野猿(やえん)

出版業界で取次、出版社に従事。趣味は相撲と読書とこだわりランチ。以下9マガジン。1️⃣こだ…

野猿(やえん)

出版業界で取次、出版社に従事。趣味は相撲と読書とこだわりランチ。以下9マガジン。1️⃣こだわりランチ漫遊記2️⃣かたっぱしから読書生活3️⃣スイーツ男子4️⃣子供の頃から相撲好き5️⃣素晴らしきエンタテイメント6️⃣ちょっと一杯7️⃣駅弁三昧8️⃣教会よもやま話9️⃣世の中雑感。

マガジン

  • かったぱしから読書生活

    大学卒業以来、ずっと出版業界。本が好きで、ずっとこの世界で暮らしている。読書はフィクション派。ファンタジー好きなれど、時代物、ミステリー、純文学、何でも来いで、ひたすら濫読。読書歴から、お薦めの本と、読ませどころをご紹介。写真は私の唯一の著書「復刊ドットコム奮戦記」(築地書館)。表紙の絵は藤子不二雄Ⓐ先生による。

  • こだわりランチ漫遊記

    夜の飲食はお仕事絡みもあり、必ずしも自分が本当に食べたい物とは限らない。だからお昼は誰にも気兼ねせずに、好きな物を食べていたい。基本は新しいお店、新しいメニューに挑戦。職場の目黒、自宅の尾久周辺を中心に食レポ届けます。美味しさは値段とは必ずしも比例はしない。写真は大塚「ぼんご」のおにぎり(向かって左から明太クリームチーズ、卵黄醤油漬け、牛すじ)。

  • 子供の頃から相撲大好き❤

    小学生時代からずっと相撲が大好き。当時は力士を夢見たことも。お初の贔屓力士は早逝した横綱・玉の海。しばらく相撲から離れた時期もあったが、友人に誘われて阿武松部屋の後援会に加入して、ロシア人力士・阿夢露(写真)のファンになる(残念ながら2018年に引退)。2017年に仕事で相撲に携わり「日本相撲史」(復刊ドットコム)、「大相撲錦絵」(徳間書店)刊行に関わる。現在も相撲の仕事は継続中。趣味と仕事が一緒になった。角界トピックスやマスコミ情報などを紹介予定。

  • ちょっと一杯🍺

    夜の一杯。美味しい一杯、楽しい一杯。下戸の口ですが、お薦め店をご紹介。写真は根津「車屋」の「鯖棒鮨」。

  • 教会よもやま話

    日本ホーリネス教団尾久キリスト教会に通っています。牧師の高橋武夫先生のお話は面白く、推挙された本を読んだり、興味深かった箇所は自分なりに突っ込んで調べたりしています。写真は尾久キリスト教会の広瀬邦彦牧師先生。

記事一覧

dマガジンに加入してみて衝撃

 郵便によるベースボールマガジン「相撲」の遅配が不満で、富士山マガジンサービスを解約した。しかし富士山マガジンサービスには「相撲」デジタル版の取り扱いがなく、結…

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自分にとっての立ち食い蕎麦🇯🇵日本一

自分が立ち食い蕎麦No.1に推す西葛西「やしま」。先週の「ドランク塚地のふらっと立ち食いそば」でも紹介されていたので、たまらず訪問。  西葛西には新婚から十年ほど住…

15

大相撲夏場所は大の里が優勝🏆+8つの印象的シーン

大相撲夏場所が千秋楽を迎えた。優勝🏆は大の里。初土俵から7場所、入幕3場所目の快挙。角界にニュースター登場はよかった。石川県の方が喜んで下さったのもよかった。た…

15

夏はやっぱり冷やし中華でしょう🇨🇳

最近はめっきり混むようになった荒川区小台「十八番」。飲食店は人手不足や原材料高騰で閉まっているのだろうか。小上がりは膝がキツいので、カウンター席が空くまで待つ。…

使徒行伝第2章14〜18節「若者は幻を見、老人は夢を見る」

5月19日における尾久キリスト教会の広瀬邦彦先生による説教。この日の題材は使徒行伝第2章14〜18節「若者は幻を見、老人は夢を見る」。  今年のペンテコステは5月19日。…

北区梶原にオープンしたご近所主婦たちの教養溢れる子猫カフェ🐈‍⬛

蕎麦屋帰りに梶原の住宅街にできたカフェに立ち寄り。お店の名前は「Cafe Minou」。フランス語🇫🇷で子猫🐈‍⬛の意味だそうだ。木造の自宅の庭🪴にパラソル⛱️を広げて、…

