野点をしてみようと思ったこと その1
野点士ロビーです。
今、僕は1000人野点を標榜して、毎日誰かと野点しています。
お茶の稽古を受けたこともないですし、お茶のお作法などはあまりありません。
ただ、たまたま今住んでいる家にお茶室があったので、点て方ぐらいは覚えようとYouTubeの点て方動画を見ながら、見よう見まねで覚え、たまに点てては飲んでいました。
その程度で、全然毎日飲んでいるわけでもないですし、今でもコーヒーの消費量の方が多いと思います。
そんななか、いくつかのキッカケがあり、野点をしました。
4月13日のことでしたが、出張中に訪れた、金沢の松風閣庭園(旧本多家庭園)を見学していたところ、掃除をしている作業員のおじさんが、池の畔の石場を指さして「ここはかつて、野点が行われていたそうですよ」と教えてくれたのです。
出張に茶器を持ち歩いていたので、鞄の中に茶器がある。
「これは、野点するしかない!」とひらめいたのです。
園内は飲食禁止でしたので、清掃員のおじさんに「お茶を点てるふりをしてもいいか?」と確認して、エア野点をしました。
清掃員のおじさんが言うには「明治以降、ここで野点をしたことは恐らくないと思うよ」とのこと。
ということで、初めての野点は本邦初の日本庭園でのエア野点でした。
思いつきでやってみた野点が、この後の活動に繋がるとはこのときには思ってもいませんでした。
(つづく)
お抹茶は、3980円の入門セットでも充分点てられます。
究極、茶筅があれば後は家にあるものや100均一のものでも代用できるので、みんなもっとお茶点ててみて。
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