YeeY Well-being Channel

YeeY.Incが運営する「YeeY Well-being Channel」。ウェルビ…

YeeY Well-being Channel

YeeY.Incが運営する「YeeY Well-being Channel」。ウェルビーイングに着目し、「人事」という側面から、人や組織がはまってしまっている「枠」を取り払って、みんなが「ワクワク」できるような世界をつくっていきます。 URL: https://yeey.co

最近の記事

“こころのリファインの結果=ウェルビーイングに”。これまで伝えてきたことが社員に腹落ちするまで

リファインホールディングス株式会社は、有機溶剤のアップサイクル事業、天然資源・未利用資源循環事業などを行う会社です。   現在は「こころのリファイン事業」にも力を入れ、社内のウェルビーイングの向上とともに、人類が持続的に発展できる社会を実現するためのさまざまな取り組みに力を入れてきました。   2022年4月、リファインホールディングスは、社内におけるウェルビーイングのさらなる向上を図るため、YeeY共同創業者/代表取締役・島田由香にコンサルティングをご依頼くださいました。本

    • 知見を取り入れ、広げた1年。ウェルビーイングを体現する“本物の組織”を目指して

      アステリア株式会社は1998年に創業した、「つなぐ」ソフトウェアの開発・販売事業を中心とし、デザイン戦略コンサル事業、企業投資事業なども行う会社です。   同社は創業当初より働きやすい環境・制度作りに力を入れてきましたが、2022年7月にYeeY共同創業者/代表取締役の島田をCWO(Chief Well-being Officer)としてお招きいただき、ウェルビーイングに関する取り組みにより力を入れてきました。島田をCWOに指名いただいた背景と、参画後の変化について、代表取締

      • 脱コロナ禍のキーワード「ウェルビーイング」。欧州・アジア・日本の現状と課題。

        10月10日(月)は世界メンタルヘルスデーでした。「世界のメンタルヘルス問題に関する意識を高め、メンタルヘルスをサポートする取り組みを活発化させることを目的とした1)」国際デー2)です。1992年に世界精神保健連盟(WFMH)によって初めて祝われ、2013年より世界保健機関(WHO)も国際的なキャンペーンを行っています。WFMHの提起した今年のテーマは、「すべての人のメンタルヘルスとウェルビーイングを国際的な優先事項にしよう」でした。コロナが精神的にも経済的にも身体的・物理的

        • レジリエンスが育つ「土壌」を養うホースセラピー

          日本を含む多くの経済先進国で子どもの貧困問題が深刻化しています。米国ではおよそ7人に1人にあたる1,100万人の子どもたちが貧しい生活を送っていると言われており、それに伴う問題も多様化しています。 例えば、貧困状態にある6歳から17歳の子ども達の20%がメンタル面で問題を抱えている他、貧しい家庭に育つ子ども達の学習障害や退学率の高さも指摘されています。 このような子どもたちの支援で特に重視されているのは、思春期を迎えた子どもたちのケアです。この時期に積極的で効果的な支援を

        “こころのリファインの結果=ウェルビーイングに”。これまで伝えてきたことが社員に腹落ちするまで

          ウェルビーイングを押し上げる音楽「10の効能」

          音楽の素晴らしさについて、今更説明するまでも無いでしょう。誰しも音楽に心を震わせ、活力・喜び・癒しを与えられた経験を持つもの。コロナ禍においては音楽を通して距離を超えて支え合う人々の様子が、ネット上に溢れました。(ロックダウン下のイタリアで音楽を楽しむ人々:https://www.youtube.com/watch?v=EBByYjjvNzs1)。 今回は、近年様々な研究で明らかになっている音楽の効能についてご紹介します。音楽が健康にもたらす効果は、運動がもたらす効果の50

          ウェルビーイングを押し上げる音楽「10の効能」

          マーティン・セリグマン博士が語る パンデミック下におけるポジティブ心理学の活用と最新の研究(後編)

          129年の歴史を持つ、アメリカ最古で最大の心理学者の団体である「American Psychological Association(APA)」が週に1度配信するポッドキャスト「Speaking of Psychology」に、「ポジティブ心理学の父」として知られるマーティン・セリグマン博士が登場し、コロナ禍におけるポジティブ心理学の役割について語っています。今回は後編です。 マーティン E. P. セリグマン(心理学 博士)プロフィール: ペンシルバニア大学ポジティブ心理

          マーティン・セリグマン博士が語る パンデミック下におけるポジティブ心理学の活用と最新の研究(後編)

          2020年ウェルビーイングニュース7選

          新型コロナウィルス一色だった2020年。地球上に住むあらゆる人が同じ課題を共有し、暗いトンネルの出口をひたすら待ち望んだような日々でした。しかし、新しい年を迎えても閉塞感は続いています。そこで今回は、そんな私たちの日々を少し照らしてくれるような、過去1年間のウェルビーイングやハピネスに関わる7つのニュースをご紹介します。 目次❶ 「幸せホルモン」が辛抱強さを促進 ❷ 幸せな富裕層の特徴は時間の使い方にあった ❸ 組織文化を高め、生産性を上げるために一番大事なこと ❹ 

          2020年ウェルビーイングニュース7選

          マーティン・セリグマン博士が語る パンデミック下におけるポジティブ心理学の活用と最新の研究(前編)

          129年の歴史を持つ、アメリカ最古で最大の心理学者の団体である「American Psychological Association(APA)」は、心理学の知識を活用した様々な社会貢献活動を行っています。そのサイト(https://www.apa.org/topics)を一度訪れてみてください。職場の課題から移民問題までと、心理学を応用できるフィールドの広さに驚くでしょう。 そのAPAが週に1度配信するポッドキャスト「Speaking of Psychology」に、「ポジ

