桃月庵黒酒(落語家)

2022年11月1日より二ツ目に昇進させていただきました、桃月庵黒酒です。 ココはホー…

桃月庵黒酒(落語家)

2022年11月1日より二ツ目に昇進させていただきました、桃月庵黒酒です。 ココはホームページみたいなもんです。

マガジン

  • 黒酒ぶつくさ

    雲助師匠から『ぶつくさ』を引き継ぎました。 自分主催の落語会は毎回書きます。

  • 旅日記

    そんなことないのに「趣味は旅」と適当に答えていたら、旅が趣味になった人の旅日記。

  • 噺の備忘録

    噺を教わった時のこと。 噺にまつわる話。 噺に込めている想いなど。 落語を純粋に楽しんでいる方には必要ないもの。 上級者向け。

  • 40日間披露目エッセイまとめ

    二ツ目昇進の披露目を盛り上げるために始めたエッセイのまとめ。 披露目が盛り上がったかはわからない。

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出演情報(9/24更新)

※変更の可能性アリ 9/25 湯島『柳家三三独演会』先日、三三師匠の会に【お藤松五郎】を勉強しに行かせていただき、ほんの少し会のお手伝いさせていただいたんですが、 そのお礼てんでお仕事2つも頂戴しました。 去年に引き続き今年もお世話になっちゃってる。 ありがたいこっちゃで。 平日ですけど是非! 前座の代わりなのでちゃんと師匠はたっぷり聴けます。 会場:湯島天神参集殿 時間:18時開演 全席自由席(当日ご来場順に着席) 前売3600円 お申込み受付中です! HP又はお電

    • 令和六年九月廿三日 第六回黒酒八楽二人会『968』於・スタジオフォー

      八楽との同期会も六回目。 なんだかゆる〜い空気でやりやすかったです。 いつもオープニングから変な空気になりがちでしたがそんなこともなく。 ただ、ゆる過ぎてもう一人のギラギラした黒酒は「物足りなくないか?」と言っていた気もします。(お客さんの中にもいたかもしれません) まあでも、この辺は八楽が埋めてくれているはず。 ◎のめる 何も考えずに寝不足で高座に上がるとマクラで悪い癖が出る。 なんかぐちぐち言ってたな。 よくない。 謝楽祭の事とか喋る事あったんだけどな。 『のめる』も

      • 謝楽祭 2024

        九月八日は謝楽祭。 特に午前中何か用があったわけでもないですが、遅めに起きて、読書したりして、 なんとなく14時ごろから参加しました。 雨が降るんじゃないかと心配されておりましたが、実に良いお天気。 もう良いお天気すぎて、行くまでに汗だくになりました。 控え室に行くと、なぜか私にめちゃくちゃ気を利かせてくれるぽん平と、どこにでも湧いて出る枝平。 いろんな人に「いつ来てんだよ」って言われました。 三三師匠からは「桃月庵はそうだよね」って。 手伝いに来ていた芸協の銀治君。 前

        • 【2024/5/5】大阪府大東市【野崎詣り】

          大阪府大東市というのは私の生まれ育った町。 5/4が名古屋で仕事だったので、東京へ戻らずそのまま帰省した。 昨年心臓の手術をしてから母は元気がないので、県外で仕事があればなるべく実家に寄るようにしている。 家に帰ると母とセンサーミュージックバードが出迎えてくれた。 センサーミュージックバードとは、前を通るとセンサーが反応してピヨピヨ歌ってくれる鳥のおもちゃだ。 話し相手になるし可愛いからと購入したらしい。 「認知症予防にもなるしペットでも飼ったらどうか」とすすめると「私が先

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        記事

          令和六年八月三十一日『第七回 黒酒ひとり』於・なかの芸能小劇場

          台風10号が猛威を振るっていて、開催も危ういんじゃないか? と心配していたけれど、 当日は特に影響もなく。 「このくらいの天気なら行こう」ということなのか当日のお客さんが多かったように思う。 今回初めて怪談に挑戦するという事で、【もう半分】ネタ出し。 しかし先日、静岡での怪談の会で白酒が【死神】をやっていて、 「死神って怪談だったの?!」 とびっくり。 私も死神はやるので、もう半分は初めての怪談ではなくなった。 怪談噺を聞くと涼しくなる、なんて事を言う。 これは不安や

