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インターネット芸人の極意②。「序盤プレイ」は"余剰生活"で立ち回ろう。

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なぜか静岡市のサウナ施設にいる。相変わらず、たいした予定がない状態で中距離の移動を繰り返してしまう。今回は友人に「車で静岡いくけど、くる?」と誘われたので、なんとなくついてきてみた。静岡はサウナ施設が豊富なので、行ってみたかった。サウナは、とてもいい。

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そういった経緯で、なぜか静岡までタダでやってこれた。ありがたいことに、実際こうした誘いは無数にある。ただ、ぼくは特に知人の数が多い、というわけでもなく(一方的に知られている数が多いだけ)、それでも無数に「タダ乗り」できる機会がある。車だけではない。


この間、たったの2時間半。タダ乗りできるのは「東京から静岡に行く車にタダで相乗り」だけではなく、「使ってない家をタダで借りれる」ことだってある。これは本質的にはどちらも同じで、「余剰生活」の一環である。


さて、今回はインターネット芸人の極意①のつづきとして、「余剰生活」について書いていく。先に↑の記事の無料部分だけでも読んでもらえるとスムーズだ。

さっそく本題に入っていく。この記事を読んだマガジン読者は「プロ奢ラレヤーみたいに不特定多数の人間にチヤホヤされたい!」「わいもレンタル●●(その中身はたいてい陳腐である)な人をやって人気になる!」というような不毛な消耗の仕方をしなくて済むようになる。はずである。

人生序盤プレイって?

人生序盤プレイとは、端的に言ってしまえば「生活に困る」フェイズである。とにかく現在の「人生」というソシャゲの仕様は、新規ユーザーに手厳しい。必要以上のお金はもちろんないし、それを得るための情報や、人材も、そしてまた、その不足分を補うための時間までもがじゅうぶんに与えられない。このソシャゲは序盤から終盤に向けて、徐々に難易度が落ちていく仕様になっており、序盤の難易度の高さに「やめて」しまうユーザーも後をたたない(日本だけで年間2万人ちかくもいるらしい)。

さて、そんな序盤プレイを突破するには「攻略本」の閲覧が必須だ。どんどんネタバレを見ていい。序盤プレイを切り抜けた猛者たちから適切なリソースを奪い取って、自らのプレイングに役立てることが重要だ。

今回の記事は、そんな序盤プレイのユーザーたちに向けた「攻略本のひとつ」である。


そもそも「余剰」とは?

つぎに、インターネット余剰生活を語っていくうえで欠かせないのが「そもそも余剰ってなに?」という定義の部分である。ここは、特別かわった言葉の使い方をしているわけではない。

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Googleで調べて出てくる通りの意味で捉えてもらっていい。例えば、「つくりすぎて余ってしまったメシ」でもそうだし、先ほどに触れた車タダ乗りのように「3人しか乗っていない5人乗りの静岡いきの車」も、席が余剰していると言える。空き家も「本来●人が寝泊りできるが、使われていない」わけなので、同じくそうだ。

もしもあなたがなにかを「余剰」させていたら、「だれにどういった条件でなら」それを譲るだろうか。これが今回のメインテーマである。これを逆手にとって「どういった条件に当てはまる人間であれば、余剰生活を送れるだろうか?」といった話にもっていく。

インターネット芸人でなくとも、もっと大枠の「人生序盤の処世術」としても役立つ内容になっていると思う。月額マガジンを購読すると、読者専用のチャットルームに入れたり、なぞの秘密基地(池袋駅周辺)に入れるようになったりするので、よければどうぞ。

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