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プロダクト組織を急拡大!次なるステージを切り開くスタメンの挑戦

こんにちは。スタメン CTOの松谷(@uuushiro)です。今回はスタメンnoteリレー17日目の記事となります。

これまでのスタメンnoteリレーの記事では、スタメンの日常風景や社員一人ひとりの価値観、そして話題のGenerative AIから創業事業であるTUNAG(ツナグ)のビジネス戦略に至るまで、様々なトピックが取り上げられてきました。

今日、私が担当するこの17日目の記事では、スタメンプロダクト組織の直近の動きと、事業の飛躍的成長に向けたプロダクト組織の急拡大について書きます。

特に社外のエンジニアの方々向けに、TUNAG(ツナグ)というプロダクトと、これからのスタメンの組織成長について興味をもって頂けるように書きました。

創業事業 TUNAG(ツナグ) 

TUNAG(ツナグ)」とは、『エンゲージメント経営の実践を支援することで、企業の成長を加速させる』をミッションに掲げた、エンゲージメントプラットフォームです。スタメンの創業事業で、サービス提供から約7年が過ぎました。

エンゲージメントプラットフォーム TUNAG

TUNAGの中心的な価値が「コーポレートリビング」という考え方です。エンゲージメント経営の実践をするにあたって、まずは人と情報が自然に集まる場所が重要です。自宅のリビングのように会社でも自然と人が集まり、そこでちょっとした雑談や新たな気づきが生まれる、そんな空間設計を大切にしています。我々プロダクトメンバーは、TUNAGを自然に開いてしまうような魅力的な社内コンテンツが継続的に生成される仕掛けや、日常業務にフィットするプロダクトをつくっています。

会社それぞれの色を反映させたコーポレートリビング

TUNAGは社内のエンゲージメント向上を目的として、トップメッセージ、1on1、サンクスメッセージ、WEB社内報など様々な社内施策が運用できる柔軟なシステムであることに加え、ノンデスクワーカーの方々をメインターゲットに、業務DXを目的としてチャット、業務ワークフロー、カレンダーなどと多くの機能を提供しています。

各企業それぞれのエンゲージメント課題にフィットするようなカスタマイズ性と、エンゲージメント施策から業務DXまで、オールインワンで提供できることに価値を感じていただいて、ここまで成長してきました。

そして、スタメングループ全体としても、TUNAG(ツナグ)を中心として、右肩上がりの売上成長を続けてきました。

2023年12月期 第1四半期決算説明資料 より

また、メインターゲットである会社以外にも、学校法人や労働組合といったマーケットへの拡大が進んでおり、今後も新しいマーケットでTUNAGの可能性を積極的に模索していきます。

プロダクト組織の転換点

続いてプロダクト組織について説明します。

スタメンは本社が名古屋にあるITベンチャー企業です。2022年までは、主に名古屋エリアに限定してプロダクト組織の構築に力を入れており、約20人のエンジニアからなるチームで、先ほど説明したTUNAGのプロダクトの成長を支えてきました。

今後もTUNAGが高い成長率を維持し、3年後、5年後を見据えたTUNAGの成長戦略を実現するためには、コーポレートリビングというプロダクトのコア価値を高め続け、エンゲージメント領域を中心としたHRマーケットでNo.1になること、そしてモバイルアプリを中心に業務DXを支える各種機能で最高のUXを実現し、ノンデスクワーカーを始めとした業務DXマーケットで勝ち切る必要があります。

今後の注力ポイントは見えてきているのですが、それ推し進めるためのエンジニアリソースが圧倒的に足りない状況が今です。

今後求められるエンジニア採用スピードを考えると、これまでの名古屋エリアに限定した採用では実現できないと考え、2023年1月に新東京開発拠点を立ち上げました。

現在、東京開発拠点立ち上げから約5ヶ月間が経過し、東京拠点には2023年5月時点で6名のエンジニアが在籍しており、東京拠点と名古屋拠点が一体となってTUNAGをブラッシュアップしています。

また直近1年間は、CTOの私1人のマネジメント体制であったため、組織がスケールできない状態が続いていました。2023年5月より、5名がEM(エンジニアリングマネージャー)に就任したことで、マネジメント体制としてもプロダクト組織のスケールに備え始めることができてきました。

