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【企業分析のやり方・コツ】業界・社会全体の動向まで調べる

こちらの記事が大変、好評をいただいてます!
ぜひ、読んで参考にしてください!


今回は企業分析のやり方についてです。
 
面接官は志望企業や業界、社会動向等に関する質問を多く繰り出してきます
しっかり分析して備えておくと面接で話が盛り上がりやすくなります。
 
業界により、適切なやり方が若干異なるかもしれませんが、
私のやり方を参考にチューニングしてみて頂ければと思います。
 
私のおすすめの方法は、志望企業だけでなく、業界全体、また、志望企業が協賛企業になっている協会についても調べてみることです。
項目は、以下の点を中心に整理してみて下さい。

企業について
 
・企業ミッション、企業理念、企業文化
・事業内容
・事業の強み、業界ポジション
・中長期経営計画
 
業界・協会について
 
・業界動向
・シェア
・長期ビジョン、取り組み
 
では、順にポイントを書いていきます。 

企業について

 

・企業ミッション、企業理念、企業文化

一番重要です。
その企業が何を重視する集団なのか。
それを元にどんな人材を求めているのか。
 
企業理念や企業文化には、そういったメッセージが込められています。
ちゃんと確認しておきましょう。
…企業理念に疑問を感じたら、その時点で志望する企業は変えた方が良いかもしれません。
 

・事業内容

 
どんな事業をしているかも押さえておきましょう。
求人の職種だけしか興味がない。そんなスタンスではいけません。
会社全体に興味をもって、その企業の良い点や不得手そうな点を考えましょう。
 

・事業の強み、業界ポジション

事業内容を確認したら、事業の強みや業界でどのようなポジションなのかを調べましょう。
トップシェアなのか、差別化を図って、ニッチな領域で高利益を狙うのか。
事業戦略はどうしているかを調べて、今後どんな戦略を取れば、志望企業が繫栄できそうかを考えましょう。 

・中長期経営計画

志望企業が持っている長期ビジョンを確認しましょう。
中途採用の目的は、「退職等による人員不足の解消」または、「注力分野への増強」です。
 
後者の場合は、長期ビジョンに関連する質問が面接で飛んでくることが多いです。
長期ビジョンの概要、また、それに対して自分がどう思うかを把握しておくとスムーズに受け答えできます。

新卒においても、注力分野の増強要因として配属される可能性は高いものです。自分がそこに配属されたらどんな強みを発揮できそうか。そんなイメージを持つと、ESの記載内容や面接の受け答えが洗練されることでしょう。
 
以上、企業についてですが、企業のみの分析では、不十分です。
業界まで視野を広げて整理をしておかないと、
「何故、同業他社ではなく、ウチの会社なのか?」

と追及された際に良い回答を提示しにくくなります。

業界について

企業分析をさらに深く行うために、業界まで広げて、分析しましょう。
業界を分析する上でオススメな手法は、その会社が協賛企業となっている協会のホームページを活用することです。
 
例えば、以下のものがあります。
 
自動車会社:日本自動車工業会
電力会社:電気事業連合会
鉄鋼会社:日本鉄鋼協会
ガス会社:日本ガス協会
化学会社:石油工業協会
 
このような協会のホームページには、
「業界の全体像」「業界の課題」「業界の今後の動向」「世界に対して、日本業界の立ち位置」
などなど、業界についての理解を深める有用な情報が記載されています。
これを活かさない手はありません。
 
業界・協会について 

・業界動向

業界全体がどの方向に進もうとしているかを確認しましょう。
その中で、志望企業はどんな戦略を取っていこうとしてるのか。
それに対して、自分はどう考えるかを整理するとよいです。 

・シェア

業界のシェアは把握しておきましょう。
志望企業の順位の他、国内のトップ3、世界のトップ3はどんな会社を確認しましょう。
 
何故、うちの会社なのか?と聞かれた際には、シェア上位の他社とどう違うかを意識して回答すれば、説得力が増します。
また、志望動機もブラッシュアップされます。 

・長期ビジョン、取り組み

企業についての項目でも述べましたが、
長期ビジョンに基づいて求人が出されることが多いため、
業界全体の長期ビジョンは是非とも確認しましょう。
 
特に最近は、脱炭素(カーボンニュートラル)、アフターコロナ、海洋プラスチック問題等に対しての取り組みを意識する業界が多いです。
 
協会のホームページでそれらについてまとめた資料があれば、
読んでみて、自分がどう考えるかを整理しましょう。
 
企業分析だけでなく、業界全体を分析することがおすすめです。
また、分析して知識を習得して満足するのではなく、
「自分がどう感じるのか」「自分だったら、どうすればよいと思うのか」まで考えることが大切だと思います。

業界についての調査には、下記の書籍もおすすめです!
業界の動向や、各企業が業界のどのポジションにいるのかが、わかりやすくまとまっています。


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