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皆さんこんにちは。バーチャル○○の月白シタンです。
今日は自分の動画の解説的なものをしたいと思います。
知ってる方は知っている、月白シタンの動画は『後味の悪い話』や『悲しいこと』を題材に詩や物語を作って朗読する、という人気のなさそうな活動をしています。
1.【日記】小さくなっていく月で
音質が終わっているが目をつぶってほしい。
これは月が小さくなっているのではなく、昔の月が大きくなっているのだ、という話だが、これは過去の自分という存在が今の自分の重荷になっているという描写で、「何も見えないほどに」過去の自分を見ているというのを伝えたかった。
過去の自分と言う存在が、夜に浮かぶあの大きな月のように常に自分を見ていて、それに恐怖と温かさを感じるという思いがある。
2.【日記】出目金の目は飛び出ているため、取れやすい
音質が(略)
これは普通の物語。
目の見えない美しい王女様が声が出せなくなる代わりに目が見えるようになって、美しい自然に触れて「美しい」という感情を知り、最後には自分の顔を見る、という話。
人からどんなに美しいと褒められても、自分で自分のことを美しいと思えなければ人は満足することはない。
そして本当に美しいものを知れば知るほど自分の美しさに自信が持てなくなる。
3.【日記】いつもあなたを歪んだ視界で見ています。
金魚とその飼い主の人間の恋の話。
一方的な想いと、一方的な歪んだその人の理想像からくる転落。
人はこのように分かり合うことはできず、通じ合っていると思っているのも幻想である、という月白シタンの「呪い」から発想されている。
バーチャルYoutuberとファンの話なのかもしれない。
祭りのときに側溝で死んでいる金魚を見た時のトラウマも入っている。
最後の台詞はその時の僕の台詞だ。
4.【日記】素直な人は時として幸せである
また月のモチーフの話。
月をたびたび作品に出すのはトラウマ的なものも含まれている。
月が象徴するのは、『遠くで見ている分には綺麗だが近くでみると気持ち悪いもの』で、これは金魚も同じだ。
この話は月と女の子がお話をするというファンタジーだが、これは海外の絵本から来ている。小さい頃に読んでもらった話を今も覚えている。
そしてこの作品は初めて『悪意』を書いた作品だった。
悪意を持っているのはもちろん月だ。
5.【日記】ただただ自分の愚かさを呪って重くなる腰
ウサギと亀の話はよく知られている。
天才のウサギと努力家の亀がいて怠けてしまった天才が努力家に追い抜かれてしまうという話。
これを月白シタンが再解釈した。
現実、ウサギは怠けることはない。ウサギは楽しみながら頑張っており、そして亀にももちろん優しいのだ。しかし亀はそれを嫉妬で受け取ることはできない。そんなウサギと亀の結末はいつだって同じで、ウサギは亀のことを気にせず楽しく暮らし、亀は一人で死んでしまう。
亀が幸せになるためにはどうしたらよかったのだろうか。
それは僕にも分からない。亀は僕かもしれないけれど、こんなにも悲惨ではないはずだと信じたい。
まだたくさんあるが疲れたので一旦終わりにしたいと思う。
今ならなんと不幸が無料で見れるのでぜひチャンネル登録をして、不幸を無料で体験しよう。
チャンネル:https://www.youtube.com/channel/UCkIeR8Re4WPYWgMmrX6IDpQ
月白シタンでした。
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