          令和六年八月三十一日『第七回 黒酒ひとり』於・なかの芸能小劇場

          令和六年七月廿八日『第六回 黒酒ひとり』於・なかの芸能小劇場

          今回のテーマが『長講やりたい』。 「本当に長講がやりたかったのか」と聞かれると「そうでもない」。 ただ毎月のテーマに困っていたし、勉強熱心でありたかっただけ。 という事で【子別れ通し】に挑戦。 70分くらいか。 得るもの多かったー。 ◎初天神 【子別れ】と、もう一席何やろうか。 何やっても蛇足な気はする。 何より子別れの稽古しながらもう一席稽古するのもしんどい。 というわけで稽古しなくてもできる【初天神】の金坊を亀坊に変えて、 先日の大阪に帰った時の天神祭のことを交えつ

          令和六年七月廿八日『第六回 黒酒ひとり』於・なかの芸能小劇場

          令和六年七月十九日『金曜日ノ夜♯4』於・落語協会二階

          何を勘違いしたのか、7/19開催と謳っておいて協会の二階を押さえていなかった。 「これは急いでお客さんに中止連絡だ!」 と焦ってドタバタ動いていたのだけれど、幸いこの日に他の落語会はなく、 圓十郎師匠が稽古で押さえているだけだったので、 すぐに圓十郎師匠に連絡をして場所を譲ってもらって事なきを得た。 もし誰かが落語会を開催していたらえらい事になっていた──が、会の直前にそんなことがあったので噺の方がえらい事になった。 ◎粗忽の釘 ネタ下ろししたばかりなので忘れないうちに

          令和六年七月十九日『金曜日ノ夜♯4』於・落語協会二階

          映画『ラストマイル』を観ました。 何を隠そう私は『アンナチュラル』のファン。 UDIラボメンバーがそのまんまで嬉しい。井浦新さんかっけぇんだ。 続編できるんじゃなかろうか。 でやはり満島ひかりさん凄い。 「何か惹き込まれる」というか「もっと知りたくなる」というか。 不思議。

          映画『ラストマイル』を観ました。 何を隠そう私は『アンナチュラル』のファン。 UDIラボメンバーがそのまんまで嬉しい。井浦新さんかっけぇんだ。 続編できるんじゃなかろうか。 でやはり満島ひかりさん凄い。 「何か惹き込まれる」というか「もっと知りたくなる」というか。 不思議。

          シネマ歌舞伎の京鹿子娘二人道成寺を観ました。 凄すぎ。 所作の美しさの天井を知ると、どんなに落語を綺麗にやっても中途半端に感じてしまいそうなので、 私は人間臭さとか気持ちの部分で勝負しようと思いました。 いやー玉三郎さんばっかり見ちゃう不思議。

          シネマ歌舞伎の京鹿子娘二人道成寺を観ました。 凄すぎ。 所作の美しさの天井を知ると、どんなに落語を綺麗にやっても中途半端に感じてしまいそうなので、 私は人間臭さとか気持ちの部分で勝負しようと思いました。 いやー玉三郎さんばっかり見ちゃう不思議。

          ゲキシネで修羅天魔〜髑髏城の七人〜Season極。 何てったって竜星涼さん。 すっご。 血糊が眼に入ってから腹切るまで凄すぎて圧倒されたなぁ。 あのシーンはやってみたいと思った。 天海祐希さんは理想の落語の女性。 声が強くておかみさんも悪い女も遊女も全部いける。 勉強になった。

          ゲキシネで修羅天魔〜髑髏城の七人〜Season極。 何てったって竜星涼さん。 すっご。 血糊が眼に入ってから腹切るまで凄すぎて圧倒されたなぁ。 あのシーンはやってみたいと思った。 天海祐希さんは理想の落語の女性。 声が強くておかみさんも悪い女も遊女も全部いける。 勉強になった。

