sanchi

arcaのアシリレラという曲の一節。 「日々は喜びを ときにはいつくしみを ドアは開か…

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arcaのアシリレラという曲の一節。 「日々は喜びを ときにはいつくしみを ドアは開かれた 今輝いて駆け出すよ」 という詞が好きです。 ささやかな言葉やありふれた風景に、 五感で感じる微かな違いに、今日も 心地よさとの出会いに期待しよう。

マガジン

  • 建築に込められた想い。時代をこえて受け止めたい

    建築には、それらを作った人の思いが詰まっている。そんな思いを感じることができればと、建築を見に足を運びます。

  • 植物の名前を知れば世界が広がる

    自然が織りなす色や形に魅了されている。観葉植物が少しずつ成長していくのを眺めたり、切り花の香りを楽しんだり、ドライフラワーを組み合わせるも楽しい。植物や花で日々に彩りと潤いを。

  • まだ見ぬ風景との出会いを求めて、休日を満喫しよう

    ざわめき、香り、空気、光、そこに行くことで気づくことがある。訪れる季節、時間によっても、それらは表情を変える。まだ見ぬ建物や風景に会いに行こう。

  • 日本建築の持っているしんとした空気。歴史の重みを感じよう

    そこに流れている穏やかな空気、古来から積み重ねられてきた歴史の重みに心惹かれます。この建物が見渡してきた風景、この場所が刻んできた出来事に思いを馳せて、日本建築を楽しもう。

  • 好奇心にジャンルはいらない。世界を感じ、知るを楽しもう

    好奇心を持ち続けたい。知らないことを知ることで、新たな世界が広がっていく。どんなことにも、つながり、関係性を感じることで、自分にとっての世界が広がっていく。

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寝泊まりするだけではないホテルの魅力

JR九州ブラッサム大分 内装設計 水戸岡鋭治 先日、大分へ泊りがけの出張に行く機会が あった。いつも日帰りなので、久しぶりの 宿泊である。大分で宿泊する時は、JR九州 ブラッサム大分に決めている。内装は、九州 を走るホテルのような電車のななつ星の設計 を手掛けている水戸岡氏によるものである。 随所に、そのモチーフが散りばめられている。 幾分、近くのビジネスホテルよりは高めだが、 他のホテルには代え難い魅力がいくつかある。 ①最上階の温泉からの絶景 最上階にCITY

    • 感性を刺激するアカデミックシアター

      近畿大学の東大阪キャンパスに広がる景色を楽しんで 今度は東正門を西へとくぐり、道路をはさんで西側に 広がるキャンパスへ。今回、大阪の南への旅の目的の ひとつとして目指したアカデミックシアター。そこは 文理の垣根を越え、社会の諸問題を解決に導くための 施設として建設された。1号館から5号館のデザイン の異なる建物が融合し、驚きの空間が広がっている。 建設されたのは2017年で、NTTファシリティーズに よる設計。今でもその斬新さは色褪せず輝くようだ。 中之島美術館を彷彿とさ

      • 次は東大阪市にあるキャンパスを目指して

        大阪を南へと進み、八尾市で折り返して  自転車をのんびりと走らせ、道中の建物をたどって、 東大阪市に位置する大学キャンパスへとやってきた。 その名は近畿大学。2024年の大学志願者数が全国で 1位であるといい、注目を浴びている大学でもある。 近畿大学は近大マグロでも有名に 今回の大阪を南へと向かう旅の目的の一つとしていた 近畿大学のキャンパスへの訪問。大学内へ立ち入れる かはさておき、まずはキャンパスが広がる街へ向かう。 いつものように守衛の方に挨拶し、学外者でも敷地内

        • 建物が発するメッセージをたどりながら

          サクラクレパスの本社を後にして 今回は大阪の南へと進む旅。道の途中の建物も目に 止まる。気になる建物があれば、自転車を降りて建物 の周囲をぐるりと歩く。その形状にデザインの意図を 感じながら、正面や側面と角度をつけて眺めてみる。 東畑建築事務所によって手掛けられた こちらは安井建築設計事務所によって 今度は昭和設計によって 設計事務所によって手掛けられた建物。水平ラインや 垂直ラインが様々に組み合わされ、変化がつけられて。 そこに込められたコンセプトを感じて、振り返

