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EU圏内の入出国情報(アフターコロナ)


こんにちは! Aoneko( @blue_cats03)です。

普段は「Aoneko Lab」というサイトに記事を投稿しています。

今回は、新型コロナと欧州連合(EU)の移動についてです。

新型コロナウィルスの感染拡大を防止するため、EUで制限されてきた加盟国間の移動が、2020年6月15日から、本格的に再開されましたので、各国の移動の緩和状況を整理しました。


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EU内移動の緩和状況は、上図に示しましたが、各国の移動緩和状況は以下のとおりです。

【①フランス】
6月15日から入国制限撤廃
【②ドイツ】
6月15日から国境開放
【③スペイン】
6月22日から旅行者受け入れ
【④イタリア】
6月3日に国境開放
【⑤デンマーク】
6月15日にドイツなど3カ国の旅行者受け入れ
【⑥スウェーデン】
国境封鎖なし
【⑦イギリス】
国境封鎖なし。入国者は2週間の自粛隔離

自国の事情優先が窺える

同じEU圏内といえども、イタリアのようにひと足早く制限を解除した国がある一方で、デンマークのように制限解除に慎重な国もあります。

EUは本来、加盟国の一体性が求められますが、今回のEU内の移動に関しては、自国の事情を優先させる動きが目立ったといえます。


移動再開は夏の観光シーズンを見越して

国連世界観光機関(UNWTO)の国際ツーリズム統計では、海外旅行者数ランキングにて、フランス、スペイン、イタリア、ドイツなどが、世界のトップ10に入っており、EU主要国にとって国際観光は外貨獲得に直結するため、簡単に切り捨てることはできません。そのため、コロナの感染拡大のリスクがあるにせよ、夏の観光シーズン入りを前に移動の緩和にいたりました。

特にイタリアは、観光業が主要産業の一つであるため、一時、新型コロナウィルスで世界最多の犠牲者を出していますが、6月3日に国境を開放し、観光客をいち早く呼び込むための先手を打ちました。

ギリシャも同様に観光業への依存度が高いため、2020年6月15日から日本や中国などEU圏外の国の旅行者も独自の判断で入国を受け入れるようになりました。


イギリスの入国

イギリスは、2020年6月8日以降、入国者は14日間の自己隔離を義務づけており、違反者は1,000ポンド(約14万円)の罰金が科せられます。


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このnoteではイギリスに関する情報を発信していますが、イギリスもようやく、ロックダウンが緩和されはじめ、先週からマーケットも活気が戻ってきました!


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