tokeiya
おうちごはんレシピプロジェクト「トケイヤkitchen」としてレシピ開発をしています。 料理に関するコラム的なものをレシピを交えつつ綴ります。 「トケイヤkitchen“おもてなし”」として外食したメニューを参考にご家庭で再現できるレシピにリメイクしたものも紹介させていただきます。新作は有料記事もありますが、既存のレシピは無料です。見てみておいしそうだと思っていただけたら作ってみてもらえると嬉しいです。
カレーとひと口にいってもいろんなレシピ、スタイルがありますね。トケイヤkitchenのカレーもバリエーション豊か。気が付くといろんなカレーがありました。基本市販のルーは使わないレシピです。
全国あまたある個性的なご当地グルメ。トケイヤKitchen流のアレンジをしつつ、再現してみたレシピを集めました。
コロナ禍の運動不足で体重が増えたのをきっかけに意識しはじめた糖質制限。麺もライスもカロリーオフできるひと工夫レシピを集めました。
トケイヤKitchenの定番素材、水切り豆腐はとっても便利。キッチンペーパーで包んで冷蔵庫でひと晩水切りすると旨味が詰まって型崩れしにくく料理の幅が広がります。そんな水切り豆腐レシピを集めたマガジンです。
「ねえ、ポテトサラダ作ってよ」 彼のなにげない言葉を聞いて、わたしはちょっといらだった。 「やだ」 「どうして」 「わたしがさあ、糖質制限してるの知ってるでしょ」 そういうと、彼はわたしのベッドに寝ころんだまま、怪訝な顔になる。 「え? だってサラダだよ」 そうなのだ。彼は食べる専門。料理にはまったく興味がない。だから、じゃがいもは野菜だけど穀物で、糖質が高いということに気付いていない。 彼がこの部屋に来るようになって、三年余りたつけれど、料理を作るのはいつもわたしの役
Ich bin Dr. kurry-gari. 👨⚕カリーガリ博士の研究発表私の名はカリーガリ博士。本日は私の研究発表を諸君に教授させていただこうと思う。 まずはこの写真を見てほしい。手前にあるのはカレー。近頃では本場らしく“カリー”という呼び方も定着しておる。 その奥に並ぶ小皿は、ピクルス。いわゆるお漬物である。 今回私が皆様にお見せするのは、3種類のピクルスをカリーに合わせて食べ比べてみて、その比較をしようというわけだ。 いうなれば、 Dr. Kurry-g
故郷を離れた生活、もう何年経つでしょう。 🚅故郷への旅水があり、緑があり、それなりに街で生活の不便もなく、離れたからこそわかるその魅力。 その街で暮らしていた頃には気付かなかった、故郷のよさは日常でなくなってはじめて、認識できるようになった気がします。 外出や旅がふつうにできる、そんな世の中に戻って、年末年始、GW、夏と帰省するたびに、あの頃は特になにも思わず目にしていた景色を眺めては、きれいだなぁと思うようになりました。 いつの間にか見なれた景色が日常ではなくなり、
チキン南蛮は大好物。衣を付けて揚げた鶏肉を甘酢醤油にくぐらせ、その上からタルタルソースをたっぷりかけた宮崎県のご当地グルメです。 🍗みんな食べてる人気メニューそんなチキン南蛮は万能選手。おつまみにすればビールにも合う、ハイボールにも合う、チューハイもOK。 白ごはんに合わせてお味噌汁を添えた、チキン南蛮定食も大人気。昼でも夜でも、日本のどこかで誰かが食べてるメニューでしょう。 人気が高いだけあって、定食屋さん、洋食屋さん、お惣菜屋さんにスーパー、コンビニ、いろんなお店で
仕事をしていると、単調なんだけど、件数をこなさなくてはならない作業ってあったりします。しかもそれが、くり返される。 🏢くり返す単調な仕事15件片付けたら、次のグループの処理。またおなじ工程をいちから5件、次は50件、12件、100件、35件…。面倒ですが仕事なればやらざるをえません。 そんなとき、もし自分が順番を決められるとしたら、どんな順に処理しますか。 少ない件数のグループからはじめれば、処理済みのグループの数はどんどん積み上がります。まず最初のグループが2件、次が
鍋物というと、The和食な印象がありませんか。 たしかに、湯豆腐、すき焼き、ちゃんこ鍋とくれば、これは文句なしの和のメニュー。具材を見てみても、豆腐にお麩、ちゃんこの白菜やつみれなどなど、和だなぁという素材が目白押しです。 でも鍋物って、そもそもなんだろうと考えてみると、一気に世界は広がります。 🍲なにをもって鍋物なのか鍋で煮たものがすべて鍋物かというとそうではない。これはみなさんも共通の認識だと思います。 たとえば肉じゃが。たとえば筑前煮。たとえばさばの味噌煮。どれ
日本はカレー大国。おうちのカレーもあれば、カレー専門店、洋食屋さん、定食屋さんにお蕎麦屋さん、エスニック。外食のカレーもよりどりみどり。 カレーには、いくつものスタイルがあります。個人的な印象ですが、欧風カレーはソースがドロリとしていて、インドカレーはさらっとした感じに思います。どれもおいしくて、その日の気分で食べたいスタイルを選ぶのも、選択肢豊富な国ならではの楽しみです。 🍛愛するごろチキそんなカレーの中でも、毎年楽しみにしているのがこれ。愛称はごろチキ。 カレーソー