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        マガジン

        • 建築に込められた想い。時代をこえて受け止めたい
          200本
        • 植物の名前を知れば世界が広がる
          18本
        • まだ見ぬ風景との出会いを求めて、休日を満喫しよう
          219本
        • 日本建築の持っているしんとした空気。歴史の重みを感じよう
          46本
        • 好奇心にジャンルはいらない。世界を感じ、知るを楽しもう
          24本
        • うつわの魅力は眺めることと使うこと。想像力が刺激される
          29本

        記事

          創業100周年を迎えたサクラクレパスへ

          守口市にある大阪国際大学のキャンパスを後にして 旅をしては旅を振り返る。その中で、いろんなものを 目にして思いをはせて。今できることを積み重ねよう。 風景を眺め楽しみつつ、対象へと寄ったり、引いたり。 そして旅は続いていく。今回は大阪を南へと向かう旅。 大阪国際大学と同じく、安井建築設計事務所によって 1921年に創業し、100周年を迎えたサクラクレパス 大正時代、山本鼎によって推進された自由画教育運動。 その自由画の描画材料として、注目されたクレヨンは 舶来品で高価

          創業100周年を迎えたサクラクレパスへ

          夢中になって続ける先に見えるもの

          次なる旅は、まずは大阪国際大学のキャンパスへ おとなインターンの動画にふれ、学生の頃を思い出す。 あたらしいことを始める時に恐怖を感じるか。 小さい頃から思っていた夢が今の仕事なのか。 いろいろ調べ考えて、人ごとではなく、自分の こと。大学は社会に出ることに向き合う時間。 大阪国際大学のおとなインターンは、働く大人に会い に行く企画。場所は大阪府池田市にあるそら植物園。 そこには世界の様々な樹木が植えられて、樹齢800年 のオリーブも。西畠清順氏は、楽しく仕事をするには

          夢中になって続ける先に見えるもの

          今度の旅は大阪を南へと

          昨年に10月に関西に戻り始めた旅も京都から奈良へ、 そしてまた京都の京田辺へと旅を続け楽しんでいる。 しばらくは関西をめぐる旅。今度の旅は大阪を南へと。 いつものように自転車にまたがって、朝の風景を進む。 ピクトサインをたどるのも楽しみのひとつ こちらで新一号館のフロア構成も 新一号館のエントランスはインパクトのある空間に 大阪を南へと進み大阪国際大学に立ち寄って。まずは 警備員の方に挨拶して、大学を見学させて欲しい旨を 伝え名前を記入する。大学によって部外者への対応

          今度の旅は大阪を南へと

          アートあふれる空間と白い建物と

          週末の旅を楽しんでいる。そしてまた日常へと戻り、 日々に目にする建物も楽しんで。ブリーゼブリーゼは 大阪の西梅田に建つ複合施設。白で構成された外観と 内部空間や所々に設けられたアート、展望フロアから の眺めなど、いろいろと見所のある心地のよい場所。 光は様々なものに色を与えて ハービスOSAKAの開閉する屋根もいつか見てみたい アートあふれる白い空間と建物を楽しんだ。白で構成 された建物から、過去に訪れた白い建物も思い返して。 旅するように日常を歩き、日々で出会う空間

          アートあふれる空間と白い建物と

          いつものように旅を振り返って

          大阪から京田辺への自転車の旅を楽しんだ。途中、山道 を少し登るが比較的平坦で走りやすい道。特に帰りの 八幡からのルートは平坦で心地のよいサイクリング。 九州での広い空の下、走った旅を思い出す。眼前の風景 は次々と展開し、雲は流れていく。街から街へと風景 をたどっていく。ときには止まって、その場所の風景 を確かめてみる。一つ一つの点がつながり、線となり 面となって、関西の風景として記憶に刻まれていく。 ①京田辺への道のり 今回は、まずは大阪から京田辺へ ②観音寺 最初に

          いつものように旅を振り返って

          この街で永く愛される建物へ

          日本三大八幡宮が位置する八幡市をあとにして 自転車の旅も最後の建物へと向かう。旅先では様々な 建物を見て回っているが、中でも低層で垂直と水平線 で構成されている建物が好きだ。高さが抑えられ、横に 広がることで、圧迫感は抑えられ空との関係性を持つ。 そして旅の終わりに、枚方市総合文化芸術センターを 訪れた。ここは関西医大タワーのすぐ側で、ちょうど 行きの道中にも建物の近くを通りすぎた。京田辺から 八幡への風景を楽しみながら、ようやく日が落ちる前 に枚方まで戻ってきた。最後の

