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レンズの種類に応じたサングラスの便利な使い分け方

アイウェアが好きで、サングラスをいくつか持っている。
ファッションとしても好きだし、機能的なガジェットとしても大好きだ。

サングラスなんて一個あれば十分とも思えるが、案外そうでもない。
シチュエーションによって最適なレンズは異なるし、使い分けができるとQOLが大きく上がる。

僕は現在、色の濃度でざっくり分けて3タイプのレンズを入れたサングラスを所有している。
濃いレンズ、薄いカラーレンズ、クリアレンズの三種類だ。
当記事では、この三種類のレンズの使い分け方を紹介する。

ちなみに前提として、僕は普段は紫外線対策を大目的としてサングラスを愛用している。
そのため、付随効果的にファッション的な楽しみにもなれば良いとは思うが、今回は実用的な観点での僕なりの使い分け方をメリット・デメリットとともにまとめておこうと思う。

サングラスレンズの使い分け方

サングラスのレンズはそれぞれの特性を理解して使い分けることで、快適さが向上すると考えている。
以下では三種類のサングラスレンズについて、その特徴、メリット、デメリットを詳細に説明する。

1. 濃いレンズのサングラス

濃いレンズのサングラスは最も一般的で、昔から多くの人に愛用されていると思う。
僕自身もいくつかの濃いレンズのサングラスを所有している。このタイプのレンズは、特にアウトドアシーンや強い日差しの下での活動時に非常に役立つと考えており、実際そのような場面で使うことが多い。

【特徴】
濃いレンズは、色の濃度が50%以上で、光の透過率が低く強い日差しを効果的に遮断するものと当記事では定義する。
最近ではほとんどのレンズに紫外線カット機能がついており、目の健康を守る役割も果たす。

【メリット】
・強い日差しの遮断
濃いレンズは強い日差しによる眩しさを抑え、目に入る光の量を大幅に減少させる。
これにより、目の疲れや不快感を軽減し、長時間の屋外活動でも快適に過ごせると思う。
・アウトドアシーンでの効果的な目の保護
アウトドアレジャーや旅行、ドライブなど、日光が強い環境で非常に重宝する。
例えば、山登りやビーチでの日光浴、長距離ドライブなど、あらゆるアウトドアシーンで持っておきたい。

【デメリット】
・視界の暗さ

濃いレンズは視界を暗くし、景色の色味やディテールを損なう。
例えば、美しい自然風景を楽しむ旅行中などでは、景色の色彩が正確に見えないため、記憶に残る風景が実際のものとは異なる色合いになることがある。
・室内での使いづらさ
濃いレンズは室内では視界が悪くなり、ストレスを感じることがある。
そのため頻繁に着脱する必要があるため、利便性に欠ける場合があると思っている。
・安全性の懸念
暗い場所やトンネル内での使用は視認性が低下し、事故のリスクが高まる可能性がある。

2. 薄いカラーレンズのサングラス

近年、薄いカラーレンズのサングラスが人気を集めている。
流行りすぎていたため僕も最初は使用することに抵抗があったが、実際に使用してみるとその利便性に驚かされた。特に色の濃度が25%程度の薄いカラーレンズが気に入っている。
個人的には、そこまで強い日差しに長時間さらされることがない環境下での日常使いとして使用することが多い。

【特徴】
薄いカラーレンズは透過率が高く、目に入る光の量を適度に調整することが可能。
レンズには様々な色があり、ブルー、イエロー、ピンクなど、ファッションアイテムとしての側面も持っている。

【メリット】
・適度な眩しさ軽減

薄いカラーレンズは眩しさを適度に軽減しつつ、明るい視界を保つ。
これにより、屋外と屋内を頻繁に行き来する場合でも、サングラスをかけたままで快適に過ごせる。
・ファッション性
多様な色展開があるため、ファッションのアクセントとしても楽しむことができる。
特に、レンズの色を変えることで個性を表現できる点が魅力。
・瞳孔の保護
濃いレンズに比べて瞳孔が過度に開くことがないため、紫外線の影響を受けにくく安全性が高いという意見もある。

【デメリット】
・強い日差しには不向き

非常に強い日差しには対応できないため、真夏のビーチや高山などの環境では十分な眩しさ軽減が期待できない。
・ファッションの好み
ファッション性が強いため、好みによっては薄いカラーレンズが合わない場合がある。しかし、レンズの色や濃度を調整することで、ある程度解決できると思う。

3. クリアレンズのサングラス

クリアレンズのサングラスは、紫外線対策として非常に効果的だが、眩しさを軽減する効果はない。
UVカット機能が施されているクリアレンズは、視力が良くメガネやコンタクトレンズを装着する必要がない人にとっても便利なアイテムだ。
僕の場合、レンズのカラーが気になるようなシチュエーション以外においては、常時クリアレンズのサングラスを使っている。

【特徴】
クリアレンズは透明で、視界を全く変えずに紫外線だけをカットする。
普通の眼鏡と見た目が同じため、違和感なく使用できる。

【メリット】
・職場やフォーマルな場での使用

見た目が普通の眼鏡と同じため、職場やフォーマルな場でも使用できる。
例えば、会議やプレゼンテーションなど、サングラスが不適切と思われる場でもクリアレンズなら問題ない。
・常時装着の利便性
視力が良い人でも、通勤やオフィス内で常にUV対策ができるため、日常的に目を保護することができる。

【デメリット】
・眩しさ対策の欠如

眩しさを軽減する効果が全くないため、強い日差しの中では他のサングラスが必要だ。
例えば、夏の炎天下やスキー場などの強烈な光が反射する場所では、眩しさを軽減するという意味では全く役に立たない。

まとめ

そんな感じで、レンズの種類に応じたサングラスの使い分け方について紹介した。
濃いレンズ、薄いカラーレンズ、クリアレンズの三種類を状況に応じて使い分けることで、目の保護と快適さを最大限に高めることができてQOLがアップする。

  • 濃いレンズのサングラスは、強い日差しを遮断し、アウトドアやドライブで大活躍するが、視界が暗くなるため、屋内での使用や細かな色彩の確認には不向き。

  • 薄いカラーレンズのサングラスは、適度な眩しさ軽減と明るい視界を提供し、日常的に使用しやすい。ただし、非常に強い日差しには対応できないため、アウトドアのハードな活動には不向き。

  • クリアレンズのサングラスは、職場やフォーマルな場での紫外線対策に最適で、常時装着が可能。しかし、眩しさを軽減する効果がないため、強い日差しの中では別のサングラスが必要。

それぞれのレンズの特徴を理解し、シーンに応じて適切に使い分けることで、目にやさしい快適な生活を送ることができると思う。
サングラス選びは中長期的な目の健康に直結するため、参考にしていただけたら嬉しい。

ではまた。

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