暑い日は蕎麦日和at北区梶原

暑いので蕎麦日和。梶原「北むら」に行ったが、お店の前に4人待ち。こんなことは初めてだ。梶原銀座商店街に戻って「砂場」は入れた。しかし自分たちが入店後に続々とお客…

「第29回相撲甚句全国大会」を観覧、呼び出しの作り上げた日本の文化資産

阿武松部屋の大相撲初場所千秋楽打ち上げパーティーで、楽しい趣向があった。それは阿武咲関の故郷である青森県中泊町の方々による「相撲甚句」のパフォーマンス。相撲甚句…

フードコートは好き、関西人の粉物ランチ

曳舟に野暮用ランチ。周辺のお店は満員で、イトーヨーカドーのフードコートへ。フードコートは何でもありで好き(特に空港や外国では楽しい)。あまり食指が動くテナントはな…

自分の歳の半分以下で、自分の子供より遥かに若い同僚女子に薦められた、鶴谷香央理「メタモルフォーゼの縁側」

自分の歳の半分以下で、自分の子供より遥かに若い同僚女子に薦められた、鶴谷香央理「メタモルフォーゼの縁側」(KADOKAWA)を読了。電子書籍版はこちら↓ https://www.amazo

「焼きカレー」の浅草橋「ストーンズ」の「焼きカレースパ」は新境地の旨さ🍝、焼いて焼いて焼きまくる女将

「焼きカレー」を食べた浅草橋「ストーンズ」。焼きカレーがあまりに美味しかったので、バリエーションの「焼きカレースパ」@900も試しに来た。ちなみにここには「秘密のケ…

平井「豊田屋」は「なつとよ」が好き❤️

行くのが希少価値なはずの平井🏮「豊田屋」に連続お呼ばれ。少し遅刻したので1/3くらいは食べられなかったが、着いて以降の料理は以下の通り。ここは白子鍋や鮟鱇鍋が有名…

神保町シェア型書店ブラブラ歩き🚶

業界の大先輩にインスパイアされて、神保町のシェア型書店を覗いてきた。シェア型書店は棚貸しの、不動産屋みたいな書店である。自分としては、千駄木「TAKIBI」が1ヶ月持…

炒飯は塩味が大事

 友人が食べていて『美味しそうだな』と思っていたのを、しぶとく覚えていて遂に訪問できた新大久保の中華「大明飯店」。駅からの経路を間違えてずいぶん遠回りしてしまっ…

相撲博物館「雲龍型と不知火型」

相撲博物館の展示は「雲龍型と不知火型」。場所開催中は、入場券が観覧の前提となる。場所後は入場無料で見学できる。  横綱土俵入りには二つのスタイルがある。第8代、…

青春を過ごした風林会館の喫茶店「パリジェンヌ」でカツカレー

いつかは行ってみたいと思っていた新宿「パリジェンヌ」。かの有名な風林会館の1階。ここは日販に入ったばかりの頃に、遊び人の先輩に連れて来られて、男女入り交じって朝…

dマガジンに加入してみて衝撃

dマガジンに加入してみて衝撃

 郵便によるベースボールマガジン「相撲」の遅配が不満で、富士山マガジンサービスを解約した。しかし富士山マガジンサービスには「相撲」デジタル版の取り扱いがなく、結局はdマガジンで読むことにした。dマガジンは総数1,400誌以上の雑誌が登録されており、それを月額580円払えば全部読めるサブスク🈂️サービス。仕事として担当していたので、もちろん存在は知っていた。「Nintendo DREAM」のdマガ

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自分にとっての立ち食い蕎麦🇯🇵日本一

自分にとっての立ち食い蕎麦🇯🇵日本一

自分が立ち食い蕎麦No.1に推す西葛西「やしま」。先週の「ドランク塚地のふらっと立ち食いそば」でも紹介されていたので、たまらず訪問。

 西葛西には新婚から十年ほど住んでいた。当時から「やしま」はあり、いかに美味しいかは知っていた。いつもお店は満員だった。先ずは天ぷらが美味しい。何種類もの天ぷらが盛ってあり、テイクアウトで買ってゆく客も多かった。そして何よりもツユが美味しい。飲み干してしまいたくな

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大相撲夏場所は大の里が優勝🏆+8つの印象的シーン

大相撲夏場所は大の里が優勝🏆+8つの印象的シーン

大相撲夏場所が千秋楽を迎えた。優勝🏆は大の里。初土俵から7場所、入幕3場所目の快挙。角界にニュースター登場はよかった。石川県の方が喜んで下さったのもよかった。ただ場所前に不祥事を起こしているだけに、複雑な気分。自分としては、宮城野部屋処罰とのバランスから、せめて二所ノ関親方の減棒処分と大の里の1場所くらいは強制休場があってもよかったのではないかと思えた。そういう意味では新入幕で敢闘賞を受賞した欧

