五月の角度

4月の最終日です。
今年もすでに3割が終わろうとしています。じつに早いもので……

さて前回4/19に記事をアップしてから8試合を終え、戦跡は5勝3敗となりました。うれしいシリーズ勝ち越しもあり、首脳陣も選手も、しだいに新チームの要領をつかめてきたようにも見えます。

打線が温まってきたことは大きいですね。特に浅村と島内の状態が上がって来たのでひと安心です。得点圏にランナーを置き、タイムリーを打つシーンがチームとして増えてきました。
しかしながら投手陣の被打率の高さ(.276、他チームは.188~.231)は相変わらず。
打のほうでは小郷、村林、辰己、小深田が頑張っていますけれども、まだまだ物足りない。レギュラーである彼らがもう一段上の活躍をしなければ、持続可能性のあるチームの浮上はないのかなと。いつまでも30代のベテラン頼みというわけには行きませんので。

毎年プロ野球をご覧になられている方はよくご存知のとおり、シーズン全体にとって交流戦前の五月の角度が、ひとつ目の重要な分岐点となります。
どんなに開幕から四月が絶好調でも、五月が下がり調子になってしまうと立て直しがなかなか容易ではありません。特に注意してほしいのは怪我ですね。
また五月から上昇できるチームには、フレッシュな戦力の登場があり、そのまま交流戦を迎えるものでもあります。

四月の今江イーグルスは、昨年までにあったあらゆるものを飲み込みながら、新たな課題を解決しつつ、前を向いていくための期間であったと思います。とにかく首脳陣が若いですから、五月も色々とあるのでしょうけれど、それらも楽しみの一つとして受け止めています。
あらためてポイントをまとめますと、投手の被打率の良化、中堅レギュラー陣の奮起、投打問わずフレッシュな戦力の台頭。
五月はこの三点がガッチリと噛み合い、チームが勢いづくことを期待したいですね。






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