、今の状況にあった仕組みを作ることが最優先事項となる。
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