XP2000未満で「ナイスを押すと勝ちやすい」理由の考察
今シーズン、エリアがXP1800~1900台でめっちゃ苦戦したので、その備忘録。
XP1700台まで下がりそうだったが、人数有利になったら「ナイス」を意識的に押すようにしたら、今までの苦戦がウソのように勝てるようになりました。
考察の結論を先に言うと、XP2000未満で「ナイス」を押すと勝ちやすい理由は「味方全員に人数有利を知らせられる」からです。
XP2000以上との差は「人数状況の把握」能力
XP1900帯で30試合くらいしてXP2000以上と違いを最も感じたのは、エイムや対面力ではなく、イカランプ(=人数状況)の把握能力。
僕自身もそうだったけど、視野の広さとXPは基本的に比例する。
対面中以外は、意識しなくても人数状況が常に見れるくらい視野が広ければ、XP2100は行っていると思う。
XP1800~1900台では「やられた」や「ナイス」で味方のデスとキルに気付く事が多い。
つまり、「ナイス」を押せば、味方に「人数有利(ナイスな状況)」である事を知らせる事が出来る。
(※逆に、ナイスを押さないと味方が人数有利を見逃してしまう事がある。)
ナイスを押すと連携が取りやすい
XP1800~1900台で「ナイスが飛び交う味方」は勝ちやすいイメージがあると思います。
その理由は、
「キルを取ってくれた味方が良い気分となり、好調を維持しやすい」からではなく、
味方全員に「キルを取った(=人数有利になった)」ことを知らせるからだと推察しました。
人数状況が良くなったという情報を共有でき、味方が前に出てくれて(=連携が取れて)勝ちやすい。
だから、自分がキルを取った場合や、味方がキルを取ってくれて人数有利になったら積極的に「ナイス」を押すのが大事。
同じキルレでも、ナイスを押すだけで勝てる
XP2000未満でキルは取れているのに勝てない人は、「自分でキルを取った後、自分でナイスを押す」のがおすすめ。
僕の場合は同じキルレでも、ナイスの有無で明らかに味方の前線を上げるスピードが変わり、勝率も上がりました。
(ただし、味方の動きは毎試合変わるため、ナイスを押さなくても勝てた可能性もあります・・。)
もちろん、味方がキルを取ってくれた場合も真っ先に「ナイス」を押して、
『味方がキルを取ってくれたよっ!』って他の味方に知らせるのも大事。
(キルを取ってくれた味方の気分も良くなって一石二鳥。)
やられたを押すと勝ちにくい
僕の経験上では、XP2000未満で「やられた」を押すと勝ちにくい。
「やられた」のシグナルの意味は3パターンある。
敵がこの近くに居るから攻めろ(=人数有利の時)
敵がこの近くに居るから逃げろ(=人数不利の時)
敵居ないけどなぜ押した?(=謎)
人数状況が把握出来ていないと、①と②は適切に行動出来ない。
XP2000未満では、状況によってはイカランプも見れるけど、味方全員が人数状況を常に見られるほどの余裕はない。
(人数の把握が出来る状況の人と、出来ない状況の人が居る。)
つまり、やられたを押すと全員の意思が通じ合わず、味方がバラバラに動くので押さない方が良い。
「やられた」を押した事が負けた原因の試合
索敵のために「やられた」を出す事が多いと思うが、
同時に「味方が一人デスした」という情報も伝達するので、イカランプを見ていなかったら人数不利の動きをしてしまう。
自分が3キル取って、その後デスして3対1の人数有利の場面で、
『敵があと一人ここにいるよ!』って意味で「やられた」を押したら、味方が全員下がって敵一人にエリア確保されたw
その時に、イカランプを見る能力によって、シグナルの意味や重要性も違うのだとハッキリと気付きました。
僕の経験上では、「やられた」はXP2000以上になるまで押さない方が勝ちやすい。
簡潔にまとめると
「やられた」=前線が下がる
「ナイス」=前線が上がる
このイメージ。
ちなみに、ナイスを押すタイミングは、キルを取った時ではなく「人数有利になった時」
3キル取って、残りの1人の敵にやられた状況で
「やられた」=自分がデスした事を味方に知らせる意味になって、
「ナイス」=自分が3キル取った事を味方に知らせる意味になる。
XP2000未満の試合で、攻守が入れ替わる瞬間を「ナイス」で知らせるのはではとても有効。
だけど、それを見る余裕があるのはXP2000以上の実力がある人、というジレンマがある。
XP2000を目指している人だったら、出来る範囲で人数有利になったら「ナイス」を押すのをおすすめします。
特に、自分が相撃ちになったり、デスしている場面はイカランプを確認しやすいのでおすすめ。
(その際、マップを開いているとナイスじゃなくてジャンプ先をリスポーン選択になるので、注意。)
XP2000以上でもナイスは効果的(な気がする)
今作は強引なステジャンが多いので、キル(人数有利)を取って、ステジャンが飛んでいないのを確認して「ナイス」を押すと、
味方が「そこには敵が飛んでいない」と分かりやすく、連携が取りやすいように思います。
(逆に味方がナイスを押さずにキルした場所を離れると、僕はステジャンが飛んでいないか確認しに行く場合があります。)
ナイスを押すか押さないか、些細なことのようで意外と効果があるかもしれません。
視野を広げる方法
スプラトゥーンが上手くなるには視野を広げるのが不可欠ですが、
その第一歩は、勝ち負けに執着しすぎず(=目の前の敵に集中しすぎず)"楽しむ"ことだと思う。
試合中に今まで出来ないことをやろうとすると、失敗しやすい。
しかし、その失敗(=負け)を乗り越えないと、いつまで経っても「出来ないことが出来るようにならない」のですよね。
以前のnoteにも書きましたが、勝ち負けに執着すると長期的に上手くなり続けるのが難しい。
勝つことばかり考えていると、目の前の敵に集中しすぎて視野が狭くなりがち。
だから、視野を広げるには、楽しむ心の余裕が不可欠。
思い切って一つのルールだけでも良いので、勝ち負けを気にせず「視野を広く見る」練習だと思って、潜っても良いと思います。
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