山崎エリカ

PP指数を基にした穴党よりの予想。2023年から中央と南関の重賞を予想しています。時々…

山崎エリカ

PP指数を基にした穴党よりの予想。2023年から中央と南関の重賞を予想しています。時々、危険な人気馬を無料公開。またウマニティで『ダートグレード攻略』、SPAIA AI競馬で重賞展望コラムと不定期で『地方競馬対談』を連載しております。Twitter@_yamazaki_erika

最近の記事

2024年 安田記念の予想

■近年の傾向は「外差し有利」  過去10年の安田記念を振り返ってみると、不良馬場で行われた2014年こそ極端なハイペースになったが、良~稍重だった9回のうち平均ペースが6回、ややスローペースが3回。良~稍重であれば極端なペースになりにくいのが特徴だ。  位置取りでは逃げ1勝、先行2勝、中団3勝、差し3勝、追込1勝。力のある強い馬はどの位置からでも勝利しているが、東京は連続開催14日目ということもありやや外差し有利の傾向で、特に3着馬を見ると差しが4頭、追込も2頭と外から突

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    • 2024年 鳴尾記念の予想

      ■今年は京都芝2000mで行われる  鳴尾記念は3回阪神の開幕週で行われていたが、今年は阪神改修工事に伴い、京都開催13日目のCコース替わりの芝2000mで行われる。京都芝2000mは内回りで、最初の1角までの距離は約309m。最後の直線距離はCコース使用時で約323m。重賞クラスになると先行争いが2角過ぎまで続くことがあるうえに、差し、追い込み馬が最後の短い距離を意識して早めに仕掛けることが多く、淀みない流れが生まれやすい。  現在の京都芝は連続開催やCコース替わりで外

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      • 2024年 若潮スプリントの予想

        ■狙いは内目の枠の差し馬  南関東のトップクラスが集結したニューイヤーCとネクストスター東日本の勝ち馬(8)ギガースが出走。しかし、本馬は中央が相手の交流重賞を使った後の一戦で、ここが大目標ではないはず。  また本日は重馬場、900m巧者のリノデスティーノのレースメイクでかなりのハイペースが予想される。船橋としては走破タイムの速い決着になることが予想されるだけに、ロスを小さく立ち回れる差し馬を狙いたい。

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        • 2024年 目黒記念の予想

          ■近3年は超絶スローペース  目黒記念が行われる東京芝2500mは1角までの距離が450mと十分あり、スローペースもハイペースも発生しやすい舞台。しかし、2020年まではダービーで熱量が高まるのか、平均ペースよりも速くなる傾向だった。  しかし、近3年は一転して超絶スローペースが発生し、1~2番手以内でレースを進めた馬が3着以内に好走している。  今年もテンの速い馬が少なく、あまりペースが上がる要素がない。今年も過去3年の傾向を踏襲すると見立てて予想した。

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        2024年 安田記念の予想

          2024年 日本ダービーの予想

          ■あまり後方からだと届きにくい 過去10年で先行5勝、中団3勝、追込1勝、マクリ1勝。2着も逃げ~中団が8回。追込馬がワン、ツーを決めたのは、ご存じ、2022年のドウデュースとイクイノックスだが、この年は緩みなくレースが流れていた。 ダービー週はB→Cコースに変わるが、基本的にはスローペースの傾向で、前走から大幅距離延長となる前週のオークスとは違って3角の時点での位置取りがあまり後方からだと届きにくい。今年もメイショウタバルの回避で逃げ馬不在。中団よりも前でレースを進めら

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          2024年 日本ダービーの予想

          2024年 葵Sの予想

          ■内回りの京都芝1200mが舞台で前有利  2018年より重賞に格上げされ、今年で7回目となるが第1回目は3番枠のゴールドクイーン(8番人気)と1番枠のラブカンプー(6番人気)のラブカンプーの行った、行ったが決まり、大波乱の幕開けとなったように、前からの押し切りが決まりやすいレースとなっている。  それもそのはず、このレースの舞台となる京都内回りの芝1200mは、向正面の半ばからスタートして、3角に向けて緩やかに坂を上るコース。京都で行われた過去10年でもっとも前半3Fが

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          2024年 葵Sの予想

          2024年 プラチナCの予想

          ■実績馬はあくまでもさきたま杯の叩き台  プラタナスCは今年から5月に移行し、さきたま杯のトライアルに生まれ変わった。しかし、1番人気の(12)ジャスティンは賞金を積んでおり、あくまでも叩き台の一戦。折り合いを欠いて逃げ馬に競り掛けて失速した浦和1400mのゴールドCの二の舞も考えられる。その他ほ実績馬もさきたま杯が目標の馬が多く、今回はここが大目標の馬を本命◎とした。  またこのレースは逃げ馬候補は(8)ツーシャドー、(9)アランバローズ、(11)ポリゴンウェイヴの3頭

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          2024年 プラチナCの予想

          2024年 オークスの予想

          ■スローペースでも逃げ、先行馬は苦戦傾向  過去10年でオークスがハイペースになったことは一度もない。大半の馬が大幅距離延長になることが影響し、平均~かなりのスローペースで決着している。それでも前へ行く馬は脚をタメても最後に甘さを見せてしまう。この10年の間に逃げ馬の3着以内はゼロ、先行馬は1勝、2着5回と、前に行く馬は苦戦傾向にある。  また先行馬の1勝は過去10年でもっともスローになった2017年で、勝ち馬は1番人気のソウルスターリングだった。ここはできるだけ後半型の

