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オタク的な考察あれこれ

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10年来のオタクが、ニッチな視点であれこれ考えます。
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記事一覧

葛藤と救済の物語。ミュージカル『ベートーヴェン』感想と考察

2024年1月14日にミュージカル『ベートーヴェン』を観劇した。ルートヴィヒ・ヴァン・ベートー…

笑いに織り込まれた自立の物語。ミュージカル「おかしな二人」感想

去る5月14日、梅田芸術劇場で「おかしな二人」の千秋楽を観劇してきた。お花様のファンクラブ…

追い求めて20年。花總まりのエリザベートを見届けて

花總まり、という稀代の娘役がいる。 私が彼女を知ったのは2002年の秋。今から20年前のことだ…

「ミャクミャクさま」が大正解だった理由を考えたけれど結論は出ず、とにかくネーミン…

3年ぶりの夏コミ(コミックマーケット100)が開催された。 コミケの楽しみ方は人それぞれ違う…

「女だから」が激突する。キントリが描く3人の働く女

本記事は、2022年1月3日に放映された「新春ドラマSP 緊急取調室 特別招集2022」の内容に言及し…

自分軸手帳2022開封の儀

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自分軸手帳を開封した30分間の呟きをお届けします。

「父親の経済力」から考える、表現のマイルストーン

某作品で「父親の経済力」という表現がありました。「表現」という、善悪を持たないフラットなものに対してどう突っ込むべきか、あるいは突っ込まざるべきかはとても悩みました。別の作品を絡めながら「時代の足跡」となる「表現」についてお話ししています。

子どもが子どもでいる世界。マルグリットはなぜ、最後にマリーアントワネットを庇った…

【はじめに】 この記事は2018年に上演されたミュージカル『マリー・アントワネット』について…

私と彼女。鬼束ちひろの話。

ここ最近、気分が滅入ることが多く、そんな時は決まって好きな音楽をひたすら流し続けている。…