見出し画像

「小さいもの」からは大きいものを探すべきだし、「遠いもの」からは近いものを探すべきだ。学習というオモチャの遊び方と、その楽しさ。


人生はボーッと過ごすにはあまりにも長すぎるし、骨の髄までしゃぶり尽くすにはあまりにも短すぎる。

どんな遊びにおいても「適切な遊び方」を取ることが重要である。2ヶ月もある夏休みは「星のカービィ」だけでは乗り切れない。放課後の3時間では「桃太郎電鉄」は楽しみきれない。このように「遊びと時間」は切り離せないし、それは人生を遊ぶうえでも同じことが言えるはずなのである。

ただし、そんな「遊び」の中には、どんな「時間」を仮定しても、なぜかいつまでも楽しいものもある。スマブラは酒のつまみにみんなでサクッとやるにも丁度いいし、朝から晩まで1対1で白熱するのにも丁度いい。これは遊びのなかでもある種の二面性を帯びたもので、時間を短く取る場合と、長く取る場合とでは、遊びは同じでも遊び方が違うのである。

ここで一つ人生を遊ぶうえで、あまり理解されていない衝撃の事実を明らかにしておく。人生というのは、夏休みのように「9月3日に始まる」とも、放課後のように「18時になれば鐘がなる」とも決まっていない。おおかた決まっているのは「たぶん100年以上はない」ということくらいで、それ以外は「いつ終わるかは伝えられないまま、唐突にチャイムが鳴る」という仕様になっている。遊び方と時間は切り離して考えられないのにもかかわらず、人生というものは時間を教えてくれない。

だから、多くの人はそのオモチャを前にして、「一体どうすればいいのか」と迷ってしまうのだ。それでは、実際にはどうすればいいのだろう。今回はそんな悩みを抱えるお前に向けて、ひとつの答えが書いてある。あくまで、ひとつの答えなので一般化できる保証はないが...。


____________________
ここからは有料です。

月698円の定期購読マガジンがオススメ。初月は無料。購読月の記事がすべて読み放題になります。過去記事は月別で購入できます。


https://note.com/taichinakaji/m/m171fe652c7ea/edit

読者専用のチャットルームもあり。
読者専用の秘密基地(?)も池袋に存在します。
あいまいに交流しましょう〜

____________________


ここから先は

3,564字
この記事のみ 残り3/10 ¥ 500

おすしたべる