『太陽が破裂するとき』を再び読む
精神分析家クリストファー・ボラスが統合失調症の精神分析的治療について論じた本です。先日読後評を上げた『こころの秘密が脅かされるとき』の縁でもう一度手に取りました。最初に読んだのはいつだったか、統合失調症は治癒するという宣伝に猛反発して買ったものの精神分析的なタームに全くついていけず、結論にも納得できなかった。ただ、どうも精神病体験に関する記述にはリアリティがあるな、と思ったものです。今回再び手に取ってみたら付箋がベタベタつけられており、当時はだいぶ一生懸命読んだんだなぁと我