          マーティン・セリグマン博士が語る パンデミック下におけるポジティブ心理学の活用と最新の研究(前編)

          「実践ポジティブサイコセラピスト認定ワークショップ」事前登録開始。ワンネス財団、YEEY、JPPIの共同開催。

          Japan Positive Psychology Institute、株式会社YeeY、及びワンネス財団は共同で、ポジティブ心理学をベースに実践的に体系立てられた、強みを使って問題対処への土台を築く、新しい心理療法「ポジティブサイコセラピー」が提供できる人材「JPPI認定 実践ポジティブサイコセラピスト」を育てるオンラインワークショップを開講します。 ワークショップは半年以上に渡り、理論だけでなく体験的に学び、ポジティブサイコセラピー(ポジティブ心理療法)の実践的な技術を

          「実践ポジティブサイコセラピスト認定ワークショップ」事前登録開始。ワンネス財団、YEEY、JPPIの共同開催。

          試練や鍛錬抜きでメンタルを強く保つ5つの方法

          少し前までは主に医療関係者が用いていた「メンタル」という言葉。最近では高校生が「メンタルやられそう」なんて日常使いしていたりして、すっかり市民権を得ています。今回は、そのメンタルを強く保つ方法について見ていきましょう。 「メンタルが強い」と聞いてまず思い浮かぶのは百戦錬磨のトップアスリートでしょうか。確かに「メンタルの強さ(メンタルタフネス)」という言葉とその意味が最初に登場したのは1991年に出版された、スポーツサイコロジストJames Loeherの書籍だと言われていま

          試練や鍛錬抜きでメンタルを強く保つ5つの方法

          愛を自給自足できるかどうかが鍵。この世で一番大事な「人の愛し方」

          「自分を愛せない人は他者も愛せない」とはよく言われる言葉です。「うん、そうそう」と納得できる言葉ですよね。でも、これってそもそもどういう論理なんでしょう? 簡単に筆者が思う仕組みを記してみます。 人はいつも幸せを求めています。でも、自分を満たす幸福感を自給自足できないと他者や環境(モノや組織)にそれを求めてしまいます。すると他者とあなたの関係性は「幸福感を提供する側と幸福感を受け取る側」となります。 そして相手や環境が幸福感を提供し続けている間は相手や環境にも好意を寄せ

          愛を自給自足できるかどうかが鍵。この世で一番大事な「人の愛し方」

          ホースセラピーの驚くべき効果

          その穏やかな表情をながめるだけで優しい気持ちにさせられる馬。その馬を用いたホースセラピーをご存知でしょうか。これは、乗馬、馬との触れ合い、世話などを通じて精神機能や運動機能を向上させるもので、スポーツ/レクリエーション、医療、教育など、幅広い分野で用いられています。 馬を用いたセラピーの歴史は、なんと古代ギリシャにまでさかのぼるとのこと。負傷した兵士の身体機能回復に活用されていたそうです1)近年ではその効果について多くの研究が行われており、うつ病、不安、ADHD、行動障害、

          ホースセラピーの驚くべき効果

          マインドフルイーティング「身体をスリムに、心は豊かに」

          2020年はかつてないほど食への注目度が高まった一年でしたね。 新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、「お家時間」が増え、普段はできない手の込んだ料理やお菓子作りに挑戦した人も多いと思います。ホットケーキミックスが棚から消えるというニュースもありました。また、なんとなく冷蔵庫を開けて何かつまんだり、夜が長くてダラダラと食べたり飲んだり、仕事や動画を視聴しながらの「ながら食べ」が当たり前になったという人も増えたかもしれません。 この食習慣の変化に加えて外出制限による運動不足も

          マインドフルイーティング「身体をスリムに、心は豊かに」

          不安定な時代を安定的に生きる7つの方法

          突然ですが、あなたの人生の天気予報は今どんな感じですか?今週はどうですか?来週のお天気は?これからの3ヶ月予報はどんな感じでしょう。 「いやぁ、全く先が読めない」と言う人も少なくないですよね。(筆者も同じです。笑) 最近様々なところで頻繁に耳にする「VUCA」という言葉。Volatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)の頭文字を取ったものですが、実は30年前に生まれたものと言われています。しか

          不安定な時代を安定的に生きる7つの方法

          札束が入った財布が落ちている?!コペンハーゲンの半地下に”世界一小さなハピネス・ミュージアム”誕生

          デンマークと言えば世界幸福度ランキングトップ3常連国。その首都コペンハーゲンに、2020年7月「幸福」をテーマにしたミュージアムがオープンしました。 この240平米程の半地下に設けられた「世界一小さな幸せのミュージアム」。一体何を展示してどのように幸せを伝えているのでしょう。 今回はこのミュージアムを取り上げるCNN travel ”Happiness Museum looks at brighter feelings in uncertain times(不確かな時代に

          札束が入った財布が落ちている?!コペンハーゲンの半地下に”世界一小さなハピネス・ミュージアム”誕生

          パンデミックの「高揚期」が過ぎ去って、学生の心が壊れてしまう前にできること

          気がつけば季節は秋に変わっていて“キャンパス”に学生たちが戻ってきました。大学によって、戻った先がリアルなキャンパスという学生もいれば、再びスクリーンの前という学生もたくさんいます。 実は筆者も一大学教員で、後期の授業は引き続きオンラインのみです。さてどんな授業にしていこうかと考える時、どうしても気になるのが学生達の心の状態です。 今年度前期を振り返ると、教員も学生達も何とかこの緊急事態に対応し教育や学習を止めないようにと懸命でした。本当のところ学生がどうだったかは分から

          パンデミックの「高揚期」が過ぎ去って、学生の心が壊れてしまう前にできること