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僕の見た未来。 

10年前に遡る。ある少年が一つのきっかけでこのスポーツを始めた。“サッカー”。

元々内気で体つきも弱く、細く、過去に喘息持ちなこの少年は親の薦めで空手を始めることになる。両親の心身共に鍛えるよう強くするようにとの願いを込めて。小学1〜5年にかけて空手を続け武道の道を歩み続ける中、2010年ワールドカップの試合をスクリーンで目の当たりにする。
初めてそのスポーツを目にした時、異様な光景だと感じた。その会場にいないのにも関わらずスクリーンの目の前で人々が熱狂していた。

90分間、目が離せなかった。
「これがサッカーなんだ。こんなにも心が熱くなるものなんだ。かっこいいな。」

武道の道を進み続けて黒帯2段まで取得した。ただ何か物足りなさを感じていた。だからその決意がすぐできた。辞める決意を。

両親に初めて自分のやりたい事を言った。びっくりしながらも両親は喜んでいた。どうしてだろう?当時はそう思っていたけど今ならなんとなくわかる。

そこから本格的にサッカーを始めたのは12歳の頃だった。何もかもが初めてでボールすら蹴ったことがなかった。親友に誘われて入ったチームの初練習で何もできずに2時間が過ぎて行った。でも、それでも「チームメイト」いる。それだけでも心が潤った。

僕が見た未来、小さかった僕が見た未来。
大きな声援の中でスタジアムで。
“サッカー選手になる。大舞台に立つ。”
ただ純粋に夢を見ていた。これが今の22歳の自分の支えになっている。昔の自分に感謝を伝えたい。それと同時に自分はここまで来れた。あと少しなんだよって。世界と戦ってるんだよ。

−これからは僕が作る未来−

22歳 HONGKONG FOOTBALL CLUB 所属
村越俊宏 Toshihiro Murakoshi 

香港出身の15年在住。7年間日本に移り住み大学を卒業後、香港に帰国。

現在サッカー選手として活動。来季、プレーシーズンにトップチームに帯同。香港プロリーグでの出場の目標を果たすため日々練習に明け暮れている。

Vs Rangers 
多くの観客の前で。
アストンヴィラの選手と一緒に。

読んで下さりありがとうございます。改めまして村越俊宏です。今後の自身の活動をブログにて投稿していきたいと思います。
少しでも自分の行動が投稿が誰かの原動力になれることを信じてこれからも頑張っていきます。

何卒、よろしくお願いします。

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