KUWA

1970~80年代をピークとして日本の観光シーンを切り取りってきた「観光地ペナント」。…

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1970~80年代をピークとして日本の観光シーンを切り取りってきた「観光地ペナント」。その魅力と"あの頃"のニッポンについて書き留めていきたいと思います。ペナント蒐集・研究の先達、北澤靖さん、谷本研さんをリスペクトしてます。不要になったペナント譲り受けます!

マガジン

  • ワルモノ・スケッチ<UFOロボ グレンダイザー編>

    2024年7月放送開始の『グレンダイザーU』に向けて、予習を兼ねた自己満足企画。オリジナル『UFOロボ グレンダイザー』をワルモノ視座でレビューしていきたいと思っています。

  • 塗る活

    もともとプラモデル作りが好きなのですが、もっと時短で気軽に楽しめる暇つぶしを探していたときに「作らずに塗装だけならいいかも」と思い始めた、ソフビや消しゴムフィギュアなどの"塗り活"について書いてみます。

  • MONO-OKI~大掃除してたら出てきたMONOたち

    仕事環境の変化もあって、久しぶりに暮らしのリセットをしようと、大掃除に着手したものの、10年間溜め込んだいろいろなモノに心身共に足を取られて遅々として進まず。その中で見つけた、自分でも忘れていたオモロゲなものを紹介します。基本的には「いつまでも持ってても仕方ないなー」というモノが殆どなので、欲しい方にはお譲りしますので、コメントください。

  • ワルモノ絵

    愛すべき特撮ワルモノたちの物語を小さなマスの中に描いています。 Pixivで随時公開中。過去作品などはこちらでご覧いただけると嬉しいです。 https://www.pixiv.net/users/8363697

  • サラッとペナント図鑑

    記事形式で紹介するほどじゃないかなーと思うものをシンプルにまとめています。保有ペナントの簡易アーカイブです。

最近の記事

#02 デューク生存に血眼のベガ星連合軍

甲児くんとも秘密の共有をして、ひとつ肩の荷が下りたデュークではありましたが、ベガ星連合軍のほうはデュークの生存とグレンダイザーの存在を知って、地球侵略の前にカタをつけようとやっきになるのでした。 第3話「危機せまる白樺牧場」◉危機感まるで無しの人たち 冒頭、街を襲うミニフォー。デュークが助けようとした少女と犬が目の前で熱線によって蒸発していく描写はなかなかショッキング。結局は夢だったわけですが精神的に追い詰められているデュークの様子が解ります。 この日は白樺牧場の第7回牧場

    • 多彩でお値打ちなキットが非常に"A"!《後編》

      《前編》ではハセガワさんの1/72・Aシリーズにラインナップされている帝国陸海軍の機体を紹介しましたので、《後編》では残りの5機、大戦時から近現代までの米軍機を紹介していきます。ヘリコプターやジェット機など、プロペラ機以外の新しい世界に触れるきっかけとなったのも、このAシリーズでしたね。 ◉A-8「サンダーボルト」 A-10「コルセア」の次に作った米軍機です。アメリカの飛行機を作ってて楽しいと思うのはやはり個性豊かなマーキングの数々。部隊やパイロットのキャラクターが想像で

      • 【塗る活】続・デカケシの世界

        キン消し界の亜流アイテム、デカケシについて以前、紹介させてもらいましたが、約9cmほどの超人たちはまだまだおりまして。【塗る活】によって色彩と存在感を手に入れた彼らをドドドっと紹介させてください。当時ビフォア→アフターの写真を撮りそびれたものから10体お披露目。 ◉「テリーマン」・・・キン肉マンの良き友でありライバル ◉「イワオ」・・・キン骨マンの良き友であり・・・いや違うか ◉「カニベース」・・・古参ファンしか知らないんじゃないかな ◉「スカイマン」・・・"千のマス

        • 多彩でお値打ちなキットが非常に"A"!《前編》

          なんだかよく解らないけれど飛行機プラモ関連の投稿が、たくさんの人に見ていただいているようで嬉しいです。発掘した棚に飾ってある機体も、もう随分紹介してきましたが、今回は僕の飛行機プラモづくりのマイルストーンにしていた、ハセガワさんの<1/72 Aシリーズ>について取り上げます。 ◉飛行機プラモを楽しめるか?の試金石たち トップ画像は、僕が飛行機プラモを作る上で、ひとまずの目標に掲げていたハセガワ1/72キット「Aシリーズ」のコンプリートを達成したときに、<ホビコム>上で友達