          この街で永く愛される建物へ

          八幡市といえば八幡宮のある所

          八幡市庁舎を後にして、大阪から京田辺への自転車の 旅もそろそろ終わりへ向かう。八幡市庁舎からは淀川 沿いを走り帰ることに。そして八幡市といえば八幡宮。 淀川へ途中には石清水八幡宮の境内が広がっている。 八幡市の観光PRにも石清水八幡宮 そうだ京都、行こう。の動画でも振り返って やわたのはちまんさんと親しまれる石清水八幡宮は 二十二社(上七社)で、伊勢神宮とともに二所宗廟 の一つでもある。また宇佐神宮、筥崎宮、鶴岡八幡宮 と共に日本三大八幡宮の一つにも数えられている。

          八幡市といえば八幡宮のある所

          ルーバーの建物をたどって八幡市へ

          縦のルーバーを用いてデザインされた建物をたどり、 八幡市の中心部へとやってきた。そこには2023年に 竣工した八幡市庁舎が建つ。摂南大学枚方キャンパス から大阪へは遠回りも、せっかくなので足を伸ばして。 人の仕草や題名の意図を感じながら 公開された図面も。水害に備えて庁舎機能は2階から 建物の外壁には様々な意味が込められて 設計は山下設計。敷地全体が完成するのを楽しみに 京田辺市から松井山手駅を越え、摂南大学の建つ丘を 過ぎ八幡市までやってきた。新しい建物から古い建

          ルーバーの建物をたどって八幡市へ

          白い素材と空と光が重なる空間へ

          自転車の旅は京田辺から八幡市へ 今回の旅では京田辺でもキャンパスに訪れて 道中の風景や建物を楽しみつつ、京田辺から大阪への 帰路へとつく。せっかくここまで来たので、少し遠回り となるが八幡市をまわって大阪へ。その途中では白い 壁にオレンジのロゴが映える大学施設に立ち寄って。 特徴のある様々な建物を設計されている 街の数字も楽しんで。やはり7といえば 今回は枚方キャンパスを訪れて 摂南大学枚方キャンパスに建つ7号棟と8号棟。白い 外壁は光をうけて乱反射し、建物の形を

          白い素材と空と光が重なる空間へ

          旅ではいろんな所に立ち寄って

          一休寺で人生について思いを巡らして 有漏路より無漏路へ。人生がこの世からあの世への つかの間のひとときであるならば、臆することなく、 起こりうること全てを受け止め、精いっぱい楽しんで。 心も体もひと休みした一休寺を後にして、旅の続きへ。 日々の暮らしや旅先にて、いろんなものを意識すれば 意外な角度からの動画も楽しんで SPAは九州への出張で体験済みに 設計されたの森村政悦建築設計事務所 建物の外観に動きを与える斜めの線にひかれつつ 様々な円の形に出会ったり 大

          旅ではいろんな所に立ち寄って

          これからも人生という旅を楽しもう

          寺院には日常とは異なる時間の流れがある 一休寺の境内をめぐる。方丈を後にして本堂の方へ。 冬の日差しが心地よい。小さな門をくぐり、境内に 広がる豊かな風景へ。参道は先にある別の門へと続く。 その空間に身を置き、光と風を感じ、小鳥のさえずりに 耳をすます。つかの間でも豊かなひとときを楽しんで。 過去からのバトンを新たな形で未来へと つなぐ つなげる つながる 人の思い 京都をめぐれば、いろんな寺院と出会う。それぞれに 特徴があり長い歴史を持っている。日本にある様々な 風

          これからも人生という旅を楽しもう

          方丈と枯山水に流れる時間と空間と

          一休寺を訪れた。心地よい参道の風景の中を進み境内 をめぐる。次に訪れたのは方丈と、内部に広がる白砂と 丸い刈り込みとソテツで構成される枯山水庭園。この 江戸時代初期に作られた庭園は国指定名勝でもある。 大徳寺の住職の一休宗純。大徳寺へもまたいつか 方丈と枯山水の風景に出会う旅を続けている 京都をめぐる旅で目にする寺院の風景 方丈と枯山水に流れる時間と空間にひかれている そして枯山水の極致にもたどりついた 酬恩庵一休寺の風景を動画でも 方丈の広縁に座る。眼前に広が

          方丈と枯山水に流れる時間と空間と