ちくわってそのまま食べてもおつまみになるし、おでんのように煮物にもできれば、薄く切って塩もみしたきゅうりと一緒にマヨネーズで和えたら、サラダ的な小鉢としても楽しめます。 斜めにそぎ切りにしたものをさっと炒めて、みりんと醤油をからめれば、お弁当のおかずにもなって、そうそう空いてる穴にチーズを入れたチーちく、きゅうりを詰めたちくキュウなんかもいいですね。なかなかの万能選手です。 🔥ちくわが輝く調理法そんなちくわがとびきり輝くのは、揚げ物にしたとき。 ふだん脇役的な存在のちく
すでに完成形で、メニューとして名前もあるそんな料理に、たったひとつなにかの素材を追加する。それだけで一気に料理の格が上がったりすること、ありますよね。 🍳なにかをプラスたとえば朝食の定番目玉焼き。ベーコンを敷いてから卵を割り落として焼くだけで、名前は横文字になり、そしてベーコンエッグとなったとたん、昼ごはんのメインディッシュにしてもいい気がしてきます。 たとえばカレーにカツを載せてカツカレーにしたら、一気にボリュームとわんぱく度は急上昇です。 そんなメニューは数あると思
ふと食べたくなるものってありますよね。 😋ふと食べたくなるのはたとえば突然頭にひらめくカレー。 もうそうなってしまうと、鼻の奥からいつか食べたカレーの香りの残像がよみがえってきます。 時間があるならいまから牛すじを買いにいって、そのままコトコト煮込みたい。もしなければ、お気に入りのカレーショップに飛び込むか、はたまたテイクアウトするか。 冷やし中華なんかも、暑くなってくるとそういうタイプです。そのときはラーメンじゃだめ。冷たいからといってザルそばでもだめ。あの甘酸っぱ
さて、きょうはエビを揚げてみます。 この台詞を聞いてどんなメニューを思い浮かべましたか。えびフライでしょうか、海老天でしょうか。 そう。そうなりますよね。エビを揚げると聞いて、最初に思い浮かぶのはどちらかでしょう。洋のフライ、和の天ぷら。 🍤えびフライでも海老天でもないでもね、でもですよ。エビを揚げるとき、こんな選択肢もなくはないでしょう。あったんです。きょうの自分には。たとえ誰の脳裏にも思い浮かばないとしても。 もはや、画像を見てもすぐメニューの名前を回答してもらえ
GWも終わって日常に戻った最終の週も、はや週末を迎えようとしています。いつものことながら、楽しいときは過ぎるのが早く、その直後も日常を取り戻すのに慌ただしい日々に感じます。 🕛自分の基準値ようやく現在の自分の日常が戻った頃、あらためて気になるのが体重計。ここ数年はこのあたりがいまの自分の基準かなと思う値から、上下に1.5kgくらいの範囲で上下している状態で、安定している感じです。 ただ在宅勤務の続いたあの頃、急激に変化した生活に体のペースが乱れたのか、最初の3ヶ月ほどで7
トケイヤkitchenのテーマとして、日本全国のご当地グルメをアレンジ再現してきました。 気がつくとその数、いつしか119本。ということで、今回は記念すべき120本めの記事になります。 🗾久しぶりのご当地グルメ最初の頃は、次はこれにしよう、その次はあれだみたいな感じで、ネタのほうが順番待ちしてくれている状態でした。なのでけっこうなペースでこのシリーズの記事を書いていたのですが、さすがにこれだけの数になると、よく知られたメニューはひととおり登場したかなという気がしてます。
GWをゆっくりと故郷で過ごしたせいか、まだ微妙に関西弁から標準語にモードが切り替わっていないようです。 📚抜けてへんがな関西弁ちょっとした会話の中に、関西アクセントが残ってたり、語尾がまんま関西弁だったり。ふだんまったく関西弁が出ないので、会う人、話す人が、いつもと違うキャラクターに興味深そうなリアクションをしてくれます。 そもそも関西弁って、不思議なところのある方言で、別に東京でそのまんま使ってても、会話が通じなかったり滞ったりってしないんですよね。実際、東京に住んで1
ころんと丸いこの子。 みなさん、なんと呼んでますか。がんもどき、がんも。ひろうす、飛竜頭。いろんな呼び方がありますよね。 🟡ひろうすつくりますお豆腐を潰して、野菜を混ぜて揚げたもので、もともとは精進料理のひと品だそうです。油で揚げることで、お肉の代わりになる食べごたえを生み出したんでしょうか。いまでいうアイディアメニューだなと思います。実家では子どもの頃から、ひろうすと呼んでました。 今回はそんなひろうすをつくってみたお話です。 🟡材料 ・絹ごし豆腐 ・きくらげ ・に
ことしのGWは、のんびり実家ですごしました。早いもので、大型連休もきょうでおしまい。お昼すぎには新幹線に乗り込みます。 🎌ゴールデンウィーク2024山の緑、水辺の景色ともしばらくお別れ。あんなに待ち遠しかったお休みも、すぎてしまうとあっという間です。 でも今回は日数も多くお休みを取れて、ゆっくりできました。学生時代の友人と久しぶりに飲みに出かけたり、ずっと観たかった博物館の建物を眺めたり。 こういう建築物、大好きなんです。漢字で浪漫と書きたくなるような、歴史と威厳を感じ