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22.04.28_TAGOE活動記

前回決めたように、展覧会の日程を8月に延期した。だから、展覧会に向けた緊張感というのが先伸ばしになって、すこし間延びしてしまっている感もある。自分のなかでも。しかし、これはじっくり制作に取り組める機会とも捉えてみる。やはり、メンバーみんなで作り上げたメインとなるような作品を作りたい。と、いろいろと考えを巡らせたあげく、ストップモーションの作品をそれぞれが役割分担しつつ、一つ作ってみたいと思った。しかし、大変だぞぉ。

前回の展覧会の際に、コウノスケの作品としてコマ撮りの作品を作っているものの、みんなが関わって、展開のある一つの物語をストップモーションで作るのは、はじめてのことになる。どうしたら良いものになるだろう?ゾンビがテーマでありつつ、はいやりましたよーという作品ではなくて。クリエイティビティに溢れて、きちんとメッセージがあるものにしたい。

コウノスケのストップモーション作品《門》

ぎりぎりまで自分の作業をアトリエでして、16時過ぎにビルに到着。今日はひなこさんはいないので、一人で担当。お菓子を買いに行く。サクタが体調を崩して入院中とのことで、とても心配。早く元気になってくれると良いのだけど。(みんなからのメッセージ動画とか撮れば良かったと今になって気づく)久しぶりにソウスケが参加。もう完全に"少年"という感じ。みんな揃ったところで、ストップモーション映画を共同で作ってみない?と提案して、なんとなくみんな受け入れてくれる(笑)まぁ、きっとどういったものか浮かばないのだろう。ということで、イメージを膨らませるためにも、今日はストップモーション映画の名作、ティム・バートンの『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』を鑑賞しつつ、それぞれの役割をなんとなく相談しつつ、それに紐づいた気づきをシェアしていく。

文字通り、食い入るように観る。映像の力ってすごいよなぁ。

ただ映画に没頭するだけでも十分得るものはあるのだけど、それはある意味で楽していることだから、やっぱりそこで意識的にここはどうなっているんだろう?とか。すぐ手を動かすとか、そういったことに繋がってほしい。社会には大小いろいろな物語があって、人間はある意味でそれを頼りに、あるいはすがって生きているわけだけど、できればそれを作りだせる人になれると人生はまた楽しくなるのではと思う。

サツキは背景画担当、キホはいつものようにナレーション担当、アサキは登場人物のデザインと造形、ヒマリとルアンとヒフミは美術を、コウノスケとソウスケはカメラを担当ということに。たしか、第一期の映像劇『とらわれた少女』でも同じような振り分けだったかな。さて、がんばろう。

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神奈川県逗子市の小学生&映像作家の山根晋によるアーティストコレクティブ TAGOE(たごえ)です。2020年の夏より活動をはじめ、毎期ごと…

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