        #02 デューク生存に血眼のベガ星連合軍

        • 多彩でお値打ちなキットが非常に"A"!《後編》

        • 【塗る活】続・デカケシの世界

        • 多彩でお値打ちなキットが非常に"A"!《前編》

        マガジン

        • ワルモノ・スケッチ<UFOロボ グレンダイザー編>
          2本
        • 塗る活
          8本
        • MONO-OKI~大掃除してたら出てきたMONOたち
          5本
        • ワルモノ絵
          7本
        • サラッとペナント図鑑
          7本

        記事

          【MONO-OKI】#5 遠い昔、はるか彼方の段ボール内で・・・

          大片付けもあらかた捨てるものは処理して、あとは溜め過ぎた資源ゴミの処分と仕上げの掃除だけ・・・となりました。今回は、好きが高じて理性に紗がかかり、まだ所持し続けそうになったMONOを、記録供養してきっぱりと捨てることにします。 ◉キリン ファイア 挽きたて微糖185g缶 キリンが2016年(平成28年)に『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』公開に合わせて販売した「スター・ウォーズデザイン ファイア 第2弾」の<挽きたて微糖>185g缶ですね。全6種類の絵柄のうち5種類揃っ

          【MONO-OKI】#5 遠い昔、はるか彼方の段ボール内で・・・

          #01 漂泊の王子、決意新たにす

          今年7月から放送開始予定の『グレンダイザーU』。その日を待ちつつ、原典『UFOロボ グレンダイザー』を復習。ワルモノたちの奮闘に焦点を当てながら、登場する円盤獣もサクッとお絵描きしつつレビューしたいと思います。 第1話「兜甲児とデュークフリード」◉逃げも隠れもしていた王子 第1話「兜甲児とデュークフリード」は、この物語の主人公である宇門大介ことデューク・フリードと兜甲児の邂逅を軸に、核となる登場人物たちのキャラクターとその関係性が解ります。 デュークはベガ星連合軍に侵略され

          #01 漂泊の王子、決意新たにす

          誰が名付けたか、もう一隻の韓国生まれの「ムサシ」発見

          前回、80年代に密かに宇宙に旅立っていた『宇宙戦艦ムサシ』の存在について紹介しましたが、実はその1年前にもう一隻の「ムサシ」が就役していた事実を入手したのでお知らせします。 ◉韓国で生まれ、なぜか日本で「ムサシ」となる 最初にこの韓国製映画のことを知ったのは2019年(6月)のtoggtterのアーカイブでした。「韓国アニメ『宇宙戦艦ムサシ』がステキ」というテキストに検索がヒットしたのです。 「韓国アニメ? なぜに韓国?」と思ったので同記事の情報を頼りに追跡調査。確かに

          誰が名付けたか、もう一隻の韓国生まれの「ムサシ」発見

          『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』。 おもしろい!「墓場の鬼太郎」前日譚。 https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B0CXMFMDTS/ref=atv_dp_share_cu_r

          『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』。 おもしろい!「墓場の鬼太郎」前日譚。 https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B0CXMFMDTS/ref=atv_dp_share_cu_r

          梶田達二設定で塗る「晴嵐」

          愛知県出身の画家で、主に少年雑誌のグラフティやプラモデルのボックスアートで名を馳せた梶田達二さんという方がおられます。ウルトラ怪獣などの絵も手掛けられていたり、僕にとっては小松崎茂さんと同じように馴染みのある画家さんです。 ◉2017年のお正月用に作ってみた トップ画像のキットは、アオシマから1963年(昭和38年)に発売された1/72帝国海軍水上機「晴嵐」です。2016年当時、飛行機プラモに絶賛ハマり中だったときにお世話になっていた<ホビコム>で、お友達への新年あいさつ

          梶田達二設定で塗る「晴嵐」

          【ワルモノ絵】ショック!ショック!すべてが異色のアイアンキング

          そろそろ【ワルモノ絵】ネタの頃合いかと思いやってまいりました。今回は昭和のアナーキスト脚本家・佐々木守さんの情熱が、これでもかと叩き込まれた『アイアンキング』から、強烈なインパクトを遺して散っていった敵対組織にスポットをあてて回想していこうと思います。 ◉とどめは人間に任せとけ!削り役ヒーロー「アイアンキング」 1972年(昭和47年)に放送された『アイアンキング』は、その異色な設定とストーリーで特撮界隈では知られた作品です。主人公を演じるのは当時既に人気俳優として活躍し

