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今週もよしなに#12

〜今週の作り置き〜

クリームシチュー
焦げたナスの南蛮漬け
鶏のハニーマスタード
ほうれん草のおひたし
焦げたメンチカツ
キャロットラペ
手羽元のグリル(冷凍)


私にとってお弁当は自立心の原点だ。

高校時代、小さな反抗期を迎え、とにかく自力で生活できると実感したくて、手始めにお弁当を作ると決意。「冷凍食品は使わないこと」と厳しい(?)ルールを科して、決して広くはないキッチンで母とスペースを取り合いながら卒業するまで続けた。

おかげさまで毎日スペースを埋めるために作っていた卵焼きはすっかり得意料理になった。

まぁ自立と言っても食材は冷蔵庫にあるものだし、夜ご飯の残りを拝借することもあり、所詮は子どもの足掻き。それでも、早起きが苦手なくせによくやっていたんじゃないでしょうか。やってみなさいと放っておいてくれた母にも感謝している。

中途半端な自立に物足りなさを感じてひとり暮らしを始め、いよいよ本格的な自立。そのときにもタッパに詰めたお弁当を毎日持って行っていた。

職場の人からは「自分のためなのによくやるね」とたまに言われた。人のために作るのならやる気が起きるけどさぁ、と。

しかし、ここだけの話、ここだけの話だよ。
結婚して夫のお弁当を作るようになった今、お弁当を作るのが過去イチで面倒くさい。なぜだ。

家族とはいえ人のだから、ある程度ちゃんとしなきゃいけないっていうのはあるかもしれない。衛生管理も自己責任じゃないので慎重にならざるを得ない。

とはいえ自分のお弁当を作るときは、もう少しワクワクとまではいかないものの、やる気が見えていた気がするのだけど。

もしかしたら私にとってのお弁当や料理自体は、自己満足感を得るためのツールなのかもしれない。多分、自分のためなら頑張れるタイプなのだ。ちょっと社会的に心象が悪そうなベースに気づいてしまった。面倒くさいけど作ってはいるから許してくれ、夫よ。

あとは、圧倒的必要おかずの多さにおののいているのもある。作り置きできる量にも現状の実力では限度があって、足りないのだ。今回は副菜が少なくて木曜日の今日、おかずの欠品に泣いている。見積もりが甘かったぜ。

私は軽い備蓄癖があって、作り置きがなくなっていくのを惜しんでしまう。これを食べたら金曜日に食べるものがないかもって常に不安なのだ。ポケモンで言うと、マスターボールは一生使えないタイプ。いつかもっと欲しいポケモンが来たらどうするの?!ってなる。

最近、アルバイト先のおばちゃんが「うちピーク時は毎日5個ぐらい弁当作ってたで」と言っていておみそれした。まじ無理。我が家っは〜弁当屋さん!ってCMのパロディが脳内に生まれる。

自立心の原点であったお弁当を、何か自分の中で違う立ち位置に昇華できないか。今後お弁当作りにもっとポジティブに取り組むためにも、少し考えて打開していきたい。

もう木曜日ですけど、今週あと少し、頑張りましょうね。

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