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感情と広告。

感情とは、喜怒哀楽がある。
それを言葉や態度で表したものを指しているのだろう。
感情なしの物語はない。

小説や漫画には、この感情を発信し、キャッチする場面は沢山でてくる。
読者は、それを感じ
怒ったり、笑ったり、泣いたり、悲しんだり、寂しくなったりするのだ。

感情を客観的に学ぶには小説がよい。
だが、最近ではアニメや漫画もよいと思う。

勉強は、決まった内容を羅列されているから
面白くなく感じる。
だが、何かしらストーリーが絡んでくると
とたんに関心が湧く。

歴史などは、何年な何が起こったかをテストされるが、登場人物や社会背景から、
何にムカついたかとか、何がわかると急に話が入ってくるものだ。

勉強や仕事の本には、この感情が実はあまり出てこない。話がわかりやすいものは、誰かの感想が書いてあるのではないだろうか?

あまり興味がないものでも、気がつくと
感情が入る事で、興味を持った経験はないだろうか?
日曜日の朝に見た番組で、
見ず知らずの子がスポーツを頑張っていて、一生懸命な姿に感情を動かされたりする。

感情がない無機質なものは、興味を失いやすい。感情の伝わり方とは、本当に大切だ。

では、広告ではこの感情をどう考えるか?

特にデジタル系は、
CVなどの成果主義にかたより、
奥ゆかしさは微塵もない。
このあたりはいつも残念に感じる。

デジタルコンテンツの中でも、
webライティングはエモーショナルライティングというものがあり
感情を刺激し、CTAさせるものもある。
これは素晴らしい。
こちらの活動をnoteでされている方がいる。
記事も拝見しているが、文章は
心にスッと入ってくる。

広告は、
やはりオフラインのキャッチコピーは素晴らしい。
テレビ、電車の吊り、雑誌などなどだ。
感情を動かされるのは、もちろんのこと
自分には、ない価値観を提案してくれるのだ。

それはとてもとても、
贅沢なことかもしれない。

そのコピーを読んでいる間、
ちょっとした時間だが、幸せな気持ちになれる。
想像が膨らむ文面は好きだ。

今は今の流行りの良さがあるが、
オフラインもなかなか捨てたものではない。

マーケティングは、
みんなに笑顔や感動、幸せになってもらえるものを目指したいと思った。

いいコピーを
デジタルでもゆっくりゆとりを持って
見れる環境があれば
次の世代にも、
心動かすことができるかもしれない。

現代人は忙しすぎて、
感動する余裕すらないのではないかと
少し心配になった。

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