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予備試験・司法試験の勉強法

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勉強法に関する記事の一覧です。気が向いたら新しい記事も書きます。
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記事一覧

一般教養対策はとりあえずこれやっとけ【予備試験】

予備試験短答の一般教養対策は今まであまりまともに取り扱ってこなかったが、久々に解いてみて…

「サボる力」の重要性【予備試験・司法試験】

「真面目なのに勉強の成果が出ない」 あなたの周りにもこういう人はいないだろうか? 僕は司…

「予備試験は相対評価」が意味すること【残酷な真実】

「予備試験は相対評価の試験です」 予備試験受験生であれば、一度は聞いたであろうこの言葉。…

【保存版】予備試験刑法の出題傾向の分析

過去の出題論点一覧令和5年 総論 遅すぎた構成要件の実現(因果関係・錯誤) 各論 不法領…

司法試験刑法の学説対立問題の対策として最低限学んでおくべき論点

予備試験では今のところ学説対立が正面から問われる問題は出題されていないが、司法試験では学…

【予備試験・司法試験憲法】主張反論形式の問題の攻略法

今のところ、司法試験と予備試験の憲法はともに設問1で原告の主張、設問2で被告の反論と私見…

【予備試験】切ってもいい科目

予備試験はおそらく、法律系資格試験の中で最も科目数が多い試験だろう。短答8科目に加え、論文では法律基本7科目+実務基礎2科目+選択科目と合計10科目もある。ちなみに、司法試験は短答3科目、論文8科目なので、科目数でいうと予備試験の方がはるかに負荷が高い。 予備試験が難しいといわれている最大の理由は科目数の多さにあるだろう。問題の難易度がそこまで高いわけではないものの、膨大な範囲の学習が求められることから、時間がかかる。時間がかかるから、多くの受験生は対策が間に合わない。対策

予備試験合格にガチで必要な勉強時間

「予備試験に合格するにはどれくらい勉強時間が必要ですか?」 「一日何時間勉強すれば合格で…

短答対策は最大の論文対策である

予備試験受験生の悩みの一つは、短答対策と論文対策をどう両立させるかである。 論文だけでも…

論文の「書き方」にコツはない

「予備試験の論文どうやって書いたらいいですか」という旨の質問をたまにもらう。 「書き方な…

予備試験刑法で過失犯が出題されない理由

予備試験の過去問をやりまくった人なら知っていると思うが、予備試験の刑法で過失犯を問う問題…

論証暗記ではなくロジック暗記を~承継的共同正犯を題材に~

予備試験・司法試験でよくあるのは「論証を全部覚えれば合格できる」と勘違いしてロジックを全…

法律適性に関する雑感

この業界にいると、「あの人は法律適性がある」とか「私には法律適性はない」とかいうことをた…

国際公法 司法試験プレテスト第1問解説

はじめに国際公法に必要な教材は 1条文 2基本書 3判例百選 この3つだけです。 あとはガンガン、過去問を解きまくりましょう。 法務省のHPに全過去問が載っていますので、出題趣旨と採点実感を読んで参考にしましょう。 過去問は5周回せばほぼ確実にAが取れます。 さっそく解いていきましょう。 問題文〔第1問〕(配点:50) 以下の事例について,次の問いに答えなさい。 L県下に居住し,公立中学校に通っている女子中学生甲は,将来,画家になることを考えており,是非とも県立