エスせん

ラノベ好きなB級小学校教師のエスせんが、教育と野外活動とライトノベルを中心に色々語りま…

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ラノベ好きなB級小学校教師のエスせんが、教育と野外活動とライトノベルを中心に色々語ります。

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【改めて】note始めます。

まず自己紹介  初めまして「エスせん」と申します。  北海道の札幌市で小学校教師をしています。一の位を四捨五入すると六十歳になる年齢で、退職の日も射程圏に入ってきました。  「退職後、どうしよう…」と、ぼんやりセンカンド・キャリアの事を考えていましたが、何もしなければ、何も変わらないし、何も生まれません。そこで、令和5年5月29日からブログを再開しました。そして、令和5年12月4日からnoteも始める事にしました。  noteを始めようと思ったのは、令和5年12月3日放送の

    • 介護狂詩曲5~付き添いのお手伝い

       金曜は、月~木曜のテーマ以外の内容です。今回も、時々書いている介護の話です。  ここまで、母が外科、脳神経外科、内科、泌尿器科、耳鼻科の5つに通院していると書きました。これらを、私と兄弟と父で分担して付き添いしているのです…が、少々問題が。  母は、外科でリハビリもしています。これは以前書いた事のある、母の骨折のリハビリもありますが、それ以前から、筋力維持や骨密度維持の為にリハビリしていたらしいのです。  こう言う事も、母の介護を行う様になって、少しずつ分かってきた内容の1

      • 最も好きな場面

         木曜はライトノベル愛を語ります。今日は、令和6年5月段階で、最も好きな場面についてです。  これまで読んできたライトノベルで、最も好きな場面は何か…そう問われたら、即座に私は答えます。「『はめフラ』第2巻の第4章、カタリナの夢の場面です」と。  もちろん、私にとっては別格の存在である『くまクマ熊ベアー』には、好きな場面が沢山あります。『くまクマ熊ベアー』を除けば1番好きな『本好きの下克上』にも、好きな場面は山の様にあります。  でも、「最も好きな場面」と問われた時、真っ先に

        • 小樽自然の村は山ウド天国

           水曜は八軒自然科学クラブ話。今回は、前回の続きで、6月に行っていた小樽自然の村でのキャンプについて書きます。  このキャンプには3つの目的がありますが、3番目の「自然の中で自分の興味のある事を見つけ、有り余る時間を楽しく過ごす練習として」は、どちらかと言えば、「おまけ」みたいな目的だった…と書きました。もっとも、指導員が最も力を入れていたのは、この3番目の目的に関する部分だった…とも書きました。  指導員は何をしていたのか…色々とやっていたのですが、全員が必ずやっていたの

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        【改めて】note始めます。

          繰り返しは大切・後編

           月・火曜は学校教育話。今回は、上に引用した前回の話の続きです。  3年生の社会の授業で、写真や絵、図を見て気付いた事をノートに書き出させ、それを発表させていた私。粘り強く指導を続けた結果、発表される内容が面白い(興味深い・深く考えた)内容になってきました。  そんな、ある日の事です。  その日は、明治時代くらいの札幌を写した写真を見て、気付いた事を発表させていました。その時、ある子が次の様に発表したのです。  「この写真に写ってる頃の札幌には、電気が使われていない」  この

          繰り返しは大切・後編

          繰り返しは大切・前編

           月・火曜は学校教育の話です。今回は、繰り返す事の大切さ…を、自分が実感した経験談について書きます。  以前、3年生を担任した時の社会の話です。この年度の社会の授業では、写真や図、絵などを見て、分かった事、気付いた事、思った事をノートに書き出させ、それを交流すると言う授業を繰り返していました。  最初の頃は、ほとんど何の意見も出てきません。そもそもノートに何もかけていないのですから、まぁ、それも当然です。だからまず、何でもイイから書かせるために色々と言葉掛けしました。  「何

          繰り返しは大切・前編

          札幌木鶏クラブ令和6年4月例会

           金曜は、月~木曜に含まれないテーマです。今回は、令和6年4月18日(木)に開かれた札幌木鶏クラブ例会での学びについて書きます。  まず、さだまさし先生と鈴木茂晴先生の記事「かくて運命の扉をひらいてきた」の「出し惜しみせず一所懸命やろうと心懸けてきました」を受けてのT先生の言葉。御自身の仕事の話として、「自分の算盤教室でも手抜きはしない。どの子に何をすれば良いかを考える。手伝いに行った算盤教室ではスリッパを用意してくれる事もあるが、それは使わないようにしている。使うと動きが鈍

          札幌木鶏クラブ令和6年4月例会

          ドキドキ&しっとりの『半妖のいもうと2』

           木曜はラノベ愛語りです…が、今回もライトノベルとは少し異なります。前回と同じ、蒼真まこ先生の作品紹介です。  因みに、前回の記事は以下の通りです。  今回紹介するのは、前回紹介した『半妖のいもうと~あやかしの妹が家族になります~』の続編『半妖のいもうと2~あやかしの妹におともだちができました~』です。  1巻目で、「家族として頑張ろう」と決めた主人公の杏菜…ですが、妹くり子が保育園に行く様になった事で、思わぬトラブルが発生します。更に、そのトラブルに対応する中で、「母親代

