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SNSにおけるデザイナーの情報インプット術

こんにちは。ちゅうさんです。
最近SNS、主にXでデザイン界隈はいろんな投稿や記事が飛び交って、様々な意見が目に入ってきますね。

極端な意見に心をざわつかせたり、自分の意見とは違う意見を見てハッとしたり、思慮が足りないと凹んだり…いろいろ皆さん感じていると思います。

このnoteでは特定の記事を取り上げることはしません。いろんな情報から自分の心を守るためでもちゃんとインプットはするために…。私がしていること、そしてこれからも可能ならしていきたい情報インプットの方法を紹介します。

まさに3年前のこの記事の精神的続編!合わせてこちらの是非!


SNSでバズっている投稿や記事を見つけたら

時系列に沿って私がやっていることを書いてみます。

①心に従い直感的に反応してみる

まず記事や投稿を見たら、その時に思ったことを吐き出してみてください。
そこに間違いはありませんし、1つの意見でしかありません。

勢いでXとかで投稿できる人はそれでもいいでしょう。Momentum!
でも難しいとか怖い人は、会社のチャットなどの雑談やデザイン系トピックスのチャンネル。もしくはTimes(分報)に引用してみましょう。

間違っているかな?いいのかな?という気持ちは大事ですし、じっくり読んで意見を言いたい人もいるかもしれませんが、その時感じたものを1度書き出すことで、後々の振り返りに繋がります。

②クローズな環境で話してみる

もしあなたの周りのクローズドで会話ができる環境があるなら、そこでまずは話してみるといいかもしれません。

私の場合社内のSlackチャンネルで会話したりしています。鍵付きでもDMでもいいかも。

心理的安全性が確保できる場所で、内々で会話することで一旦思っていることや感じたことを話してみましょう。それが多少論点とずれていたり、極端でも見れる人は限られています。

安全な環境で対話することで自らの視点を深堀りし、他者の視点を得ることが大事です。

③どんなポジションや視点で書いているの考えてみる

ここまででなんとなく頭の整理はできているはず。
そこで今一度記事や投稿を読み直してみましょう。

投稿者/筆者がどのような視点でそのデザインの話や、事例を取り上げたりしているのか俯瞰的に見てみることでわかることがあります。

  • 極端なこと書いているけど、こういう芸風の書き方なんだな

  • ユーザーが読むこと想定していない記事なんだな

  • プロダクトデザイナーの視点なんだな

  • デザイン業界に向けての発言だな

などなど。

その人の視点を考えてみることで、書かれてはない背景や抜けている文脈などを推察し、その記事や投稿の解像度を上げることに繋がります。

④いろんなリアクションや意見を見てみる

ここまで来ると心に余裕が生まれていることでしょう。SNSをもう一度開いてみるときだ!

時間しばらく経つと知り合いのデザイナーから、名前の知られているあんな人、どこかのCEOまでいろんな方の反応を見れるでしょう。

「勉強になる!」「その通り!」、「これはない」、「こういうことなんだろうけど、うーん」みたいなの。

もし気になる投稿があればじっくり読んで、そのリアクションをしている方の背景などを調べてみてください。
デザインの記事にPdMとて、アクセシビリティの専門家として、などなど…いろんな視点の意見があります。

自分がいる環境とは異なる意見を得ることで、見え方を変え知識をアップデートすることに繋がります。

⑤1回寝かしてみる

まぁ疲れただろうし、1回離れよう!寝よ!!

離れることで落ち着かせましょう。俯瞰的に記事や他の方の意見を見ていたとしても、そこは人間。語り口調や言い方など気に入らない、ムカつくとかもあるでしょう。

心を落ち着かせるために本業に集中、集中!(今までしてなかったんかい)

⑥振り返って改めて自分の考えを書き起こす/会話してみる

1回寝かせてみると、いろんな視点を取り入れたことでふわ〜と脳が開けていきます。なんか急にスピリチュアル。

ここで自分が最初に反応したときの意見と、違う意見になっていることに気付きます。
あー、こういう考え方もあったよな…というように自分の最終意見的なものが出てきたりするのです。

それをぜひアウトプットしてみてください。SNSでも社内のチャットでも構いません。
最初に書きましたが余程極端でない限り間違った意見はありません。アウトプットしてなんぼです。

とある記事に対しての意見を翌日にTimesに書いたもの

アウトプットすることで新たな議論を呼び、そこから更に新しい視点を得たり、視座を高めたり、視野を広げたりできるかもしれません。

べつに波に乗らなくていい

SNSでいろんな情報を見ていると疲れると思います。極端だったり、ちょっとずれてたり、自分と正反対の意見が出てたり。

でもそれを追わなくても別にいいんですよ。死なないし。あくまで数ある知識の1つでしかないです。

疲れちゃった人はとりあえずお茶飲もう!ね!
小島よしおもお茶飲めって言っているし。

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