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取りあえずエロ同人誌描いてみた話

ツイートの中身がスカスカだった話」を書いた後、twitter投稿を無言画像投稿に切り替えて早半年。
タイムラインなんて全然見てない。
というかエロ専用別アカウント作って、前のアカウントは放置した。

エロ専用アカウントのタイムラインは、エロ補充という明確な目的があるシンプルなものになったため、精神衛生上は非常に過ごしやすくなった。
あと、エロ絵投稿してたら一瞬で前のアカウントのフォロワー数超えて、4倍くらいになった(フォロワーほとんどは見専アカだけど)。

一方、前アカウントは無言画像投稿運用に切り替えた結果、2~3人の固定フォロワーからのいいね以外は、ほぼ反応が死滅した。
前記事の考察通り、やはり私はTwitterでツイートする意味など無く、私の日常とか健全絵のツイートなんて誰も興味なかった。
エロ絵だけ描いてればよかったのだ。
それでも2~3人の固定フォロワーさんは見ていてくれるんだなと、少しうれしくなった。

さて、今回はタイトル通り、突然エロ同人誌を描いた話。

なぜ・・・。

エロ絵はp○xivに2014年くらいからちょくちょく投稿してた。
5年くらい経過した2019年のある日。
「ある程度表現の幅が広がったし、昔やってた漫画の技術と融合してエロ同人でもやろうかな」とじわじわ思い始め、当時はまっていた「だ○しかし」の枝垂○たるちゃんの同人誌を描こうと決意した。

そしたら、ネームだけ書いて、その後のモチベーションが消え去ってしまい、枝垂ほ○るちゃんの同人誌は立ち消えになってしまった。
(当時お仕事的な事情で、それどころじゃなかったという言い訳はあるけど)

昔から、デッサンイマイチで適当に漫画描いてた頃は、コマ割りとかアップ構図を駆使して、画力ないのを騙していたけど、エロ同人だとそうはいかない。ちゃんと描けないと1コマも描けなかった。
わたしはエロ同人に挫折した。

ところが、2021年に状況が急変する。

何のエロ描いたのだ

とあるvtuberにハマって、その人のふ○なり18禁同人誌を作った。
これには理由がある。

まず私が重度のふ○なり好きであること。
そして、そのvtuber本人がふ○なりを容認というか肯定する発言を頻繁にしていたこと。

特に2つ目が重要で、今まで描いていたvtuberさんは、その人たちも、私はもれなくふ○なり18禁絵を題材で描いていたのだけど、ふ○なりに対して容認することはあっても、肯定することはなかったことだ。

vtuberはガワの中に人がいる特性上、あまり大っぴらに18禁絵をだすのもはばかれるジャンルだと思っている。
だから、p○xivにそういう18禁絵を投稿するときは、自主規制としてタグ編集は禁止にして、それ関連のタグはつけないようにしている。
まして、私が描いているのは特殊性癖のジャンルだ。
自分の描いた絵のはばかりは2乗。2重の配慮が必要なものだと思っている。

でも、そのvtuberさんは肯定までしてくれた。
というか、単純にガワやキャラクターが好みで好きだったので、もうこれは好機だ!描こう!ってなって同人誌再始動を決めた。

苦悩の日々 その1:キャラ描けない

意気込んで同人を描き始めたものの、まずそのvtuberさんを描きこなせない。
そのvtuberさんの構成するパーツがあまり私が描いたことないものが多く(特に目が大変だった)、まず描くこと自体に苦戦した。
あとは、そのvtuberさんの設定を逸脱しない(俗にいう解像度を上げる)作業。1人だけじゃないから配信観つつ、ネームに反映させる必要があった。

苦悩の日々 その2:いきなりフルデジタル

アナログ原稿は経験あるけど、デジタルで同人誌作るとなると、まずどうやるんだ状態だった。
そのため、フルデジタルで入稿させるまでの手順や技術について、都度都度調べて、saiとクリップスタジオをガチャガチャしたのだけど、入稿完了まで何が正解かわからない状態でずっと不安だった。

苦悩の日々 その3:描く絵が多くて大変

p○xivで投稿した絵は、色塗りはあるけど線画は1枚かいたら終わり。
デッサン狂いで苦悩したって1枚は1枚だ。
だが同人誌は違う。1枚でも最低4回は人物を1から描く。

昔、古屋兎丸(江口寿史かな?)先生が、
「漫画は1枚絵を何枚も描くことになるから、量を描く必要があって大変」と言っていた気がするけど、本当にそのとおりだと思った。
しかも、1枚絵と同じ時間描いたら、単純に締切間に合わない。
いかに効率よく手抜きじゃない絵を描くかに、神経を注がなくてはならなかった。

苦悩の日々 その4:時間が捻出できない

出した同人誌は8月に完成した。
イベント参加+同人誌を出すことを決めたのが3月で約半年あったのだけど、当時の仕事の都合で執筆できるのは土日だけ。
しかも4~6月は土日すら削られ、夜勤もあり、体調整えるのもやっとの状態。
6月以降の予定はマジ読めず、ちゃんとした予定がたてられなかった。
8月に本が出せたのは、個人的には奇跡だと思っている。

結果

イベントまで何とか間に合わせて、16P/本文13Pの薄い薄い本を完成させることができた。そして、満を持してイベント参加。
イベント終了から1週間経過して、反応こんな感じだった。
・twitterエロアカウント告知
 →いいね1桁
・イベント参加結果
 →80部刷って40部しかさばけず
・通販開始
 →いまのところ10部もさばけていない

最後に

「結果」で書いたことがすべて。
p●xivでやっと1万フォロワー行くくらいになって、少しは世間様に私のエロ絵も認知されているのかなと思ったけど、現実はきびしい。
言い方悪いけど、「結果」の数字見てバカみたいだなと思いました。
何が ”いかに効率よく手抜きじゃない絵を描くかに、神経を注がなくてはならなかった。” だよ、どの口が言っているんだ!?

とはいえ、情勢的なものもあるし、あまり極論するのも早いのかなと思う。
密かに期待しすぎていたのでしょう。少し落ち着いて、この結果の受け止め方を決めようと思います。

とりあえず、ややショックでした。気分は爆死です。
おわり。

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