          ドキドキ&しっとりの『半妖のいもうと2』

          6月は小樽キャンプ

           水曜は、今は解散してしまった八軒自然科学クラブの思い出話を書いています。今回は、通常の活動の紹介です。  八軒自然科学クラブでは、夏休みと冬休みの時期には長期のキャンプを行っていましたが、それとは別に6月にもキャンプを行っていました。場所は、小樽市にある小樽自然の村というキャンプ場です。  このキャンプの目的は、大きく3つありました。 1.家族と離れ、子供だけで宿泊する練習として。 2.自分だけの手で料理を作り、食べる練習として。 3.自然の中で自分の興味のある事を見つけ

          6月は小樽キャンプ

          「うとてとこ」の授業③

           月・火曜は学校教育の話です。今回も「うとてとこ」の授業記録の続きです。  二連目を学習し終えた段階で、   「続きはあると思いますか」 …と問いました。ほぼ全員が「ある」と答えます。理由を尋ねると、「まだ『こ』が出てない」とか「『う』と『て』があるなら、『こ』もないとおかしい」などの意見が出ました。そこで、   「では、一列空けて、三連目の一行目を書いてみましょう」 …と指示を出しました。どの子も「ことことことこ」と書きます。書けた事を褒めた後、   「二行目は、どうなり

          「うとてとこ」の授業③

          「うとてとこ」の授業②

           月・火曜は学校教育の話です。今回は、前回の「うとてとこ」の授業記録の続きです。2年生の子供たちに授業しました。  書画カメラでテレビに映し出しているノートに、「てとてとてとて」と書き、子供たちにも写させました。   「何の事だと思いますか」 …と問うと、「手の事じゃないかな」などの意見が出ました。「てがよんほん」と書くと、「やっぱり」と言う声が聞こえてきます。書き写させた後、   「どう言う事ですか」 …と問うと、「手が4本あるって意味です」と答えがありました。ここで直ぐ

          「うとてとこ」の授業②

          介護狂詩曲4~母のケガ

           金曜は、月~木曜のテーマ以外の内容です。間が空きましたが、今回も介護の話です。  私はブログもしています。記事はブログへ先にアップし、少し期間をおいてから、修正してnoteに記事をアップしています。  そうやって、介護の記事をブログに書いていた令和6年3月9日(土)…事件発生(正しくは事件発覚)!  母が外で転倒し、顔面をケガしてしまった(…と分かった)のです。  この日、母をリハビリに連れて行くため私は実家を訪れました。そして、母の顔を見ると…左の額に絆創膏が貼られ、左目

          介護狂詩曲4~母のケガ

          しっとり&ドキドキの『半妖のいもうと』

           木曜はラノベ愛語りです…が、今回はライトノベルと言って良いのか分からないのです。今回紹介する作品は、もしかするとライト文芸にふくまれるのかもしれません。まぁ、その辺りのジャンルの詳細は分かりませんし、作品が面白かったので紹介します。  今回紹介する作品は、蒼真まこ先生の『半妖のいもうと~あやかしの妹が家族になります~』です。  この作品、相互フォローしていただいている笹目いく子さんが、noteの記事で『半妖のいもうと2~あやかしの妹におともだちができました~』を紹介していた

          しっとり&ドキドキの『半妖のいもうと』

          手稲山沢歩きの目的3つ

           水曜は、八軒自然科学クラブの思い出話です。今回は、前回の手稲山沢歩き話の続きです。  まず、手稲山での沢歩きの目的の1つ目、水の中に入る事への抵抗感を減らしたい…です。  意外と言えば意外なのですが、かなりの数の子供たちが水の中に入る事を嫌がります。もう、ほんのちょっとでも濡れるのを嫌がります。だから、沢歩きなのに、ずっと川岸を歩いている子も少なくありません。  でも、せっかくの沢歩きなのです。水の中に入って、濡れながら歩く方が楽しいじゃないですか。  それに、サマーキャ

          手稲山沢歩きの目的3つ

          「うとてとこ」の授業①

           月・火曜は学校教育の話です。今回は、久しぶりの授業を記録がてら語ります。  私が尊敬する、千葉県の野口芳宏先生の実践に「うとてとこ」があります。谷川俊太郎さんの詩を使った授業で、私は何度も追試させていただきました。そして令和5年度の最終盤の国語の授業、久しぶりに「うとてとこ」の授業を行ったのです。  因みに、授業は2年生に行いました。  書画カメラでテレビにノートを映し出し、   「ノートを開いて日付を書きましょう」 …と指示しました。子供たちが書いているのを確認すると、

          「うとてとこ」の授業①

          それは貴方の理想でしょ

           月・火曜は学校教育の話です。今回は、妻から聞いた授業の話をします。  この記事を書いた令和5年度、妻は2年生の担任でした。札幌では、国語の授業で光村図書の教科書を使っており、2年生の最後の方の単元に「スーホの白い馬」という作品があります。  知らない方のために簡単に紹介しますと、モンゴルの草原で羊飼いをしている貧しい少年スーホが主人公です。ある日スーホは白馬と出逢い、様々な出来事を通し、スーホと白馬は家族の様な親友の様な関係を築きます。しかし、そんなスーホと白馬を悲劇が襲い

          それは貴方の理想でしょ