【応援読書.vol-25.わたしが正義について語るなら】
日本人なら誰でも知っているアンパンマン。
この名作を生み出したやなせたかしさんが自らの半生と正義について書かれた一冊。
実際に戦争を体験され、壮絶な人生を過ごしたやなせさんの考える「正義」は納得感があります。
やなせさんにとって「本当の正義」とは、ミサイルや爆弾を落として敵を倒したり、戦争したりすることではなく、まず目の前の飢えた人に食べ物を与え、ひもじい子どもを助けることだそうです。
インターネットができ、SNSによって引き起こされた分断社会にある現代を生きる我々が、