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夏はやっぱり冷やし中華でしょう🇨🇳

夏はやっぱり冷やし中華でしょう🇨🇳

最近はめっきり混むようになった荒川区小台「十八番」。飲食店は人手不足や原材料高騰で閉まっているのだろうか。小上がりは膝がキツいので、カウンター席が空くまで待つ。暑くなったら、やっぱり「冷やし中華🇨🇳」。もうそれ以外に選択肢はない。連れ合いは「酸辣湯麺」。先ずは生ビール🍻をグビグビ。ついでに「おつまみメンマ」。餃子だと麺の後に出てきがちなので「おつまみメンマ」にしたが、やっぱり同じだった。お通

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使徒行伝第2章14〜18節「若者は幻を見、老人は夢を見る」

使徒行伝第2章14〜18節「若者は幻を見、老人は夢を見る」

5月19日における尾久キリスト教会の広瀬邦彦先生による説教。この日の題材は使徒行伝第2章14〜18節「若者は幻を見、老人は夢を見る」。

 今年のペンテコステは5月19日。クリスマスには「メリークリスマス」、イースターには「ハッピーイースター」とあるが、ペンテコステにはそのような挨拶はない。しかしペンテコステは教会の始まった日であるからして、教会の誕生日。だから「ハッピーバースデー」とでも言うべき

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北区梶原にオープンしたご近所主婦たちの教養溢れる子猫カフェ🐈‍⬛

北区梶原にオープンしたご近所主婦たちの教養溢れる子猫カフェ🐈‍⬛

蕎麦屋帰りに梶原の住宅街にできたカフェに立ち寄り。お店の名前は「Cafe Minou」。フランス語🇫🇷で子猫🐈‍⬛の意味だそうだ。木造の自宅の庭🪴にパラソル⛱️を広げて、席を作っている。オーダーはアイスコーヒーに、連れ合いがシフォンケーキ🍰、自分は白いチーズプリン🧀。お店は女性3人で切り盛り。訊けばご近所衆だそうだ。こういうのが気軽にできるのが、女性のいいところ。男性だと、なかなかこん

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暑い日は蕎麦日和at北区梶原

暑い日は蕎麦日和at北区梶原

暑いので蕎麦日和。梶原「北むら」に行ったが、お店の前に4人待ち。こんなことは初めてだ。梶原銀座商店街に戻って「砂場」は入れた。しかし自分たちが入店後に続々とお客さん。入れてラッキーだった。連れ合いの推測によれば『今日は運動会の小学校が多いので、その流れではないか』とのこと。

 先ずは瓶ビール🍻をグビグビ。お通しにお新香。これがまたいい、シブいお漬物。オーダーは連れ合いが「冷やしたぬきうどん」、

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「第29回相撲甚句全国大会」を観覧、呼び出しの作り上げた日本の文化資産

「第29回相撲甚句全国大会」を観覧、呼び出しの作り上げた日本の文化資産

阿武松部屋の大相撲初場所千秋楽打ち上げパーティーで、楽しい趣向があった。それは阿武咲関の故郷である青森県中泊町の方々による「相撲甚句」のパフォーマンス。相撲甚句とは、大相撲の巡業などで披露される七五調の囃子歌である。力士の昇進や引退、巡業地の名所案内などをテーマにする。そもそもは力士に歌ってもらうために作られた。枕唄➡︎本唄➡︎はやし唄の順で進行する。そこに「どすこい隊」が合いの手を入れる。メイン

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フードコートは好き、関西人の粉物ランチ

フードコートは好き、関西人の粉物ランチ

曳舟に野暮用ランチ。周辺のお店は満員で、イトーヨーカドーのフードコートへ。フードコートは何でもありで好き(特に空港や外国では楽しい)。あまり食指が動くテナントはなかったが、関西人としてたこ焼き志向で「銀だこ」へ。連れ合いが粉物が苦手なので、外でしか食べる機会がない。関西人としては、たこ焼きは焼くものであって、揚げるものではないが、まあ仕方がない。ここでも10分待ち。バイトらしき女の子たちがセッセと

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自分の歳の半分以下で、自分の子供より遥かに若い同僚女子に薦められた、鶴谷香央理「メタモルフォーゼの縁側」

