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白鳥静香先生のメモ帳より ひとりの目とふたりの目 (番号未定)

白鳥静香先生のメモ帳より ひとりの目とふたりの目 (番号未定)

経験上、

自分ひとりが理解するためにものを学ぶより、

人にそれを伝えてあげたり、

人にそれを教えてあげたりするためにものを学ぶ方が

自分自身もまたそれをはるかによく理解することが

できるように思います。

これは、おそらく、

自分ひとりが理解するためにものを学ぶことは、

自分ひとりだけの目でものを見ることでしかないのに
たいして、

人に伝えたり、

人に教えたりするためにものを

学ぶことは、

その人と自分との二人の目で、

教えるのが二人なら、

自分とその人たちとの三人分の目でものを見ること

だからであるでしょう。

自分ひとりだけの目でものを見るより、

二人の目、三人の目でものを見る方が

物事がよく見えるようになるのは当然のことで

はないでしょうか?

知もまた、

人のことを考える精神、

利他的な精神からはじまるのです。

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