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正射必中

先日、テレビを見ていたら「正射必中」という言葉に出会いました。みなさん、この言葉ご存知でしたか? 私は知りませんでした。

「せいしゃひっちゅう」と読み、由来は弓道にあるそうです。「正射」とは「正しい射法で射られた矢」を指します。「必中」とは読んで字の如しで「必ず中る(あたる)」という意味だそうです(出典:全日本弓道連盟)。

つまり、「正しい形で弓を射ることに集中していれば、弓はかならず的に当たる」という意味になります。

教えてもらったのはフランス人!

この言葉、なんとフランスの方が知っていた言葉です。その方は、ゴディバジャパンの社長を務めていらっしゃる、ジェローム・シュシャンさんです。ジェロームさんはこの言葉を、社長室の常に見える位置に掲げておられました。

ジェロームさんは、この言葉を「的に当てることではなく、正しく射ることに集中する。そうすれば必ず結果が付いてくる」と理解されているそうですす。この言葉は、フランス語で弓道の説明をしている本に記載されていたそうで、それから日本に興味を持たれ、来日して30年が経過しているそうです。

そして、正射必中の考えをビジネスに応用し、チームで「良い商品」「良いキャンペーン」「接客サービス」に集中し、売上を気にしない形で進められたそうです。実際、売上目標は2-3%増にしていたのが、実際には15%も増えたそうです(出典:「正射必中」弓道の考え方が、ゴディバの7年で売上3倍を実現した)。

自分の正射とは?

翻って、私自身のことに、この言葉を当てはめてみたいと思います。私にとって「正射」とは、なんだろうと考えてみました。

私は「世界中の困っている人々に自立できる知恵と環境を提供する」を自分のミッションに掲げています。これは弓道で考えると「的」に相当するものと思います。

この的に弓を当てる、つまりこのミッションを達成するためにするべきことが、私にとっての「正射」だと考えました。

そして、今は「シングルマザー(シンママ)」にフォーカスを当てているので、シングルマザーが自立するために必要な知恵と環境を準備することが、私の正射だと強く感じました。

What is next step?

そして、シンママが「何を望んでいるのか」「何に苦しんでいるのか」についてリサーチを実施しています。そして、その結果がまとまりつつあり、私が次にすべきことが少しずつ見えてきました。

そのタイミングで「正射必中」という言葉にめぐりあいました。おそらく「引き寄せの法則」が発動したのでしょう! 私は重要なところで「引き寄せの法則」が発動する、運のいい男なのです(そう思い込んでいるという話もありますが(笑))

ですので、今後はシンママにフォーカスしたトピックでNoteの記事を書き進めていきたいと思います。

今後ともよろしくお願いいたします。


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