          シネマ歌舞伎『桜姫東文章 下の巻』を観ました。 全部観終わってから解説等読んで、色々解消されました。 説明がないことは当たり前。 想像力で補完。 理解できないのは当時の人向けのお約束をそのまま残していて、現代人に寄せてないから。 以上を踏まえてもう一回観たいな。 綺麗だった。

          シネマ歌舞伎『桜姫東文章 下の巻』を観ました。 全部観終わってから解説等読んで、色々解消されました。 説明がないことは当たり前。 想像力で補完。 理解できないのは当時の人向けのお約束をそのまま残していて、現代人に寄せてないから。 以上を踏まえてもう一回観たいな。 綺麗だった。

          映画『ルックバック』観ました。 ブルージャイアント観た時もそうだけど、努力してる姿を観ると泣けちゃう。 でまたその成果が出ると小躍りしたくなるよな。 なんかこう、純粋に、黙々と、向き合いたいけど、なかなかそうはいかないなぁ。

          映画『ルックバック』観ました。 ブルージャイアント観た時もそうだけど、努力してる姿を観ると泣けちゃう。 でまたその成果が出ると小躍りしたくなるよな。 なんかこう、純粋に、黙々と、向き合いたいけど、なかなかそうはいかないなぁ。

          令和六年六月十六日『第五回 黒酒ひとり』於・なかの芸能小劇場

          暑さと寒さの落差がえらいこっちゃで、体調を崩しやすい季節。 噺家でさえ体調崩すんだから、お客さんは勿論のことで、バタバタっとキャンセル。 その上、今回は裏で雲助白酒親子会があって「もうダメだ」と思っていましたが、二ツ目の毎月の会にしては充分すぎるくらいご来場いただきました。 ありがたいことです。 今回のテーマは『NEW黒酒』。 ということで、色々と意識改革したり義太夫のお稽古始めたりと、 『芸は人なり』の人の部分をアップデートしまくった結果を見せられればと臨みました。 ◎

          令和六年六月十六日『第五回 黒酒ひとり』於・なかの芸能小劇場

          【2024/3/22】三保の松原【羽衣の松】

          昨年のお伊勢参りで、回れなかった場所が三箇所ある。 内一つが静岡県清水区。 清水次郎長の生家や三保の松原があるのだけれど、これらを見るのは完全に寄り道な上、陽の高いうちには不可能と断念した。 なもんで「いつか見に行こう」とお伊勢参りの最中にはもう既に計画していて、 そして2024年3月22日、その機会が訪れたので行ってきた。 まぁ今から三ヶ月前のことのなので、「ずいぶん更新おせぇな」とは思う。 お伊勢参り増補旅日記。 前日の21日、名古屋で白酒一門会があった。 勿論交通費

          【2024/3/22】三保の松原【羽衣の松】

          月イチ歌舞伎で『桜姫東文章 上の巻』。 綺麗。 ボーッと観てられる。 が、初心者の私はボーッと観てたら何言ってるか聴き取れない。 色々観てれば聴き取れるようになるのか? 身体の魅せ方が1番綺麗なのはやはり歌舞伎。 所作勉強になる。 しかし綺麗に落語をやるのは好きじゃなかったり。

          月イチ歌舞伎で『桜姫東文章 上の巻』。 綺麗。 ボーッと観てられる。 が、初心者の私はボーッと観てたら何言ってるか聴き取れない。 色々観てれば聴き取れるようになるのか? 身体の魅せ方が1番綺麗なのはやはり歌舞伎。 所作勉強になる。 しかし綺麗に落語をやるのは好きじゃなかったり。

          ガンダムSEEDフリーダムを観ました。 実はガンダムが好きで、ファーストから水星の魔女まで全部観ていたりします。 SEEDはど真ん中世代。 20年経っても変わらないですね。 今回はファンサービスたっぷり。 水陸両用ms推しとしてはズゴックの活躍する今作は最高の映画でした。

          ガンダムSEEDフリーダムを観ました。 実はガンダムが好きで、ファーストから水星の魔女まで全部観ていたりします。 SEEDはど真ん中世代。 20年経っても変わらないですね。 今回はファンサービスたっぷり。 水陸両用ms推しとしてはズゴックの活躍する今作は最高の映画でした。