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本業はデータサイエンティストです。素人目線で様々な企業の戦略を考えて感じたことを発信していく予定です。 twitter: https://twitter.com/_yappy__

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“True digital company”を目指すディズニー、足元の柱となるパーク・体験事業の中身とは

今回は先日ボブ・アイガーCEOの復帰が話題になったディズニーの決算を見ていきます。 2月に行われたFY23 Q1の決算発表にてボブ・アイガーCEOは、クリエイティブが中心の会社であることを冒頭で話した上で、テクノロジーという単語を何度か発しています。 具体的には自身が過去に行った変革を2つ上げ、一つが新たなテクノロジーの獲得として「ピクサー、マーベル、ルーカスフィルムの買収」を紹介し、次にDisney+をローンチするなど真のデジタルカンパニー(”true digital

    • データサイエンティストが見るマツキヨココカラ&カンパニーのDX戦略

      今回は、本業でデータサイエンティストをやっていることもあり気になっていたマツキヨココカラ&カンパニーのDX戦略について書いてみます。 事業の全体像まず2023年3月期第2四半期決算説明資料をもとに事業の全体像を見ていきます。グループ全体では第2四半期累計で4650億円の売上があり、営業利益率で見ると6%ほどとなっています。 次に商品別の業績を見ていくと、医薬品が全体の36%ほど、化粧品が33%ほどを占めており、合計で全体の約70%の売上を出していることがわかります。また両

      • セブン&アイグループとは異なるローソンの独自戦略とは

        前回のセブン&アイグループに続き、今回はローソンの決算資料を見ながらどのような戦略が取られているか調べてみました。 全体的な数字セグメント別に業績を見てみると、営業総収入では国内CVC事業が約3433億円を計上しているものの、セブン&アイグループの国内CVC事業の同時期(2023年2月期2Q)の約4467億円に比べると77%ほどに留まっている状況です。 営業利益率で見ても、セブン&アイグループが28%ほどに対して、ローソンでは6%ほどになっており、大きな差が生まれています。

        • セブン&アイの海外戦略を調べてみた

          セブン&アイホールディングスの経営が気になったので調べてみたことをまとめてみました。 基本的にはセブン&アイホールディングスの2023年2月期第3四半期決算説明資料と説明会書き起こしをもとにしており、別途調べたものは都度参考文献を張っています。 全体的な業績まず全体を見ると、グループ全体の第3四半期累計の売上が13兆円ほど、営業利益が3948億円で営業利益率は約4.5%という数字になっています。 セグメントごとに見ると、営業収益では海外コンビニエンスストアがトップ、営業

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