プロダクト組織の急拡大に向けて

東京開発拠点が立ち上がり、マネジメント体制も整い始めた今、今後の飛躍的成長に必要なプロダクト組織の拡大に向けた取り組みを始めました。

エンジニアHRチームの立ち上げ

東京開発拠点の立ち上げまでのエンジニア採用活動は、基本的にCTOである私を中心に行ってきました。しかし、今後求められるエンジニア採用のスピードを考えると、CTOがボトルネックになることは必至です。

また、これまでは、CTOの私を含めた各部門の責任者が人事部門と協力して、全社の採用活動の改善に取り組んできました。しかし、今後のスタメンの採用計画では、特にエンジニアの採用に重点を置いて進めていくため、エンジニアに特化したブランディング施策や採用プロセスのアップデートなどは、全体の動きを待たずに独立して迅速に改善を回していく必要があります。

採用計画を達成したからといって、必ずしも事業計画も達成できるわけではありませんが、優秀なエンジニアを継続的に採用できなければ、事業を飛躍させるための打席に立つことすらできません。これが現実です。

これらの状況を踏まえ、スタメンではエンジニア採用に本気で取り組むべく、2023年5月よりCTO室にエンジニア採用専門のエンジニアHRチームを立ち上げました。東京開発拠点で仲間になってくれたエンジニアが1人目の専任エンジニアHR担当としてチーム立ち上げをしています。立ち上がったばかりのエンジニアHRチームは、CTO及びEMチームと非常に近い距離で、現状のスタメンの認知施策や採用プロセスなどを抜本的に変えていこうとしています。具体的には、エンジニア採用サイトのリニューアル、エンジニア向け会社紹介資料のアップデート、現場のエンジニアの巻き込み、リファラル採用制度の見直し、選考プロセスの改善、採用媒体の見直し、学生インターンの企画など、エンジニアHRチームを中心として、プロダクト組織全体を巻き込んだ全員採用の取り組みも始まっています。

エンジニアHRチーム自体の強化もしていきたく、早速2人目を募集しています。スタメンは今後のエンジニア採用にブレーキは踏みません。これから今の組織規模の2倍、3倍、5倍とスケールさせていきます。CTO及びEMチームと一緒にエンジニア採用にフルコミットする方を募集しています。

DX(Developer eXperience)チームの立ち上げ

これまでTUNAGは、プロダクトをいかに伸ばすかに注力してきた一方、内部品質や開発効率などに関する課題が後手に回っています。

本来プロダクトチームはユーザーにとっての本質的な価値にのみフォーカスできる状況が理想ですし、開発者体験が悪いと良いユーザー体験を提供することができなくなっていきます。

TUNAGが成長軌道に乗ってきた今、今後も組織をスケールさせながら、継続的にプロダクトの価値を素早く世の中に届けていくためには開発者体験に関する明確な戦略が不可欠だと考えており、この課題に集中して取り組むために、今年の4月からCTO室にDX(Developer eXperience)チーム を立ち上げました。

まず足元の課題としては、フレームワークやライブラリのバージョンアップやフロントエンド領域のモダン化など、まずは世の中のスタンダードに追いつく部分から取り組んでいます。

TUNAGの顧客は、一般企業・労働組合・大学といったように多角化しています。また、プロダクトの特長としては、エンゲージメント経営・業務効率化・福利厚生(ベネフィット)・タレントマネジメントなど、提供価値の多角化による事業成長ポテンシャルが非常に大きいです。今後も加速し続ける事業展開に追従していくためには、プロダクトのコアな価値を整理し、ソフトウェアの変更容易性を担保していく必要があります。特に今後の組織のスケールにおいて新しいメンバーが増えていくことを考えると、TUNAGのドメインの整理とそれに合わせたコードの整理の必要性は増していくのではと考えています。腰を据えてじっくりと取り組んでいきます。

もう少し将来の話だと、共通基盤への投資やプロダクトチームへの技術的なイネーブルメントなど、プロダクトで会社をリードする体制づくりをDXチームが主導していきます。エンジニア組織の生産性を向上させることにワクワクするエキスパートの方、ユーザーに徹底的に向き合える開発環境をリードする方を募集しています。

まさに転換期の今、一緒にやっていきませんか?

東京も名古屋もエンジニア組織を急拡大していきます。今後も続く転換期を一緒に楽しみ、プロダクトで事業を飛躍させる仲間を募集しています!

また、25卒向けサマーインターンやります🔥 実務にガッツリ入っていただき、濃〜い2週間を提供します!! チャレンジ精神に溢れた学生の皆さんをお待ちしています!


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