見出し画像

Kindle本セールで買ってみた


先日、ふと本が読みたくなって
Amazonでほしい物リストに入れていた本から、何を買おうかと考えていたら

気になっていた本がとっても安くなっていることに気づいた。


なんでだ?と調べてみたところ、
どうやら電子書籍限定ではあるがセールをやっているものがあるらしく。
知らなかった…!


ということで何冊か一気にまとめて購入した。
大人買い、と言えるほどの量ではないけれど
すごく満たされた気持ち。


本当は紙の本の方が好きなので
叶うのならば、出来るだけ紙媒体で購入したいところだけれど、
部屋のスペースを考えると、電子書籍の存在も正直ありがたいので
こればかりはなんとも悩ましいところ…。



さて、少し話が逸れてしまったけれど
この機会に買った本を、少しずつ皆様にシェアしていこうと思う。

①オタク女子が、4人で暮らしてみたら。

お互いの趣味に理解がある友人同士のルームシェアって、
新しい暮らしの形だな、と思う。

連帯感はありながらも個々は自立していて、
信頼はあれど相手のことを知りすぎてはいない、
近すぎず遠すぎない距離感も、とても理想的だ。


自分自身も、Twitter経由で同じ趣味を持つ友人たちと出会って
かれこれ数年来の仲で、

それぞれの私生活について詳しくは知らないし、
なんなら本名を知らない人も結構いるのだけど
それでも確かに信頼はおける人たちだ。
改めて考えてみると、不思議なつながりだなあと思う。



そして、どんな形であれ、他人と暮らすということは
日常に起こる様々なことをすり合わせていく努力を必要とするけれど

この本には、実際にルームシェア生活の中で取り入れられた
他人同士が心地よく暮らしていくための
様々なユニークなアイデアが紹介されていて、とても興味深かった。
家事分担等で悩んでいる方は、もしかしたらヒントが見つかるかも。


②試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。

こちら、ルミネの広告コピーから生まれた小説なのだそう。


とあるセレクトショップに訪れる女性たちが
そのショップのオーナーと一緒に服を探す中で、自分の心と向き合っていく。

出てくる女性たちが、自分と同じくらいか少し年上だからか、
うまく言えないのだけれど、なんだかとても、沁みる一冊だった。


小説の中に出てきたフレーズで、
私がとても素敵だな、と思ったものがある。

「個性」とは「人とは違う何か」だと思い込んでいた。
人と違うのが「個性」ではなく、自分らしいのが「個性」なんだ。

気づいた時には、「真面目な子だね」と言われ続けていた私は
昔「真面目」ということそのものがコンプレックスだった。

なんだか、つまらない子、面白みがない子って言われているみたいで。
別にそう言われた訳じゃないのにね。

でも色々な人に出会って、歳を重ねていく中で
真面目=人に比べてつまらない人間 ってことじゃないんだな、と
少しずつそのコンプレックスを剥がしてこられた気がする。



だからこのフレーズを見た時に、

ああ、昔の私は、
自分の個性を人と比べてたから苦しかったんだな、って
改めて気付かされた気がしている。




ではでは、また。

この記事が参加している募集

推薦図書

読書感想文

最後までご覧くださり、ありがとうございました😊 もし、この記事がお気に召しましたら、サポートいただけたらとても嬉しいです! いただいたサポートは、以下に使わせていただきます。 ①書籍の購入 ②執筆時のお供の購入(主にカフェラテ、時々甘いもの)