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          2024年 オークスの予想

          2024年 平安Sの予想

          ■パサパサ馬場で逃げ、先行馬が揃った一戦  逃げたい馬は(7)ミトノオー、(12)メイショウフンジンの2頭。(8)スイレンはブリンカーを着用するようになって、砂被りや揉まれる競馬でも問題なくなくなってはいるが、それでも安定の2列目の外を取りたいはず。その上、良馬場でパサパサのダートとなると、タフな展開になる可能性が高い。予想外に前半からペースが上がらなければ、(10)グロリアムンディが昨年のように捲って、どのみちタフな流れになるだろう。ここは差し、追込有利の展開になると見て

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          2024年 大井記念の予想

          ■9頭立ても番狂わせもありそうな一戦  1番人気の(1)サヨノネイチヤは勝島王冠では3~4角で捲ったロードレガリスを追い駆けて進出して勝利、ブリリアントCでは3~4角で捲った(4)ヒーローコールを追い駆けて進出して勝利。ともに展開利があっての重賞2連勝である。  また2番人気が濃厚の(7)セイカメテオポリスは昨年の大井記念と東京記念で(6)ランリョウオーを撃破したが、今年1月の金盃ではランリョウオーにクビ差で敗れている。逃げるマテリアルガールをかわいがり、スローペースに誘

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          2024年 ヴィクトリアマイルの予想

          ■後方からでは届きにくいレース  過去10年で勝ち馬は逃げ~中団までで8勝。差しは2勝しているが、追い込み馬の3着以内はゼロ。2着は逃げ~中団までが6回。3着は逃げ~中団までが9回。差し馬の2勝は2016年のストレイトガール(18頭立ての3角11番手)と2017年のアドマイヤリード(17頭立ての3角12番手)で、2017年は雨の影響で外差し有利の馬場だった。基本的に高速馬場で行われることが多いこのレースでは、後方からでは届きにくく、ある程度は前目にいないと厳しいレースとなっ

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          2024年 京王杯スプリングCの予想

          ■Bコース替わりで外枠の先行、差し馬が活躍  過去10年で馬番1~8番の馬が1着1回、2着2回、3着7回に対し、馬番9番より外の馬は9勝、2着8回、3着3回と外枠の馬が活躍している。AコースからBコース替わりで外枠の馬のほうが馬場の良い外を走れるからだ。超高速馬場の東京芝でもコーナー2回なら、馬場の良い外目を走れる外枠の先行、差し馬に優位性がある。

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          2024年 エンプレス杯の予想

          ■川崎記念で0.2秒差のディクテオンは馬群に沈んだ  先月の川崎記念でアタマ+ハナ+1馬身差のディクテオンは、先日の名古屋GPで1番人気に支持されながらも、上位馬に大きく離された4着と馬群に沈んだ。同馬は弱かったのか? 体調面の問題か? 前有利の馬場だったからなのか?  今回は川崎記念で2着、3着だった(4)グランブリッジと(7)アイコンテーラーが出走。ディクテオンの名古屋GPの敗戦をどう考えるが予想のポイントとなる。

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          2024年 名古屋グランプリの予想

          ■何が何でも逃げたい馬は不在  今回は「逃げてもいい」というタイプは何頭もいるが、何が何でも逃げたい馬が不在。テンが速いのは(2)ヒロイックテイルだが、同馬は昨年6月の中央OP・スレイプニルスSで逃げて(3)レッドファーロに完敗、(4)ディクテオンに先着という結果だった。  よって、ヒロイックテイルは他馬がハナを主張すれば、控える可能性が高い。仮にヒロイックテイルが逃げたとしても、一昨年のブリリアントSを逃げ切り勝ちした頃のスピードはないので、そこまで速い流れにならないと

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          新潟11R 新潟大賞典の予想

          ■2018年以前、昨年と同じ開催4日目で外差し馬場  新潟大賞典は新潟外回りの芝2000mが舞台。新潟の外芝2000mは日本唯一のUターンコースで、最初の3角までの距離は約950mと非常に長いために、前半3~4F目でもあまりペースが緩まない(特に逃げ、先行馬が揃った場合)。さらに3~4角で急坂を下りながらのスパイラルカーブとなっており、ここで勢いに乗せられる中団馬、差し馬が非常に有利。逃げ、先行馬は苦戦の傾向となっている。  実際に過去10年で逃げ馬の3着以内は、2020

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          2024年 NHKマイルCの予想

          ■今年は外<中<内  昨年のNHKマイルCで外差し馬がワン、ツー、スリーを決め、大外から差したシャンパンカラーが優勝したように、例年のNHKマイルCは外差し馬場で行われることが多かった。しかし、今年は外よりも内が伸びるとは言わないが、経済コースを走れるぶん、外よりも内の馬が活躍している。  その上で、今年は逃げ、先行馬が手薄。その上で(9)キャプテンシーが逃げ宣言。タフな馬場だった前走のNZT時は(17)ユキノロイヤルのほうが明確にテンが速かったが、今回は(9)キャプテン

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