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22 心の底より湧き上がりくるもの

しばらく前に自動筆記についての記事を書いたんだけど、昨日その記事にコメントをつけてくれた方がいて、自分にもできるでしょうか、という質問だったので、誰にでもできますよ、という意味のお返事を書きました。

そんなこともあったので、今日は特にこれを書こうというのを決めずに、浮かんでくる言葉を書き留めてみます。

パンデミックの特例で、一年以上前にビザはとっくに切れてるのに、インドでの滞在が許可されてます。

で、たぶん今月中には出国するんだけど、そのための書類上の手続きが、今ひとつよく分からず頭の中が混乱して、奥さんとの関係も混沌としたものになっています。

ぼくは無精で腰が重く、投げやりで面倒くさがりなので、本当は不安でいっぱいでも、まーどーにかなるでしょと、やるべきことを後回しにして、暇つぶしにふけってしまうようなだめ人間なのです。

それに対して奥さんの方は、何でもきれいに整理して、あらかじめ着々と用意しておかないと、気がすまないタイプなので、それぞれが勝手にやれることはそれでいいのですが、二人一緒に帰国する、などという一大イベントにおいて、しかもパンデミックでイレギュラーなため、わたしがあたふたしているような状況では、奥さんのストレス指数はうなぎ上りで、いらいら光線がびしびし飛んできて、こちらにそれをかわすゆとりがあればいいのですが、こっちもちょっと体調悪いし、つい売り言葉に買い言葉となって、分かっちゃいるけどやめられない、でお互いに消耗する極緊張事態が頻繁に発生するありさまです。

結婚してもうじき22年となりますが、こういう葛藤状態をよくもこれだけ長い間抱え続けてこれたもんだなと、奥さんに対しても、自分に対しても、関心すること仕切りです。

うちの奥さんは、あんたとはもうこれ以上一緒にはいられない、などと平気で言うほうなので、初めのうちはこんなことを言われるようじゃ、この関係、長くは続かないのかなと弱気にもなりましたが、つき合いが長くなって分かったのは、そのように「もう無理」という奥さんの言葉に嘘はないものの、それはそのときの感情が言わせているものなので、その感情の嵐さえすぎれば、雨降って地固まる的に、それなりに安定した時期がしばらくは続くということでした。

そして、互いに怒鳴り合うようなことがじきに起きそうなところまできても、ぼくの方は最大限怒鳴ったりしないように、必死で自分を抑えるのが元々のスタイルだったのですが、そういう場面ではこちらがいくら抑えても、奥さんの追求の手は伸びまくりで決して止むことがないので、こちらは我慢した分かえって大きな爆発を起こして、お互いに悲惨な目に合う、ということも分かってきますので、ならば我慢して抑えるよりも、さっさと小さな怒りは小出しにしたほうが、お互いのためにもいいじゃないかとらこちらも方針を変えたりということもあり、また自分の中に怒りが溜まってきたときには、とにかく相手の前から離れて、相手の目の届かないところで、静かにけれど身体的に、というのは例えば全身に思いっきり力を入れたりするのですが、そんなこんなの方法で怒りのエネルギーを相手には向けずに安全に発散する方法なども覚えてきましたし、またこういう色アロな試みの大もとには、奥さんは相当熱心に、ぼくもそれなりに、ヴィパッサナ瞑想をやってることもありまして、感情に振り回されてお困りのみなさんには、この瞑想はかなりお勧めなんですけども、ああ、だいぶ話があさっての方向に向かってまいりました、こうでなきゃ自動筆記とは言えませんもんね、しかもこんなにだらだらと、文に句点も入れず申しわけありませんが、今日はまあそういう実験的な文章表現の日ということで、溢れ出てくる言葉を溢れ出すままに、余計なお化粧はほどこさずに、ただ生まれたままの姿を皆さまの前に提供するという、そんな、いつにも増して適当かついい加減なわたくしめの、よれよれに突っ走る言葉の列車遊びという次第でございました。

それではみなさん、ナマステジーっ♬

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#随想詩 #短編小説 #エッセイ #コラム #望洋亭日乗

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