          【ワルモノ絵】ショック!ショック!すべてが異色のアイアンキング

          【MONO-OKI】#4 Official髭danceの8cmCD

          「なんじゃこりゃ?」というようなモノが出てきたので、どうしても声を大にして巷に共有したいと思います。「自分で買ったんじゃないから!」 ◉たぶん何かのパーティーでプレゼントされたモノ いつ頃もらったものかも、なんでこんなCDをくれたのかも覚えていないのですが、たぶん新品ではなくて中古品なんだと思います。この8cmCDが1995年(平成7年)5月25日に発売されてるそうなので。もらって以来、初めてまじまじとモノを見たんですが、いちいちツッコミどころの多いパッケージなので、ざっ

          【MONO-OKI】#4 Official髭danceの8cmCD

          【塗る活】塗ってこそ輝きを増す、キン消し界の日陰者

          キン肉マンの消しゴムフィギュア・"キン消し"も僕の【塗る活】を加速させたアイテムです。中でも、いわゆるメジャーなキン消しラインナップとは別に展開されていた、約9cmほどの大きさの"デカケシ"は、大きさ、ディティール、塗りやすさ、全てにおいて【塗る活】のために生まれてきたようなアイテムではないかと勝手に思っています。 ◉当時、僕らの間では主流ではなかったデカケシ 原則的にガシャポンで販売されているスタンダードな"キン消し"は、いまだにBANDAIから新作がリリースされるほど

          【塗る活】塗ってこそ輝きを増す、キン消し界の日陰者

          【出逢ってしまった人たち#6】ペナントを通り過ぎたカタギリジンの物語

          久しぶりに、ペナントにちなんだ投稿になるのでビュー数が気になるところですが、以前から欲しかったモノが手元に揃ったので満を持して記事にしたいと思います。では、いってみましょう。「ペナントに出逢ってしまった人たち」シリーズ、第6弾、ある意味、特別編と言っていいかもしれません。 ◉2012年に『ゲーム速報』さんがアップされている投稿になります。文面からするとヴィレッジヴァンガードがお好きな方なのか、仕事柄お取引のある方なのか、もしかしたらヴィレヴァンの中の人かもしれませんが、

          【出逢ってしまった人たち#6】ペナントを通り過ぎたカタギリジンの物語

          壮大なスペースオペラの幕開け、そして終焉

          たまには読んだ本のレビューでも投稿してみようと思います。もちろん僕が紹介するのは新刊なんかではなくて、昭和の香り漂う一冊。ネタバレを含む内容になりますので、ご注意ください。 ◉きっかけは『宇宙空母ブルーノア』だった 少し前にサブスクで『宇宙空母ブルーノア』を全話視聴しました。1979年(昭和54年)放送開始と45年も前の作品ですが、無人探査機を"ドローン"と呼んでいたり、軌道エレベーターが登場したり(日本アニメ史上初だそうです)と実に先進的な内容で、SF監修をされた金子隆

          壮大なスペースオペラの幕開け、そして終焉

          【MONO-OKI】#3 東映特撮ヒーローの懐かしソフビ

          大片付けで、あちこちから出てきたモノを気の向くまま紹介するシリーズでございます。今回も【塗る活】用のアイテムとしてヤフオクやメルカリ、はたまた遠方の友人からいただいた懐かしめのソフビです。いつか塗るんだとは思いますが、いつになるのやら。 ◉3体揃うとやっぱり嬉しい『アクマイザー3』 "変身しない集団特撮ヒーロー!"ということで注目を集めた『アクマイザー3』。地底世界のアクマ族と人間の間に生まれたザビタンと、彼に共鳴して仲間になったイビルとガブラ。石ノ森さんらしく、正義の味

          【MONO-OKI】#3 東映特撮ヒーローの懐かしソフビ

          ハセガワの歴代キット定点観測で眺める「零戦」の変遷《後編》

          飛行機プラモの回顧シリーズ。前回、盛大に盛り過ぎてしまった「零戦」キット紹介の続きになります。泣いても笑ってもこれで終わり。紹介済んだキットから泣きながら燃えないゴミに出しています。 「4機を同時並行で作りながら違いを知る」ということで製作した「零戦」の残り2機について、今回も同じアングルの完成写真を使って紹介していきます! 今回は謎の番号若返り機体二二型から。(前編を未見の方は、そちらから見ていただくと嬉しいです!) ◉二二型(A6M3)・・・1942年(昭和17年)1

          ハセガワの歴代キット定点観測で眺める「零戦」の変遷《後編》