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競技でもあり、レクリエーションでもある・・・障害者スポーツ「ボッチャ」

障害者スポーツというのは、いくつかに分けて考えられると思っています。

その中で、今回紹介する「ボッチャ」は、「障がいのある人のために考案された障害者スポーツ」です。

📢おさらいとして…

以前紹介した「車いす(ツイン)バスケットボール」は、どのような位置づけでしたっけ?

詳しいルールについては省略させていただきますので、興味がある人はネット検索などで調べてみてください。

ここでは簡潔に紹介します!

「ボッチャ」は、コート上にある白いボールめがけて、赤ボールと青ボールが離れた場所から転がしていき、両方の持ち玉が全てなくなったときに、白いボールに近い色の方が勝ちというゲームになります。

パラリンピックなど、世界規模の大会で正式種日として扱われていますから、世界中を駆け回ってメダルや記録を狙っているアスリートも少なくありません

そのようなボッチャは、「競技ボッチャ」といいます

白いボールめがけて…
白いボールめがけて…

ただし、障がいのある人なら誰でも参加できるのではなく、車いすを満足に動かすことが難しいくらいの障害程度が対象になります。

たとえば、電動車いすが必要であったり、四肢麻痺といって首から下が思うように動かせない人です。

手を前後に振ってボールを転がすことが難しい場合は、口元から床までの長さがある滑り台のような器具に置かれたボールを、指や棒のようなものを用いて押し出すことでプレイすること(転がすこと)が出来ます。※棒のようなものは、口にくわえたり額に装着しているのを見かけたことがあります。

また、プレイヤーが自分だけでゲームを進めることができない(主に転がすことができない)場合は、サポートを受けることができます。この場合、ゲームの進行を決めるのはプレイヤーであり、助言をもらうことはできません

以上のように、「重度な障がいのある人が世界へ羽ばたくことが出来る」と言うことが、「競技ボッチャ」の最大の魅力なのかもしれません。

また、ボッチャには、障がいあるなし・障がい程度の縛りなし・老若男女誰でも気軽に楽しめるよう工夫された「レクリエーション性を高めたもの」もあります

そのようなボッチャは、「レクリエーションボッチャ」といいます

これは、「競技ボッチャ」の厳格なルールが緩やかになっていますし、プレイ可能な対象が幅広いため、日頃の運動不足の解消や、交流のため、リハビリの一環としてなどを目的として取り組んでいる人が多くいます。

⚡️「世界に羽ばたきたい!勝負に勝ちたい!メダルや名誉を得たい!」そんな思いがある重度な障がいのある人はもちろん…

😁「勝ち負け・記録・戦い」など競技スポーツは敷居が高いと思っているような人、障がいあるなし・障がい程度の縛りなし・老若男女誰でも気軽に取り組むことが出来る…

それが「ボッチャ」です!

違う色を一緒に転がしたらアウト~
違う色を一緒に転がしたらアウト~

いかがでしたか?

今回送った「僕からの手紙」が、何らかの形で、みなさんのプラスになれたら、とても光栄です!

読んだよ〜ってことで、スキを押してもらえたら、今後書いていく励みになりそうな気がします。

できましたら、これからもたくさん手紙を送りますので、どうか目を通してほしいです。

サイトマップまでいかないかもですが…趣向が似た記事を集めた各マガジンの紹介をします。(クリックしてください)

覗き方?の参考になればうれしいです!

伝えたいメッセージをみなさんへ〜

僕が書くすべての記事(手紙)は、長い時間かけて継続して書いてきた記録や、そうでなかれば得られないであろう考え方や貴重な体験を基にしています。いただいたサポートは、その評価だと捉えさせていただき、それを糧に今後も多くの記事を書いていきますので、どうかよろしくお願いします。