自分の歳の半分以下で、自分の子供より遥かに若い同僚女子に薦められた、鶴谷香央理「メタモルフォーゼの縁側」

自分の歳の半分以下で、自分の子供より遥かに若い同僚女子に薦められた、鶴谷香央理「メタモルフォーゼの縁側」(KADOKAWA)を読了。電子書籍版はこちら↓
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B07CJ9RJFY/
 久しぶりに書店に寄った75歳の老婦人・市野井雪。料理の本を買うつもりが、つい美しい絵に惹かれて買った漫画。それは、人生で初めて出会ったBLコミックス

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「焼きカレー」の浅草橋「ストーンズ」の「焼きカレースパ」は新境地の旨さ🍝、焼いて焼いて焼きまくる女将

「焼きカレー」の浅草橋「ストーンズ」の「焼きカレースパ」は新境地の旨さ🍝、焼いて焼いて焼きまくる女将

「焼きカレー」を食べた浅草橋「ストーンズ」。焼きカレーがあまりに美味しかったので、バリエーションの「焼きカレースパ」@900も試しに来た。ちなみにここには「秘密のケンミンショー」北九州市特集で紹介されていた「焼きカレー」を観て来たが、お店が「焼きカレー」を始めた経緯とは全く関係ないそうだ。お店の女将は、なんでもかんでも料理は焼いてしまう習性があるそうだ。だからカレーだけではなく「焼きロールキャベツ

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平井「豊田屋」は「なつとよ」が好き❤️

平井「豊田屋」は「なつとよ」が好き❤️

行くのが希少価値なはずの平井🏮「豊田屋」に連続お呼ばれ。少し遅刻したので1/3くらいは食べられなかったが、着いて以降の料理は以下の通り。ここは白子鍋や鮟鱇鍋が有名なので冬が人気。だが自分は夏の方が好き。これを「夏豊(なつとよ)」と呼ぶ。中でも「鴨とちくわぶのカレー炒め」は絶品だった。まさに腹パン。でも美味しいから胃に入ってしまう。
https://tabelog.com/tokyo/A1312/

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神保町シェア型書店ブラブラ歩き🚶

神保町シェア型書店ブラブラ歩き🚶

業界の大先輩にインスパイアされて、神保町のシェア型書店を覗いてきた。シェア型書店は棚貸しの、不動産屋みたいな書店である。自分としては、千駄木「TAKIBI」が1ヶ月持たずに閉店したのがショックだった。主宰者は自分の人生のロールモデルな方だったから。だから他のパターンとどう違うのか見てみたかった。
 先ず1軒目はネオ書房。行ってみたら、そこはかつて足を踏み入れたことのあるお店だった。怪獣とか昔の漫

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炒飯は塩味が大事

炒飯は塩味が大事

 友人が食べていて『美味しそうだな』と思っていたのを、しぶとく覚えていて遂に訪問できた新大久保の中華「大明飯店」。駅からの経路を間違えてずいぶん遠回りしてしまったが、本来はJR山手線沿いに新宿方向に4分。着いてみたら入るのに躊躇いそうなキタナシュラン。しかし勇を奮って細長いお店に入店。

 カウンターに座ってメニューを見てみたが、最初からオーダーは「海老🦐炒飯」@880と決めていた。海老は油で素

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相撲博物館「雲龍型と不知火型」

相撲博物館「雲龍型と不知火型」

相撲博物館の展示は「雲龍型と不知火型」。場所開催中は、入場券が観覧の前提となる。場所後は入場無料で見学できる。

 横綱土俵入りには二つのスタイルがある。第8代、第11代の横綱・不知火が不知火型の祖。雲龍型は第10代横綱・雲龍が祖。大きく両手を広げる不知火型、片腕を反対側に差し出す雲龍型。自分としてはダイナミックな型の不知火型を好む。そもそも横綱とは当初は土俵入りで場を盛り上げるための役割で、番付

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青春を過ごした風林会館の喫茶店「パリジェンヌ」でカツカレー

青春を過ごした風林会館の喫茶店「パリジェンヌ」でカツカレー

いつかは行ってみたいと思っていた新宿「パリジェンヌ」。かの有名な風林会館の1階。ここは日販に入ったばかりの頃に、遊び人の先輩に連れて来られて、男女入り交じって朝まで卓球🏓なんぞしていた青春のステージ(どうやって翌朝出勤したのだろう)。将来を嘱望されていた先輩(社長になると僕は思っていた)は、その後に身を持ち崩してしまったと風の便りに聞いた。

 ともあれ「パリジェンヌ」は区役所通りを真っ直ぐ行っ

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