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4/25の日記:裏の話

昨日の日記を投稿したところ、ありがたいことにこのような感想をいただいた。

お褒めの言葉をいただいて恐縮だが、私が書いている日記はなにも特別なことをしているわけではない。
連想ゲームで起承転結を組み立てているだけなので、仕組みがわかれば誰でも書くことができる。

今日は僭越ながら、自分の日記の書き方を裏話的にご紹介させていただく。

今日も今日とて歯医者に行ってきた。
先日は虫歯の治療だったわけだが、今回は逆側の虫歯治療である。
俺の歯よ、虫歯菌なんかに負けないでくれ。
殺菌のためにアルコールを口に含み続けたら完治しないでしょうか。

4/24の日記:天秤の話

最初の「起」に当たる部分は、実際に起こったことである。
歯医者→虫歯→虫歯菌→殺菌→アルコール→酔いと連想して、酔いに関連する曲のURLを添えた。

今回の虫歯は、定期検診に行ったことで見つかったものだ。
定期検診に行かなければ、悪化して面倒な治療が必要だったかもしれない。とはいえ、定期検診のためにわざわざ時間を作って、予定を覚えておいて、お金まで払うという行為は面倒そのものである。
定期検診をサボる一時の快楽と、サボった結果に待ち受ける面倒ごとを天秤にかけ、後者の方が大変だと判断したわけだ。
短期的な思考と長期的な思考は紙一重だと思う。
時には目先の欲望の渦の中に身を投じることもよいだろうし、未来を見据えて耐え忍ぶことも必要だ。
どちらか一辺倒ではなく、ケースバイケースで使い分けることが肝要なのだろう。

4/24の日記:天秤の話

「承」の部分は、定期検診を受ける面倒くささから転じて「短期的・長期的な思考とそのバランス」について触れる。

例えば夜のおかずを選ぶ時、動画でサクッと済ませるのもいいだろう。
それに対し、AIのべりすとを使ってグレイトフル源氏物語を綴りながら、歓喜のエメラルドスプラッシュを未来の自分に託すのもまたしかりだ。
己の声を聞け。さすれば君の羅針盤は行き先を指し示すだろう。

4/24の日記:天秤の話

「短期的・長期的な思考」と「夜のおかず選び」を結びつけて「転」を作る。
自身の内なる衝動に耳を傾けることの大切さを後押しするように、B'zの「衝動」をつけてちょっぴりオトナさ。

だが、ドスケベインモラル褐色メスガキサキュバスがいる場合はこの限りではないものとする。
なんでいないんだ。僕の魔笛を吹きにおいでよ。
𝐋𝐞𝐜𝐤 𝐦𝐢𝐜𝐡 𝐢𝐦 𝐀𝐫𝐬𝐜𝐡.

4/24の日記:天秤の話

話のオチとなる「結」には、「ドスケベインモラル褐色メスガキサキュバスによる短期的・長期的な思考の崩壊」および「ドスケベインモラル褐色メスガキサキュバスが存在しない現実に対する悲哀」をモーツァルトに絡めながらフィニッシュだ。

いかがでしたか?
このように、裏を知ってしまえばなんてことのないものなのだ。
今日の日記が、誰かの助けになれば幸いである。

裏について話をしたので、えっちな女性が裏垢にアップしている自撮りを送ってくれるに違いない。

神はいる。そう思った。


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