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「猫様のクチバシ」第十一回 庭に魔女がいない
私は魔女ではありません。
それはとても寂しいことです。
素敵な自分の庭を作ることが出来ません。庭を見て、想像膨らませる事ができないのですね。庭の木道がどこにつながっているんだろうとか、猫は小道を抜けて、どこに行ってしまうんだろうとか、庭に小人が住んでいるんじゃないだろうかとか、いつか見た宮崎駿さんのジブリ映画シリーズのようなことを想像したことがないのです。
戦争の記憶はそれぞれ違う私はまだ30
猫様のクチバシ 第十回 「犬去りて豚来た」
日本統治時代、台湾の人と人は日本人だと自分のことを思って暮らしていた。しかし、今はそうではない。
「日本が戦争に負けたから、私たちも負けた。私たちは日本人になれなかった」
「ああ、あなたたちに従いますでは、台湾人ではないですよ。台湾人なら独立して国を持ちたいじゃないですか」
二分する悲しい独白。
昔話で泣かないでくださいー。
二二八事件※Wikipediaより参照しており、内容が確かでない
「猫様のクチバシ」第九回 古希の母がハマったアニメ原作小説
私はまだ一巻すら読み終えていないんです。
Kindleのおすすめに上がってきたのは、どうやらこの4月からアニメが始まったからのようですね。
烏に単は似合わない作者の方は、この作品で松本清張賞を受賞してデビューされています。当時はまだ学生だったそうです。20歳そこそこの人が書いたデビュー作を70歳の母が面白く読んでいる状況というのがなんとなく私としてはロマンがあるなと思っています。
実は私は文体
「猫様のクチバシ」第八回 純喫茶ってなに?
純喫茶とは? 普通の喫茶店と純喫茶の違いって何か疑問に思う人は多い。私もその一人。
純喫茶とは何か、調べてみた。
わからなかった。
純喫茶と普通の喫茶店に違いは無いようである。お酒の提供のない純粋にコーヒーを嗜む喫茶店と書いてある場合もあり、要するに、コーヒー屋さんなのかと思ったら、昭和の雰囲気のあるレトロな喫茶店を指すといった記事もあった。
要するに、40年以上前の雰囲気の佇まいの
「猫様のクチバシ」第七回 猫を飼ってなくても参考になる日曜大工本
猫がうれしくなる家というのは、人間にとっても暮らしやすい家であるようです。
猫のためにDIYするというより、人間が使うものを猫も使えるようにするというのが正しいような気がします。
「歩き始める前に全工程が見通せる街並みはつまらない」
という話を筆者の廣瀬慶二さんは聞いた事があるそうです。
なるほど猫にわくわくさせるためには、何もないただ広いだけの家ではダメで、それは人間にも不便です。
本には
アップグレード:どん底女子の幸せ探し
https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B0CTSSS24X/ref=atv_dp_share_r_em_285751160e9a4
2024年作品。2024年になってまだ数ヶ月。最初からレンタルに吹き替えがあるのは嬉しいですね。
しかし、見る前にどこの国の作品かわからないので、概要に国名を入れて欲しいです。ロンドン出張にファーストクラスくれば、イギリ
「猫様のクチバシ」第五回 物語のようにスキレットで餃子を焼きたい
2022年に刊行された本なので、おそらく書かれたのは2020年から2021年の疫病流行の真っ只中であっただろう。
その前には世間でSNSやキャンプブームがあって、スキレットは既に知られるようになっていた。
動画が流行を作るということが始まったのは、2016年くらいからではないか。
たった7年の間に世間の流行は次から次に移り変わった。
しかし、災害、疫病流行、戦争と世界情勢はなかなか平和な局面に移行
「猫様のクチバシ」閑話休題
別に小説を書いているわけではないのに、閑話休題とか使って良いのだろうか。
よく分からないが、また、本が読み進まない。
読みたい気持ちはあっても、頭に入って来ない。
今月読みたかった三冊と1月から読み進まない一冊。
「春風落月」阿川弘之
「養生訓」貝原益軒
「テレーズ・デスケルウ」フランソワ・モーリアック
「一橋桐子(76)の犯罪日記」原田ひ香
面白くないのではない。
読み進まないのだから、面白